こころの悩み

フィーリングが合うってどんな感覚?恋愛や結婚に大切な感覚の違いや特徴を解説!

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.09.11 公開
2023.11.10 更新
カップルやご夫婦に付き合ったきっかけを聞くと「フィーリングが合った」という言葉を聞くことがありますよね。タイプではなく、自分の希望の条件とも違っていても、フィーリングの良さで相手を選ぶ人は意外と多いです。でも、「何となく」の感覚で彼氏や結婚相手を選んでいいの?と少し不安にもなりますよね。そこで今回は、フィーリングが合う人と合わない人の違いや特徴について解説していきます。恋愛や結婚において、大切になってくるフィーリング。なぜ大切なのかについても、一緒に確認していきましょう!
この記事を読んでわかること
フィーリングが合う人とは「会話のテンポや笑いのツボが同じ」「価値観が合い、自分らしくいられる」というような感覚を指します。逆に、変に気を遣ってしまう、マナーが合わないなどの相手は、フィーリングが合っていないことの特徴とも言えるでしょう。フィーリングは、自分の本音や直感を大事にすることで見えてきます。恋愛をするとき、結婚相手を見つけるときは、ぜひ大切にしてくださいね。
もくじ
1. フィーリングが合うとは? 2. フィーリングは結婚に大切? 3. フィーリングが合うと感じる瞬間 4. フィーリングが合わないと感じる瞬間 5. フィーリングが合う相手に出会うポイント 6. フィーリングが合う相手と幸せな結婚を

フィーリングが合うとは?


そもそもフィーリングが合うとは、どういう意味なのでしょうか。フィーリングとは、感覚や感触といった意味があります。そうなると、フィーリングが合うは「感覚や感触が合う」という意味になりますね。頭で考え「この人は〜だから素敵、好き!」となるのではなく、イメージや感覚で「なんとなく良いな、素敵だな、落ち着くな」となるのが、フィーリングが合うということです。恋愛や結婚に限らず、フィーリングが合うかどうかは、人生のさまざまな判断で使われています。例えば、洋服を選ぶ時、飲食店を選ぶ時、就職先を選ぶ時など。何かに迷っているけど、頭では決めきれない時、最後の1歩を決めるのはフィーリングであることが多いです。フィーリングは、これまでの経験や自分の好みなどが積み重なってできています。そのため、自分でもわかっていない、自分の本音を表していることもあるのです。

フィーリングは結婚に大切?


結婚となると、人生の本当に大きな決断になりますよね。そのため「本当にこの人で良いのかな」と悩んでしまい、自分の気持ちがわからなくなってしまうこともあると思います。そんな時に大切にしてほしいのが、フィーリングです。なぜなら、フィーリングは、迷子になった気持ちを整理し、引き出してくれることがあるからです。ここでは、結婚でフィーリングを重視するメリット、デメリットについて紹介しながら、フィーリングは結婚に大切なのか解説していきます。恋愛や婚活をしていて、自分の気持ちがわからなくなってしまったことがあるという方は、参考にしてみてくださいね。

フィーリングを結婚に重視するメリット


フィーリングを結婚に重視すると、結婚相手と居心地の良い関係性が続く可能性が高いです。また、相手を好きだと思う気持ちが長続きしやすいメリットもあります。居心地の良さは、言語化することが難しい感覚的な部分です。そのため、「何となく」説明がつかないところで相手の良さを感じていることが、結婚を決める上での大きなポイントになることもあります。フィーリングを結婚に重視することで、条件だけでなく、雰囲気や感覚、本能的な部分で相手を好きになることができるのです。逆に、条件だけで相手を選んでしまうと、フィーリングが合わないで、本当に相手を好きになれず苦しんでしまうことがあります。

フィーリングを結婚に重視するデメリット


感覚的に「なんか良い!この人だ!」と思って結婚しても、その他の条件的な部分を何も見ていないと、後悔してしまうことがあります。フィーリングは大切ですが、それだけになってしまうと、結婚を失敗してしまうこともあるのです。フィーリングだけに頼りすぎてしまった場合、欠点や自分と合わない部分を見つけた時に「こんな人だったの?」と後でがっかりしまうこともあるので、注意しておきましょう。

フィーリングが合うと感じる瞬間


マッチングアプリや婚活パーティーなど、初対面の相手でも「居心地が良い人」「緊張する人」など言葉では言い表せない感覚が相手に対して生まれることがありますよね。ここからは、どんな瞬間にフィーリングが合うと感じるのかについて、解説していきます。気になっている人や恋人と過ごす中で、どんな瞬間に相手の良さを感じたか、思い返しながら進めていきましょう!

会話が弾み、テンポが合う


恋活や婚活をしていると、さまざまな男性と話す機会があります。その中で、話が弾む男性もいれば、話題がなく、全然話が弾まない男性もいると思います。話していて、自然と会話が弾み、会話のテンポや話し出すタイミングが合う人がいた場合、その相手は、あなたとフィーリングが合う人である可能性が高いです。フィーリングが合う人とは、頑張らなくても仲良くなれる傾向があります。そのため、いつの間にか仲良くなっていたり、いくらでも話せると感じたりする相手は、フィーリングが合う人である可能性が高いのです。

笑いのツボが同じ


笑いのツボが同じ彼と一緒にいると、楽しさが2倍になることもあります。いつも同じようなポイントで笑っている、同じようなポイントで盛り上がる相手は、フィーリングが合う人である可能性が高いでしょう。笑いのツボが同じである相手とは、物事や人に対して、同じような見方、考え方をしていることが多いです。そのため、共感できる部分が多く、自然と仲良くなっていきます。婚活では、「一緒にて楽しい」という点も重要なポイントです。笑いのツボが同じ相手は、楽しい時間を共有できる相手でしょう。

価値観が似ている


例えば趣味や好きなもの、嫌いなものが一緒であったり、人生で大切にしているものが近かったり。価値観が似ている相手とは、付き合いがうまく続き、安心できる関係を築きやすいです。価値観が似ている相手とは、思考の最終到着地点が近くなりやすいです。そのため、話をしたり、時間を共にしていったりする中で「私もそう思っていた!」と分かち合えることが増えていきます。また、価値観はあまり似ていないけど好きな相手がいる場合は、お互いの価値観を受け入れられるか、価値観をすり合わせていけるかが大切なポイントです。

長時間一緒にいても気疲れしない


少しの時間しか一緒にいなくても、ドッと疲れてしまう相手っていますよね。逆に、どれだけ一緒にいても気疲れしない相手は、あなたとフィーリングが合う人である可能性があります。長時間一緒にいても気疲れしないということは、あまり相手に気を遣わないで過ごせているということでもあります。あまり気を遣いすぎず、肩の力を抜いて心地よく一緒にいられる相手は「自分のことをわかってくれている、わかり合える安心感」がある相手とも言えるでしょう。性格が合う相手と一緒にいると、居心地が良く落ち着く場合が多いです。

自分らしくいられる


自分らしさを見せられる人が限られていると感じる人は、意外と多いのではないでしょうか。職場などのコミュニティの中では、本当の自分とは違う自分で過ごしていることもあると思います。鎧をつけた自分ではなく、本当の自分を見せられる相手は、フィーリングが合い、波長の合う相手である可能性が高いです。自分らしさについては、知り合ってすぐにはオープンにできないこともあるので、自分らしさを出せないからといって、すぐに心配する必要はありません。ただ、知り合ってからしばらく経つのに、自分らしさを出せないという場合は、フィーリングが合わない、相性が合わないことも考えられるでしょう。

フィーリングが合わないと感じる瞬間


ここでは、女性が男性に対してフィーリングが合わないと感じる相手や、フィーリングが合わないと感じる瞬間について解説していきます。人間同士であるため「どうしても気が合わないな」と思う相手がいるのは、何もおかしいことではありません。ただ、知り合ってすぐだと、本来気が合う相手であっても、まだ仲良くなれていないことがあると思います。まだ仲良くなりきれていないだけなのか、本当にフィーリングが合わないのか、判断がつかない時は、参考にしてみてくださいね。

会話が盛り上がらない


あまり会話が盛り上がらないまま終わってしまう時は、フィーリングが合わないと感じてしまいやすいです。努力しないとなかなか会話が続かなかったり、ふわふわとした中身のない会話が続いてしまったりする相手とは、フィーリングが合わない可能性があります。また、相手から会話を続ける努力を感じない場合にも、フィーリングが合わないと感じるかもしれません。一緒にいて、自分だけが相手との関係性を良くしようと頑張っているように感じる場合は、すでに無理をしてしまっている可能性もありますよ。

一緒にいると無理をしてしまう


一緒にいると、本当の自分を隠してしまったり、相手に合わせてしまったりして、無理をしていると感じる相手とは、フィーリングが合っていないことがあります。知り合ってすぐは仕方がないこともありますが、時間が経っても無理をしている状態が続くようであれば、相手とフィーリングが合わない可能性も考えていきましょう。無理をした状態で、恋愛、結婚を進めてしまうと、いつか限界が来て、心が爆発してしまうこともあります。相手に、自分をさらけ出せる安心感を感じられるかどうかは、相手を見極める際のポイントとして、大切にしてみてくださいね。

マナーや常識の基準が違う


デートをしている際などに、マナーや常識の基準が違うと感じる相手とは、もともとの価値観が大きく違っていることがあります。そのため、フィーリングが合わないと感じる瞬間も多くなりやすいです。マナーや常識の基準が違う相手と一緒にいると、恋愛というより、人として合わないと感じてしまうことも。例えば食事のマナーや常識のズレの度合いによっては「一緒にいるのが恥ずかしい」とまで感じてしまうこともあります。大人になってから、人にマナーや常識を教え、相手を変えるのはとても難しいことです。友達なら許容できても、マナーや常識の基準が違うと感じた相手とは、結婚相手として相性が合わない可能性が高いと考えておくと良いでしょう。

金銭感覚が合わない


共に過ごす中で、相手との金銭感覚のズレを感じた瞬間は、フィーリングが合わないと感じやすいです。例えば、相手がケチで、お出かけデートができなかったり、出先で恥ずかしい思いをしてしまった経験があったり。そういったことが重なると「この人はないな」と考えてしまうことがあります。また、お金遣いが荒く、毎回のデートに大きな出費があったり、ギャンブルが好きであったり、借金を抱えていたりする場合も交際や結婚を躊躇してしまいやすいでしょう。これまで一緒に過ごしている時に、金銭感覚のズレを見つけることがある相手を人生のパートナーにしようとしている場合は、価値観をすり合わせていけそうなのか、無理そうなのか今一度考えてみてください。金銭感覚の違いによっては、ライフスタイルにも価値観の違いが現れていることので、注意しておきましょう。

気を遣う


相手の気持ちを察して動いてしまったり、気を遣ってしまったりする瞬間は、フィーリングが合わないと感じやすいでしょう。長い時間を共に過ごしていく相手とは、お互いに同じくらい思いやりを持って、支え合う必要があります。相手は自分勝手に過ごしているのに、自分だけいつも気を遣っているとなると、いつの間にかストレスや悩みが溜まり、疲れてしまうことも。いつも自分の気持ちを押し殺し、彼を気遣って過ごしてしまっていると感じる場合は、注意が必要です。その状態で、長期的な恋愛や結婚に進む前に、自分の本音を共有したり、価値観のすり合わせをしたりしながら、バランスの取れた関係性を目指してみてください。

フィーリングが合う相手に出会うポイント


最後に、恋愛や結婚の相手として相性の良い、フィーリングが合う相手に出会う方法について解説していきます!長い人生を共にする相手とは、自然体で一緒にいられる居心地の良さがあることが大切です。そんなフィーリングの合う相手、気を遣わずにいられる相手とは、どのようにしたら出会えるのでしょうか。恋愛や婚活をする上で、大切にしてほしい出会いのポイントをしっかりチェックし、フィーリングが合う運命の恋人を探していきましょう!

直感を大切にする


フィーリングが合う相手に出会うためには、直感を大切にすることが大事です。結婚を見据えた相手を選ぶとなると、大きな決断であることで、どうしても頭で考えてしまいがちなります。ただ、頭で考えると、自分の本音がわからなくなってしまったり、自分の本音を無視してしまったりしてしまうこともあります。実際に、直感は、これまでのあなたの環境や好き嫌いの傾向、経験など、さまざまな要素からできているものです。直感を大切にすることで、自分の本心により近い選択ができる可能性が高くなるでしょう。

条件や理想にこだわりすぎない


恋愛や結婚で失敗したくないという思いから、婚活で出会い、付き合う相手の条件や自分の理想に強いこだわりを持ってしまう人は多いです。ただ、条件や理想を求めすぎると、出会える相手の幅を自ら狭めてしまったり、相手を心から好きになれなかったりすることがあります。いくら条件が良くても、相手のことを心から好きになれないと、結婚を後悔してしまう可能性も。今は、年収や仕事が条件や理想に当てはまっている相手でも、年を重ねるにつれて、当てはまらなくなることもあります。条件や理想のみで結婚してしまうと、それがなくなった時に、相手といる理由がなくなってしまうことがあるのです。恋愛や結婚において、フィーリングが合う相手に出会うには、条件や理想にこだわりすぎず「相手自身を好きになれそうかどうか」で考えるようにしてみてください。

フィーリングが合う相手と幸せな結婚を


フィーリングが合う相手とは、仲良くなるスピードがとても早かったり、わかり合える部分が多かったりすることで、距離を縮めやすいです。ただ、結婚という重大な決断となると「居心地は良い相手だけど、それで良いのかな?」と判断を迷ってしまうこともあります。好きな人と結婚して、長い人生を一緒に歩む相手には、自分らしさを見せられ、肩の力を抜いて一緒にいられることが大切です。そうすることができないと、ストレスや不満を抱え、結婚生活が窮屈で辛いものになってしまう可能性があるからです。頭で考え、答えが見えなくなってしまった時ほど、自分の本音や直感を大切にし、フィーリングが合う相手と、素敵な結婚を叶えていきましょう。


結婚相談所イノセント代表:坂田
婚活でフィーリングが合うかどうかを見極めることは難しいものです。ではどうやって判断するかというと、他の人と比べてみることです。これまで出会った異性と比べて、自然に話題が出てきたり、緊張せずに話せたり、シンプルに楽しいと感じるかどうかを基準にすること。そうすると、色々な相手と出会う中で、目の前にいる人が自分とフィーリングが合うかどうかを感じることができるようになりますよ。