ケチは節約とどう違うの?
まず初めに、ケチと節約はどう違うかについて解説していきます。ケチと節約は似たような言葉ですが、違っている部分があります。ケチは、必要な出費さえ削り、自分本位に何事にもお金を出し渋ることです。節約は、目的を持って無駄なお金の出費を減らし、貯金を増やしていくものです。節約の場合、必要な出費は払っていき、使う時には使う、抑えられるところは抑えると、時と場合に合わせてお金の使い方が変わってくるのが特徴と言えます。ケチは、時と場合に合わせて変化することなく、何事にもお金を出し渋る傾向が強いです。また、自分だけでなく、人にも絶対にお金を使いたくないと考え、行動する傾向があります。
ケチな女性の特徴
続いて、ケチな女性にフォーカスを当てていきましょう。ここでは、ケチな女性の特徴について解説していきます。ケチな女性がお金に敏感なのには、それぞれに理由があることが多いです。まずは、その女性が、あなたの彼女が、なぜケチになってしまったのか、お金に敏感なのか。その理由を明らかにしていきましょう。その理由がわかれば、あなたがケチな女性の心を理解する時に、気持ちを掴みやすくなるはずです。
お金を使うことに罪悪感がある
お金を使うことに罪悪感があることで、ケチになっている女性もいます。幼少期にお金に苦労した経験があったり、両親からお金に対して厳しい教育を受けていたりしたことで、お金を使うこと自体に罪悪感を持ってしまっているのです。こういった罪悪感は、性格にも影響を及ぼし、なかなかなくなりません。そのため、大人になっても感覚が抜けないケースが多いのです。お金を使うたびに罪悪感を感じてしまうとなると、辛いものがありますよね。そんな辛い思いをしてしまうなら、とお金を使わない選択を無意識に選んでしまう女性もいるのではないでしょうか。
お金に関して将来に不安を感じている
将来を考えると、お金の不安を感じてしまう女性は多いです。結婚、妊娠出産などのライフイベントや、思うように働けなくなる日が来るかもしれないという恐怖から、お金が足りるのか不安になってしまう女性もいます。より現実的に物事を考えやすい女性だからこそ、将来のことを現実的に考えれば考えるほど、お金の不安を感じてしまうことも。もし、あなたの彼女がケチになっている原因が、将来への不安なのであれば、不安を共有し、一緒にライフプラン、マネープランを考えていけば、解決することもあるでしょう。
お金を一番信頼している
過去に、人間関係で嫌な思いをしたことがある人は「お金は裏切らない」とお金に1番の信頼を置いてしまうことがあります。人間関係は、いつか壊れてしまうかもしれないけど、お金は大丈夫と考えてしまうのです。お金に1番の信頼を置いている人は、お金がなくなってしまうと「自分には何も無くなってしまう」と恐怖を感じてしまうことがあります。何も無くなることだけは避けたい!と、お金に執着してしまっている可能性も。あなたの彼女がこのタイプであった場合は、人間関係への不安や恐怖感を少しずつ解消していく必要があります。まず、彼女がどんな不安や恐怖感を抱えているのか、本音を聞き出してみましょう。
ケチな女性を見分けることはできる?
付き合った後に「え、こんなにケチだったの……」と恋人の価値観を知ることもありますよね。事前にわかっていたら付き合わなかったのに……と考える人もいるのではないでしょうか。ここでは、ケチな女性の見分け方について解説していきます。付き合う前や、交際中の彼女の言動に違和感を感じる場合は、何かしら自分と価値観が違っている証拠かもしれません。価値観の違いに気づいた時は、その時点で一度、価値観のすり合わせをしてみるのも良いでしょう。感じた違和感や不安は、できるだけ早いうちに確認し、解決できるようにしてみてください。
支払いで自分が得をしようとする
ケチな女性は、割り勘を渋る、財布を出さないなど、支払いで自分が得をしようとする傾向があります。「デート代は男性が払うものでしょ?」と認識している女性は、支払う気が全くないことも。ケチな女性でなくても、デート代は男性が払うものと認識している女性はいるため、その線引きには少し注意が必要です。私生活や自分の買い物にはお金をしっかりかけているけど、デート代を出さない女性の場合は、ケチな女性ではなく、そのような価値観を持っている女性ということになります。私生活やファッションなど、自分への出費も削っていて、デート代も出さない女性の場合は、ケチな女性である可能性が高いでしょう。
なかなか物が処分できない
彼女の家を訪ねてみたら、物だらけ!そんな、物を処分できないタイプの女性は、ケチな女性の可能性があります。新しい物を買うということは、その分の出費がありますよね。その出費が惜しいからこそ「まだ使える!」と物を手放すことができないのです。その結果、なかなか物が処分できず、家は物だらけに。また、とにかく安いものを!と考えて物を買う女性にも少し注意が必要です。もし、あなたの彼女に、なかなか物が処分できない、とにかく安い物を買おうとする傾向があるならば、ケチな部分があるのかもしれません。
冠婚葬祭や交際費にお金を出し渋る
冠婚葬祭や交際費は、比較的大きな出費になることが多いですよね。ただ、自分の力で金額を少なくできることはあまりなく、1人いくらと決められているケースがほとんどだと思います。ケチかどうかに限らず、決まった額のお金(仕事先の飲み会代など)については「払いたくないな」という気持ちになる人もいますよね。ただ、決まりだから仕方ない、と払うことが多いと思います。そこで、値段の交渉をし出したり、出し渋る時間が長かったりする女性は、ケチな女性の可能性がかなり高いです。一律にお金を徴収するような場面での彼女の反応を確認すると、ケチかどうかが見えやすくなってくるでしょう。
電車やタクシーなど交通費を出したがらない
電車やタクシーなどの交通費は、意外と大きな出費になります。ただ、労力や時間、コスパを考えると、使った方が上手く予定をこなせることも多いと思います。交通費に対して、なるべく出したくない様子がある女性は、ケチな女性であるかもしれません。距離がある移動についても「歩けるよ、歩こうよ」となるべくお金のかからない手段で移動しようとすることが続いていたら、ケチである可能性が高いでしょう。ただ、純粋に徒歩移動が好きで、なるべく電車に乗らないことを選んでいる人も中にはいます。このタイプの女性とケチな女性は、交通費以外のお金を普通に使っているか、使っていないかで判別することができます。
財布がカード類でいっぱい
財布がカード類でいっぱいな彼女も、ケチな女性の可能性があります。最近は、ポイントカードが充実してきており、ポイントを貯める活動「ポイ活」という言葉が流行ってきていますね。ポイントを貯めれば、お金を使わずに無料でサービスを受けられることもあるため、ポイ活に必死になる人が増えています。彼女が、大量のポイントカードを持ち歩いていたり、スマホでのポイ活に勤しんでいたりする場合は、ケチな女性の可能性もあるでしょう。ただ、ポイ活をする人の中には、目標の貯金額を達成するために、ポイントを貯めている人もいます。そのため、一概にはケチな女性と言えないこともあるので、少し注意しておきましょう。
ケチな女性との結婚はアリ?
もし、付き合っている彼女にケチな部分があった場合、結婚が少し不安になってしまうこともあると思います。ここでは、ケチな女性との結婚はアリかどうかについて解説していきます。ケチな女性との結婚は、デメリットもあれば、メリットもあります。そのどちらもしっかりと把握した上で、彼女との結婚を考えてみてください。メリット、デメリットを把握した上で選んだ決断であれば、後悔なく結婚生活を過ごしていけるでしょう。
ケチな女性と結婚するデメリット
ケチな女性と結婚すると、何かと不自由さを感じてしまうことがあるかもしれません。夫婦で財布を統一し、妻が家計管理をする形になれば、友人とのお出かけや趣味のコレクションなど、自分がかけたいお金を、かけたいところにかけられなくなってしまう可能性があります。また、何事も妻の許可を取らなければならず、許可が降りなければ何もできない……と束縛されているように感じてしまうことも。また、自由に使えるお金が少ないことで、なかなか友人と遊びに行けなくなってしまい、交友関係が狭まってしまう可能性もあります。
ケチな女性と結婚するメリット
結婚すると、結婚式や子育てなど、何かと大きなお金がかかることが多いですよね。ケチな女性と結婚し、家計管理を妻に任せると、無駄使いをしないため、自然とお金が貯まっていきます。そのため、結婚式や子どもの大学入学など、必要な時にはまとまったお金ができている可能性が高いです。きちんと貯金ができているとなれば、将来的なお金の不安を抱えにくくなることもあります。自分があまり頑張らなくても、将来への見通しが立ちやすくなるところは、ケチな女性と結婚するメリットと言えるでしょう。
ケチな女性との付き合い方
ケチな部分は気になるけれど、彼女のことは好き。そんな男性もいるのではないでしょうか。彼女と今後も付き合ってはいきたいけど、どうしたら上手くやっていけるのかわからない。そんな時は、今からご紹介する3つのポイントをチェックしてみてください。付き合い方を工夫することで、ケチな部分がある女性とも楽しく日々を重ねていくことができるはずです。お互いの価値観をすり合わせながら、お互いを受け入れながら、関係を深めていきましょう。
なるべくお金のかからないお付き合いをする
ケチな女性と付き合う上では、なるべくお金のかからないお付き合いをすることが大事です。デートも、なるべくお金を使わないような内容にするのが良いでしょう。ただ「これくらいならいいかな?」と思う基準は、人によって違います。そのため、彼女自身に「デートはどれくらいの予算にしたい?」などしっかり確認することが大切です。そして、彼女の思いだけでなく、自分の価値観もしっかり伝えるようにしておきましょう。その上ですり合わせをし、お互いに納得できていれば、モヤモヤした気持ちを抱えることなく、交際を楽しんでいけるでしょう。
前もって金額を調べて明確にする
今後の交際やライフイベントついて、いくらかかるかわからないことが不安になり、お金に敏感になってしまう女性もいます。将来かかるお金や普段のデート、旅行にかかるお金については、前もって金額を調べ、明確にしておくと、不安が和らいてくでしょう。不安が和らげば、お金への敏感さも和らぎ、前よりお金を使いやすくなることもあります。彼女がケチであることの裏には、彼女の本音や不安が隠されていることもあるので、しっかりと向き合うようにしてみてください。また、お互いの誕生日デートやプレゼントについても、相談できるのであれば、設定金額をある程度決めておくと良いでしょう。
ケチであることを前提に付き合う
交際を続けていくうちに、彼女のケチな部分を直していこう!と考えている男性もいるかもしれませんね。ただ、基本的に人を変えることはできないと思っていた方が良いです。彼女を変えられた!と感じることがあったとしても、それは彼女が無理をしてあなたに合わせた結果であるだけかもしれません。関係を長続きさせていくのであれば、相手を変えるのではなく、お互いを受け入れることが大切です。彼女がケチであることは前提として、関係を続けていくようにしていきましょう。
ケチは価値観の違い、必ずしも悪いことばかりではない
ケチであると聞くと、ネガティブなイメージを持つ人が多いと思います。ただ一言にケチといっても、その裏には、育った環境で得た価値観や不安、本音など、人それぞれに抱えているものがあることもあります。彼女にケチな部分があるとわかった時はまず、彼女がお金に対してどんな価値観を持っているのか、その価値観はどうして形成されたのかを探ってみましょう。彼女の価値観を理解することで、彼女がケチである理由が見えてくるはずです。ケチであるか、ケチでないかは、いわゆるお金の価値観の違いです。お互いの価値観をすり合わせ、話し合いを重ねることで、2人が上手く関係を続けていくための妥協点が見つかることもありますよ。2人の妥協点が見つかれば、お互いに無理しすぎることなく、関係を続けていくこともできるでしょう。