こころの悩み

結婚相手には何が大事?大切な結婚の決め手を見つける方法をチェックしよう

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.11.29 公開
結婚は、人生の大きな決断です。そして、結婚相手を決めるのも、とても重大な決断になりますよね。幸せな結婚をするために、後悔しないために、何を大切にして相手を選べばいいのか、悩んでしまう女性は多いです。今回は、結婚相手には何が大事か、大切な結婚の決め手を見つける方法について解説していきます。後悔のない結婚をするためにも、結婚の決め手を見つける方法をチェックし、理解を深めていきましょう。
この記事を読んでわかること
結婚相手に本当に大事なものは何?と聞かれた時に、条件もその一部であることは否定しません。ですが、性格の相性や自分にとって相手を好きになれるかを抜きにして、結婚を決断することは難しいでしょう。条件については、必要なものだけを絞り、あとは共に補い合う気持ちが大切です。その上で、大切な結婚の決め手とは、お互いの価値観を尊重し合い、居心地良く過ごせる、お相手のことを心から大切に思えるかなどが重要です。
もくじ
1. 一般的に婚活で重要とされる結婚相手の条件 2. 条件を重視した婚活で難しいこと 3. 結婚相手に本当に大切なこと 4. 結婚前に確認しておきたいこと 5. 自分に合った結婚相手を見極める方法 6. 自分にとって大切な条件を見つけよう!

一般的に婚活で重要とされる結婚相手の条件


まず初めに、一般的に婚活で重要とされる結婚相手の条件について紹介します。人それぞれ、結婚相手に望む条件は違いますが、一般的に重要とされている条件があります。あなたが、婚活で相手に求める条件と一致するところはあるでしょうか。あなたが思う、結婚相手の条件を改めて見つめ直しながら、考えてみてくださいね。
 

年齢


自分の年齢から±10歳までなど、結婚相手の年齢に条件がある女性もいます。年下すぎるのも、年上すぎるのも嫌という方もいれば、いくら離れていてもいいと考える方もいるでしょう。大きな年齢差がある場合、将来的に子育てや介護などがふたりの問題になってしまいやすく、結婚により覚悟が必要になってしまいやすいです。そのため、問題が起きづらい年齢差にとどめようとする方が多い傾向があります。
 

経済力


結婚は、現実的な生活であるため、生活するためのお金は欠かせません。また、子どもが欲しいと考えている女性の場合、子どもを産み育てるために必要なお金を捻出していかなければなりません。自分のライフプランとして、子どもを考えている女性は、より結婚相手に経済力を求める傾向があります。特に、子どもが1人以上欲しい女性、子どもを産んだら専業主婦になりたいと考えている女性は、相手に経済力を求めやすいのです。
 

学歴


なるべく学歴のいい男性と結婚したいと考える女性は、多いです。自分の彼として、夫として自慢できるような学歴の男性には、なんだかんだ惹かれてしまう方が多いでしょう。また、自身も学歴が高い場合は、同程度やそれ以上の学歴の男性を求める傾向があります。レベルが大体同じだと、コミュニケーションがスムーズに取りやすく、子どもの教育方針等もまとまりやすいことがあるのです。また、子どもの教育に力を入れたいと考えていることで、相手の学歴を重要視することもあります。
 

婚歴


自分が初婚だと、相手にもできれば初婚であって欲しいと考える方が多いと思います。相手に離婚経験があるとなると「今回も失敗してしまうのではないか」「何か問題がある男性なのではないか」と不安になってしまいやすいです。また、自分の親族からも、相手の離婚歴がマイナスのイメージを持たれてしまうことがあるかもしれません。
 

容姿


自分の生涯のパートナー、最後の恋愛の相手として、ある程度自分の好みの容姿であることを、結婚相手に求める女性は多いです。どタイプとまではいかなくても、自分の許容範囲の中に入っていて、生理的に無理だと感じない相手を選びたいと考えています。交際、結婚生活では、相手とハグやキスなどの身体的な接触をすることも考えられるため、ある程度の相手の容姿が好みであることも、ときには大切になってくるのです。
 

生活力・生活環境


共働き夫婦が増え、結婚するにあたって共働き前提で進めていきたいと考えている女性は多いです。そのため、家事を協力できる生活力がある男性だと、結婚のイメージが沸きやすくなります。また、結婚したらふたりで暮らすのか、夫の実家に住むのか、自分の実家で一緒に住むのか、別居婚をしていくかなど、結婚後の生活環境が自分の理想に合うものなのかもとても大切です。相手にとても惹かれていたとしても、結婚後に相手の実家に住まなければならない、別居婚をしなければならないとなると、悩んでしまう方もいるでしょう。
 

条件を重視した婚活で難しいこと


婚活では、さまざまな男性の条件をチェックしていく機会が多いため、条件を重視して考えてしまいがちです。ただ、条件を重視するからこそ、結婚相手を決めるのが難しくなってしまうこともあります。条件重視の婚活では、どんなところが難しくなってしまうのか、確認していきましょう。
 

価値観や相性が合わないと結婚に踏み切れない


希望の条件に合っている男性がいたとしても、価値観や性格が合わないと結婚に踏み切れないことが多いです。価値観や性格が合わない男性とは、スムーズに会話が進みづらく、なかなか距離が縮まらない傾向があります。また、長い人生をともにしていくうえで、価値観や相性が合わないと、揉めごとになりやすく、一緒にいて気疲れしてしまうことも。価値観や相性が合うことは、居心地の良さにもつながってくるのです。
 

結局好きになれないと悩む人が多い


条件が自分の理想通りだったとしても、相手を好きになれないことで悩む女性は多いです。人生の大きな決断である結婚で、好きじゃない相手を選ぶとなると、悩んでしまいますよね。ときめきやドキドキが重視される恋愛と結婚はまた違いますが、好きになれるかどうかを判断基準にする女性は多いのです。そのため、異性としてまったく見られない相手との結婚には、頭を悩ませてしまう女性が多い傾向があります。

結婚相手に本当に大切なこと


 続いて、結婚相手に本当に大切なことを解説していきます。日々さまざまな男性の条件に目を通していると、相手を選ぶ基準が「より条件のいい男性であるか」になってしまいがちです。そうなると、あなたと相性や価値観が合うかどうかをしっかり見極められず、結婚後に後悔してしまうことも。結婚相手を選ぶうえで本当に大切なことは何なのか、改めて考えていきましょう。

素の自分を出せる


 デートの日だけ会うのではなく、結婚相手とは毎日生活をともにすることになります。そのため、緊張するような相手ではなく、素の自分を出せる相手であることが大切です。いくら好きでも、相手の前で自分らしくいられないとなると、気疲れしてしまいます。その生活が長年続いていくとなると、幸せよりストレスが大きくなってしまうこともあるでしょう。

話し合いができる


好き同士とはいえ、意見が合わないこともありますよね。そういうときに、しっかり話し合いができるかどうかは、人生のパートナーとしてとても大切です。感情的になり、毎回ケンカになってしまうとなると、結婚生活で苦労してしまう可能性も。ただ、話し合いができるかどうかは、知り合ってすぐにはわからないこともあるため、判断が難しいです。少し仲が深まり、素が見せられるようになってきてから判断するようにしてみましょう。
 

お互いの価値観を尊重できる


実際にうまくいくカップル、夫婦は、お互いの価値観を尊重できるという特徴があります。お互いの価値観を尊重できるからこそ、感情のぶつけ合いではなく、話し合いができるのです。お互いの価値観を尊重できることは、お互いを大切にすることにもつながっていきます。恋人と価値観の違いを感じたとき、相手の価値観を否定してしまう、自分の価値観を否定されてしまうのではなく、まずは尊重できるかどうか。この点を、大事にしてみてくださいね。

お互いに歩み寄りができる


お互いの価値観を尊重でき、そのうえでお互いに歩み寄りができると、ふたりにとっての答え(妥協点)が見つけられるようになっていきます。歩み寄りができれば、お互いの考え方の違いを愛していきながら、ふたりとしての答え(妥協点)を探すことができるのです。例えば金銭感覚が違ったり、衝突することがあっても、価値観の尊重、歩み寄りができる相手となら、話し合いで壁も乗り越えながら進んでいくことができるでしょう。

心から大切に思い合える


 シンプルではありますが、お互いへの思いやりの気持ちは、とても大切です。愛を持って、相手を大切に思う気持ちがあれば、自然と相手の気持ちに寄り添い、理解しようとすることができます。相手の男性は、あなたのことを大切にしてくれているでしょうか。日々の言動から、愛を感じるでしょうか。そして、あなたは相手を心から大切に思えているでしょうか。愛を持つことができているでしょうか。共に愛を持って思い合えているかどうかは、シンプルでありながらとても大事な条件です。

結婚前に確認しておきたいこと


続いて、結婚前に確認しておきたいことについて解説していきます。結婚相手を選ぶ際、結婚を決める際には、相手の条件だけでなく、結婚後のライフプランについても確認をしておく必要があります。結婚前に確認しておかないと、結婚してから実現したいライフプランの違いを知って、後悔してしまう可能性も。結婚生活を長続きさせるには、結婚後にどんな生活をしていくのか、どんな家族になっていくのかというところまで考えながら、婚活を進めていきましょう。

子どもに対する考え


 結婚したら子どもが欲しいか、2人目、3人目も考えているのかなど、子どもに対する考えは、結婚前にきちんと話しておくことをおすすめします。子供に対する考えは男女で異なることが多いです。結婚前に話しておけば、結婚後に揉めてしまうことも少なくなっていきます。また、お互いが実現したい結婚生活、ライフプランがあまりにもかけ離れている場合は、違う相手を選ぶことで、お互いに幸せになれることもあります。早くに違いを理解しておけば、早くに対処することもできるため、事前にしっかり話し合っておくことが大切です。

結婚後の働き方


 結婚後は共働きでやっていくのか、専業主婦(主夫)家庭としてやっていくのか。結婚後のお互いの仕事や働き方についても、それぞれの希望を確認しておくことが大切です。理想とする結婚生活の形が違うと、結婚後に揉めてしまったり、ストレスを溜めてしまったりする可能性があります。また、理想の暮らしができないことが理由で、結婚したことを後悔してしまうことも。まずは、結婚したらどんな働き方をしていきたいのか、相手の考えを聞いて、自分の考えをしっかりまとめ、意見を伝えるときに備えておきましょう。

自分に合った結婚相手を見極める方法

 
一般的に、婚活で重要とされる相手の条件はありますが、結婚相手を決めるうえでは、自分とって重要な条件で相手を選べているかが大切です。みんなにとっていい男性ではなく、あなたにとっていい男性を選んでいくのです。最後に、結婚相手を見極める方法について解説していきます。あなたらしい結婚生活を送るために、どんな相手を選んだらいいのか。どんなポイントを意識して、相手を選べばいいのか。自分に合った結婚相手を見極める方法を確認していきましょう。

本当に大切な条件だけを残す


「結婚で後悔したくない」という思いが強くなると、多くの条件を完璧に満たす男性を探すようになってしまいやすいです。少しでも条件から外れると「この人はなし」と考えてしまうケースもあります。自分に合った結婚相手を選ぶためには、自分にとって本当に大切な条件だけを残すようにすることがカギです。「これだけは譲れない」という大切な条件を見つめ直し、それに合った男性を探すようにしていきましょう。結婚相手選びで悩んでしまったときほど、本当に大切な条件を軸に考えてみてくださいね。

旅行やプチ同棲で長時間一緒に過ごす


 結婚相手とは、長い人生をともに過ごしていきます。家族として、一緒に暮らしていくことを考えると、結婚相手は、緊張する相手ではなく、一緒にいてやすらげるような居心地の良い相手であることが大切です。ただ、たまに会ってデートをするだけでは、なかなかこの部分が見えづらい傾向があります。その場合は、長めの旅行やどちらかの家でプチ同棲をして、長時間一緒に過ごしてみるのが安心です。長時間一緒に過ごすと、お互いの相手の知らなかった部分が見えてくるようになるため、ともに暮らすパートナーとしてのイメージがしやすいのです。長時間一緒に過ごしてみて、それでも変に気を使ったり、気疲れしてしまったりすることがなければ、あなたの結婚相手として考えてもいい男性だといえるでしょう。

自分の直感を大切にする


 「しっかり相手を見極めないと」と必死になった結果、頭でばかり考えてしまい、なかなか答えが出せないことがあります。大事な決断だからこそ、頭で考えてしまいがちですが、直感も大切にして決めることが大切です。直感は、あなたの過去のさまざまな経験や出来事によって形成されています。そのため、あなたの本能的な「好き」や「嫌い」を表現していることもあるのです。なんとなく好き、なんとなく惹かれる、なんとなく嫌い。そんな「なんとなく」の気持ちは、あなたの本心に近い感情であります。大事な判断だからこそ、頭で考えるだけではなく、直感も大事にして考えてみてくださいね。

自分にとって大切な条件を見つけよう!


一般的に婚活では、年収や学歴、容姿などの条件を大切にして、相手を決める傾向があります。もちろん、ある程度、自分が理想とする条件が揃っていることは大切ですが、1番は「あなたに合う相手かどうか」が大切です。あなたに合う相手かどうかを見極めるためには、まずあなたの「結婚相手に譲れない条件」をしっかり見直すことが大切です。そして、あなたの譲れない条件に合っているか、あなたと価値観が合っているかどうかが大切になっていきます。重大な決断だからこそ、頭でばかり考えてしまうこともあるかもしれませんが、あなたの直感も信じてみてくださいね。みんなにとってのいい男性ではなく、あなたにとってのいい男性を探す。「みんながこう選んでいるから」ではなく、自分がいいと思った人であるかを大事に、自分の気持ちに自信を持って、進んでいきましょう。