付き合うのが怖いのはなぜ？
ここでは、付き合うのが怖い理由について解説していきます。付き合うのが怖いと感じる人の理由は1つではなく、さまざまなパターンが考えられます。自分自身の性格や経験値、認識から恐怖が生まれていることもあるでしょう。また、過去の記憶や経験から恐怖が生まれていることもあります。恋愛に前向きになるためには、まず今のあなたが抱える恐怖の理由を明確にすることが大切です。あなたはどの部分で付き合うことに怖さを感じているのか、考えてみましょう。紙に今あなたが思う浮かぶこと、思っていることを言葉にして書き出し、その後に整理するのもおすすめです。
今までに付き合った経験がないから
何事も初めてやることは怖いですし、不安になりますよね。今までに付き合った経験がないからこそ、初めてのことに怖さを感じてしまい、一歩が踏み出せないこともあります。また、年齢が上がるにつれて、付き合った経験がないことを引かれてしまうのではないか……と不安になってしまうこともありますよね。引かれてしまうかもしれないという気持ちが、付き合う恐怖をより一層引き立ててしまっていることも。未知の世界への恐怖が関係しているのが、この理由です。
嫌われて別れる未来が怖いから
好きな人と付き合えた場合、とても幸せな気持ちになれる一方で、別れたら全てが終わってしまう……と不安になってしまうことがあります。付き合わなければずっと好きな人でいられたのに……良い関係のままでいられたのに……と後悔を感じてしまうことも。付き合う前から別れる未来を想像し、付き合う恐怖を感じてしまう人は意外と多いです。「関係が壊れるくらいならこれ以上の進展は望まない、今のままで良い」と一歩踏み出さずに、現状維持を望まれる方もおられます。
好きな人に対して、もし踏み出せば一緒に幸せに過ごせるかもしれません。でも、その後、彼氏と何かの拍子で関係性が崩れてしまうかもしれないという不安。そうなってしまう可能性があるくらいなら、現状の維持を選ぼうというお気持ちもよくわかります。好きな人が好きな人でなくなってしまう恐怖、今の関係が終わってしまう恐怖は、あと一歩が踏み出せない原因になりやすいでしょう。
過去の恋愛経験がトラウマになっている
過去の恋愛経験がトラウマになっていると「またあんな思いをするなら……」と付き合うことが怖くなってしまうことがあります。トラウマによって「もう恋愛はしない」と恋愛から身を引こうとしてしまう人も。トラウマは、自分で思っているよりも根深く心に刻まれてしまっていることが多いです。そのため、克服することは簡単なことではなく、時間と労力がかかってしまうこともあります。トラウマが理由で付き合うことが怖い場合は、まず自身のトラウマと向き合うことが必要です。時間をかけて、少しずつ過去として受け入れられるようにしていきましょう。
セックスが怖いから
セックスをしたことがなくて怖さを感じてしまっていることもあれば、過去のセックスで嫌な思いをし、セックスに怖さを感じてしまっていることもあります。お互いにプラトニックな関係を望んでいる場合や、どちらかがセックスを望んでいない場合もありますよね。その場合はセックスがない恋愛関係を築くのもアリです。ただ、付き合った先にはセックスがあると認識している人が多いため、交際後はセックスをする雰囲気になってしまうことがあるでしょう。セックスは、心や体に影響することなので、相手がしたいと思っているから、と無理にする必要はありません。セックスが怖いと感じるのも、あなたの大切な気持ちです。もし今後、好きな人と付き合うことがあった場合は「セックスが怖い」と正直に相手に話してみてくださいね。また、セックスが怖いのは、未知の世界だからということもあります。知らないからこそ怖くなってしまうこともあるので、自分でセックスの知識を深めてみるのも1つの選択です。セックスの知識は、いつかセックスをする時のためだけではなく、あなたの心や体、大切な人の心や体を守るために大事な知識でもあります。
付き合うのが怖いと感じる人の特徴
付き合うことが怖いと感じる理由は、人それぞれですが様々な理由があります。では、付き合うのが怖いと感じる人に特徴はあるのでしょうか。ここからは、付き合うのが怖いと感じる人の特徴について解説していきます。付き合うのが怖いと感じる人の特徴とあなたの性格は、重なるところがあるでしょうか。共通点を探しながら、あなたが抱える怖さを深掘りしていきましょう。
恋愛経験が少ない又は全くない
恋愛経験が少ない、全くない場合は、慣れていないからこそ怖さを感じてしまいやすいです。うまくいかないのではないか、失敗してしまうのではないか、と不安になりやすい傾向があります。
八方美人で人に嫌われたくない
八方美人で人に嫌われたくない性格だと、嫌われることに怖さを感じてしまいやすくなります。嫌われたらどうしよう……とすぐに考えてしまうため、嫌われる可能性がある行動は回避してしまうことも。その結果、好きな人はいても、付き合うというアクションを起こすことはできないことが多いです。
警戒心が強く用心深い
警戒心が強く用心深いと、何が起こるか分からない未知の世界には飛び込みにくいですよね。そのため、告白して成功するか分からない、付き合っても長続きするか分からないという不確定事項が多い恋愛は、足を踏み出しづらくなります。
コンプレックスがある
毛深さや体型、身長や体臭などにコンプレックスがあると、恋愛に怖さを感じてしまいやすい傾向があります。付き合うと、距離が近くなったり、身体的な接触があったりすることもあるため、コンプレックスを知られてしまうのではないか……と怖くなってしまうのです。コンプレックスを知られたら嫌われるかもしれない、受け入れてもらえないかもしれないと思うと、不安になってしまいますよね。
付き合うことに前向きになれる方法
ここからは、付き合うことに前向きになれる方法について解説していきます！付き合うことへの怖さは、その理由を明確にし、対処していくことで乗り越えられることもあります。まずは、自分の気持ちにしっかりと向き合い、怖さの理由を明らかにする。そして、少しずつ怖さを乗り越えながら、付き合うことを前向きに考えられるように進めてみましょう。
付き合うことの楽しみに目を向けてみる
付き合うことの楽しみに目を向けてみることも大切です。付き合うことに怖さを感じていると、付き合うことへの不安ばかりが頭に浮かんでしまうと思います。そこで大事なのが、付き合うことの楽しみに目を向けてみることです。意識的に楽しみなことを考えてみることで「付き合ったら楽しいことが多いかもしれない！」と前向きな気持ちが生まれることもあります。
異性の友人を作る
異性の友人を作ることも、付き合うことに対して前向きに捉えられるヒントを得られることがあります。恋愛のことはあまり考えすぎずに、まずは異性の友人を作ってみましょう。異性とのやり取りを増やすことで、異性との関係構築に慣れていくことができます。異性との関係構築に慣れると「こういう人なら自分に合うかもしれない、楽しく恋愛できるかもしれない」と新しい気づきがあることも。自分が苦手だと思っていることも、慣れていないだけで、実はそんなに苦手でないということもあります。今後の可能性を広げていくためにも、異性との交流や出会いの機会を増やしてみると良いでしょう。
付き合う前に相手をよく知る
「付き合う前に相手をよく知る」ことも大切です。相手のことがあまり分からないからこそ、幸せになれる未来が描けず、不安を抱いてしまうこともあります。「この人となら楽しくやっていけそう」という思いで交際を始められるようにするため、付き合う前に相手をよく知っておくことが大切です。例えば、これまでは2〜3回のデートで告白をされてokしていたなら、5回は会ってみよう。「自分の心が安心してから」と決めるのも良いですよね。相手を信頼できるようになれば、安心感が生まれ、不安は少しずつ消えていくでしょう。
男性不信で付き合うのが怖い場合は？
過去の経験やトラウマで男性不信になってしまっている女性もいるのではないでしょうか。男性不信になってしまっている場合は、無理に恋愛をしようと思う必要はありません。まずは、信頼できる女性の友人に話せるようであれば、自分が抱えている気持ちを話してみてください。なかなか知り合いには話せそうにない場合、自分の力で解決できなさそうな場合は、カウンセリングを受け、プロの力に頼るのも大切です。一人で抱え込まずに、時には他人を頼ることも大事にしてみてください。
付き合うのが怖い人がやってしまうNG行動
付き合うのが怖い気持ちがあると、無意識に恋愛の空気を避けるような行動をしてしまったり、考え方が偏ってしまったりすることがあります。無意識での行動となると、自分では気づきにくいことが多いです。ここでは最後に、付き合うのが怖い人がやってしまうNG行動を紹介していきます。自分もやったことがある、よくやってしまうことはないか思い返してみましょう。
告白されそうな雰囲気になると避ける
告白されるということは、恋愛が始まる可能性があることですよね。そのため、恋愛につながる可能性を感じた途端に、相手をシャットアウトしてしまうことがあります。意図的に告白の雰囲気を作らないようにしたり、相手を避けるようにしたりすることで、回避するのです。このような行動は、自分の心を守るための無意識の行動かもしれませんが、時に相手を傷つけてしまう可能性もあります。
その彼と、もう少し一緒にいれば、あなたの気持ちが前向きになり、運命のお相手に変わっていくかもしれません。その可能性を0にしてしまうのは勿体無いですよね。もし今後告白されそうになった場合は、正直に「付き合うのが怖い」と思っていることは伝えるようにしてみましょう。彼があなたのことを好きであれば、時間をかけて関係を築こうとしてくれるかもしれません。その過程で、安心が深まっていく可能性はありますよ。
男性を決めつけて一般化してしまう
恋愛経験が少ない場合や過去に恋愛で嫌な思いをした場合「男性は〇〇だから」と決めつけてしまうことがあります。自分が経験した記憶、持っている知識のみで判断し、男性を捉えることで、偏った考え方になってしまうのです。男性といっても、一人一人違う人間で、個性があります。決めつけで一般化してしまうと、男性に対するイメージが悪いままになってしまうことも。男性であっても、一人一人の性格は異なり、あなたが怖い、苦手だと思うような人ばかりではありません。男性という括りで見るのではなく、その人自身を見て、関係を構築するようにしてみてください。
本音で話さない
付き合うのが怖い人は、嫌われたくない意識や相手にどう思われるかという怖さで、本音を話さない傾向があります。本音を話したら嫌われるかもしれない……という気持ちで本音をブロックし、逃げようとしてしまうのです。本音を隠し、嘘や我慢を重ねてしまうと、いつかあなたの心は限界を迎えてしまいます。そして、いつの間にか自分の本音が分からなくなってしまうこともあります。本音を話すことには、怖さを感じることもあると思います。でも、あなたの本音を受け止めてくれる人はきっといるはずです。最初は慣れないと思いますが、時間がかかっても自分の本音を話す、相手に伝える練習をしてみてください。慣れてくれば、自然と本音を話せるようになっていきます。
付き合うのが怖い気持ちを打ち明けて理解してもらおう！
付き合うのが怖い時は、周りや相手に自分の気持ちを打ち明けることから始めてみましょう。いきなり、それが男性となると難しいかもしれません。異性にハードルを感じる方は同性の方でも大丈夫。友達に相談をすることで、自分の気持ちが整理されていきますし、きっと客観的な意見ももらえるはずですよ。恋愛や、結婚は深い人間関係を築くということでもあります。まずは、本音で友人と向き合うことからはじめてみましょう。そして、自分はなぜ付き合うのが怖いと思っているのか、理由を深掘りすることも大切です。自分の気持ちを理解し、受け止め、その上で対策を考えていきましょう。恋愛をすること、付き合うことに焦る必要はありません。自分の気持ちが整い、恋愛をしてみたいなという気持ちが生まれた時には、ぜひ前向きにチャレンジしてみてくださいね。自分の気持ちをしっかりと受け止め、認めてあげられた先には、きっと素敵な恋愛が生まれていくことでしょう。
