こころの悩み

いつか独身を後悔する?後悔しない未来のために今できることを紹介します

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2024.03.20 公開
独身生活は、自由で楽しいけど、いつか後悔してしまうかもしれない。そんな不安を抱えている方は、多いです。自由で気楽な毎日ではあるものの、ときには独身だからこその孤独を感じてしまうこともありますよね。今回は、いつか独身を後悔するのか、後悔しない未来のためにできることについて解説していきます。これからの人生をどう生きていくのが自分に合っているのか、幸せに感じるのか。改めて今の自分の生活や幸せ、未来について考えていきましょう。
この記事を読んでわかること
独身を後悔するかどうかは、その時が来ないとわかりません。独身でいることで得られるもの、得られないものをしっかりと理解し、後悔しないために今できることを準備しておきましょう。そして、もし結婚したいと思ったら、迷わずに行動することが大切です。
もくじ
1. いつか独身を後悔することになる? 2. 独身を選んでいる人が結婚しない理由とは? 3. 独身でいることで得られないものは? 4. 独身を後悔してしまう人の特徴 5. 独身を後悔しないためにできること 6. 独身でいることもあり!でも後悔のない選択を

いつか独身を後悔することになる?


30代で独身生活をしている方の多くは「このまま独身でもいいのかな」「いつか独身を後悔することになるのかな」とふと考え、不安になったことがあるのではないでしょうか。今の生活を楽しんでいて、満足していたとしても、自分が未来でどう思うのかまではわからず「いつか後悔してしまったらどうしよう」と考えてしまうこともあるでしょう。いつか独身を後悔することになるのか、それは誰にもわかりません。わからないからこそ、不安になってしまうのです。今やれることは、後悔しない未来のためにできることをやっていくこと。未来のことは、誰にもわからず答えが出ないため、まずは今あなたが独身生活に対してどう思っているのか、今後どう思いそうかなどを考えていくことが大切です。

独身を選んでいる人が結婚しない理由とは?


今、独身を選んでいる人は、なぜ結婚をしていないのでしょうか。ここでは、独身を選んでいる人が結婚しない理由について解説していきます。あなたが結婚しない理由も改めて考えながら、独身のよいところも確認してみてくださいね。

金銭的に余裕がなくなるから


独身だと、稼いだお金を自分のために好きに使うことができますが、結婚すると家族のために使うようになります。家族のために使う分、自分のために自由に使えるお金は減ってしまい、金銭的に余裕がなくなってしまうこともあるのです。この「金銭的に余裕がなくなること」を理由に結婚しない方も少なくありません。特に、今の生活レベルを維持し続けていきたいという思いが強いと、金銭的に余裕がなくなることをストレスに感じてしまいやすいです。

行動や生き方が制限されるから


結婚して家族ができると、家族の時間が必要になります。そのため、行動や生き方が家族に合わせて制限されてしまうこともあるのです。したいこと、叶えたいことがあったとしても、家族のことを考え、我慢しなければならないこともあり、それが嫌で結婚しない方もいます。仕事や趣味に全力投球したい方も、この理由で結婚していないケースが多いです。

結婚にメリットを感じないから


独身はお金も時間も自由に使えて気楽ですが、結婚すると使えるお金にも時間にも制限があります。また、家族を守る責任も増えることでメリットを感じられず、結婚しない方も。結婚は大変そう、つらそうというイメージが強く、既婚者の友達があまり幸せそうに見えないことで「結婚したら不幸になる」と考えている方もいるのです。

自由や気楽さを失いたくないから


独身生活の自由さや気楽さを気に入っていて、それを失いたくないと結婚しない方もいます。結婚は、恋愛関係に比べて自由さや気楽さはなくなってしまい、何事も「家族に確認をとってから」になることもあるため、それが窮屈だと思ってしまうのです。特に男性すると自由が失われると不安を抱える人も多いでしょう。

結婚の必要性を感じないから


人生において、結婚の必要性を感じておらず、結婚していない方もいます。また、パートナーはいるが、法律婚はせず、事実婚でいいと考えている方もいるのです。現状、日本では結婚すると、夫婦どちらかの姓を名乗らなければならないため、夫婦別性を望んでいたり、同性のパートナーとの法律婚ができないために独身でいたりするケースもあります。

独身でいることで得られないものは?


独身でいることには、さまざまなメリットがあります。ただ、逆に独身でいることで得られないものもあるのです。ここでは、独身でいることで得られないものについて解説していきます。今後も独身でいた場合に得られないものは何なのか、きちんと把握したうえで、今後の選択について考えていきましょう。

自分の家庭を築くこと


独身でいると、自分の家庭を築き、家族を作ることができません。両親や兄弟、親戚以外に自分の家族がいないため、年齢を重ねていくにつれて、家族がいなくなっていってしまうのです。その結果、孤立してしまったり、助けがほしいときに助けてくれる人がいなかったりして、不安を感じてしまうことがあります。

自分の子どもとの生活


未婚でも子供を授かり、育てていくことは可能ですが、基本的には結婚して、パートナーとの子どもを授かり、育てていくケースが多いです。そのため、独身だと自分の子どもを授かること、自分の子どもと生活していくことはなかなか叶わず、長年ひとりで暮らしていくことになります。最初は「自由でいいな」と思っていても、周りの友達が子どもと楽しそうに暮らしている姿を見ると「結婚しておけばよかったかな」と思ってしまう可能性があるのです。

そばで支えてくれる人がいる安心感


独身生活を続けていくと、基本的には老後もひとりで過ごしていくことになります。また、仕事でつらいことがあったり、病気になってしまったりしたときも、基本的にはひとりで乗り越えなければならないのです。結婚していると、家に帰れば家族がいて、大変なときには支えてくれます。独身だと、そばで支えてくれる人がいる安心感を得ることができないため、将来に不安を感じてしまいやすいです。

独身を後悔してしまう人の特徴


独身生活を続けた結果、独身でいたことに後悔してしまうのはどんな人なのでしょうか。ここでは、独身を後悔してしまう人の特徴を紹介していきます。あなたに当てはまることが多い場合は、もしかしたら将来的に独身でいることを後悔してしまうかもしれません。どのくらい当てはまっていたかどうかも、これからの選択を考えるヒントにしてみてくださいね。

ひとりの時間を楽しめない人


ひとりの時間を楽しめない人は、いずれ独身に後悔してしまう傾向があります。独身でいると、ひとりの時間が多いです。そのため、多くのひとりの時間を楽しめずに過ごしていくことになってしまい「寂しいな、つまらないな」と感じてしまうのです。人と一緒にいることで楽しいと感じるタイプの方は、ひとり時間が多い独身生活を退屈に感じてしまうかもしれません。

恋愛経験がない人


恋愛経験がなく、これまで誰かと付き合ったことがない状態で独身生活を送っている人は「結婚したくないわけではない」ことも多く、独身を後悔してしまうことがあります。「どうせ自分には結婚できない」と思い込んだまま日々を過ごしていってしまい、年を重ねた先で「本当は結婚したかったな」「婚活を頑張ればよかったな」と後悔してしまうこともあるのです。

すぐに人と比べてしまう人


女性に多い傾向がありますが、すぐに人と比べてしまう人は、周りの既婚者を見て「幸せそうだな」と思い、自分と比べて独身を後悔してしまいやすいです。独身でいることにメリットを感じているからこそ独身になっていたとしても、すぐに人と比べてしまう性格だと、自分の決断に自信を持つことができず「結婚すればよかったかな」と後悔してしまうことがあります。

独身を後悔しないためにできること


未来で自分がどう思うかはわからないからこそ、結婚するか、独身でいるかの決断をするのは難しいですよね。今、独身生活が楽しい、幸せと思えているのであれば、未来で独身を後悔しないようにできることをやっておくのが大切です。今のうちから、後悔のない幸せな未来のために、できる準備を進めていきましょう。

一生付き合えるような友人を作る


結婚していれば、何かあったときにサポートしてくれる家族が近くにいます。ただ、独身だとそういったときに近くで支えてくれる人がいません。それが理由で「結婚すればよかった」と後悔してしまうこともあるのです。独身を後悔しないようにするためには、一生付き合えるような友人を作ることが大切です。大変なときに悩みを相談し合えたり、助け合えたりするような友人がいれば、何かあったときにも安心して過ごせるようになるはずです。

老後に必要なお金を貯めておく


家族がいれば、老後の生活で定期的に様子を見にきてくれたり、介護してくれたりする人がいますが、独身だとひとりで老後を過ごすことになります。そのため、老後に孤独を感じてしまわないうちに、高級老人ホームや介護サービスつきの高齢者向け住宅に入っておくのもひとつの手です。ただ、そうした未来を実現するには、大きなお金が必要になっていきます。老後を安心した環境で過ごしていけるようにするためにも、必要なお金を早めから貯めるようにしておくと、不安を感じづらくなるでしょう。

健康的な生活を送る


毎日顔を合わせている家族がいれば、小さな体の変化に気づいてもらえることがあります。ただ、独身だと、誰かに体の変化を指摘されるようなことがなく、体調不良に気づかないまま日々を過ごしてしまう可能性が高いのです。病気になってから、独身でいたことを後悔してしまわないようにするためにも、健康的な生活を送ることを意識するのが大切です。食生活に気をつけたり、こまめに運動をしたり、定期検診に行ったりして、健康でいるように気をつけてみてくださいね。

自分の幸せを言語化しておく


独身のほうがいいなと思って独身を選んでも、結婚している人を見るとあれこれ考えて不安になってしまう人は少なくありません。そして「やっぱり結婚すればよかったかな」と後悔してしまうこともあるのです。独身を後悔しないようにするためには、自分の幸せを言語化しておくことが大切です。自分は今、なぜ独身でいるのか、どんなところに楽しさを感じているのかなど、自分にとっての幸せを言語化し、できればどこかにメモをしておきましょう。そうすれば、結婚している友達を見て、不安になってしまったり、自信を失ってしまったりしたときにも、独身を選んだときの気持ちに立ち返ることができます。「そうだ、私の幸せはこれだった」と思うことができれば、不安は軽くなっていき、今の自分に納得できるはずです。

独身でいることもあり!でも後悔のない選択を


独身でいると、既婚者にはない自由さや気楽さがあり、自分の時間やお金を大切にすることができます。時間やお金を自由に使える分、自分の好奇心にもまっすぐに向き合うことができるでしょう。ただ、そばで支えてくれる家族がいなかったり、老後にひとりで大変な思いをしてしまったりして、孤独を感じてしまう可能性もあります。後悔しない未来にしていくためには、一生付き合えるような友人を作っておいたり、何かあったときのためにお金をしっかり貯めておいたりなど、早くから未来のための準備をしておくことが大切です。あなたの人生は、あなたの幸せのためにあります。独身でいるのも、途中で結婚相談所や婚活パーティーなどで婚活をして結婚するのも、あなたが幸せならありなのです。あなたの心に正直に従って、後悔のない選択をしていってくださいね。