恋愛

タイプじゃないのに惹かれるのはなぜ?顔や条件抜きで好きになる理由やきっかけを解説

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.09.21 公開
カップルやご夫婦に話を聞くと「全然タイプじゃなかった、むしろ苦手なタイプだった」なんて言葉を聞くことがあります。恋人として、人生を一緒に歩むパートナーとして、タイプじゃない相手を選ぶことは、珍しいことではありません。では、タイプではない異性に惹かれるのはなぜなのでしょうか。今回は、女性がタイプじゃない男性に惹かれる理由、顔や条件抜きで好きになる理由やきっかけをご紹介します!惹かれる相手がいるけど「タイプじゃないな……」と戸惑ってしまっている方は、参考にしてみてくださいね。
この記事を読んでわかること
タイプじゃないのに惹かれるのは、あなたが一緒にいて気を遣わず、自然体で過ごせたり、相手の性格や人間性に惹かれている時ではないでしょうか。見た目や条件についても勿論軽視することはできませんが、それがあるだけで恋愛に発展するとは限らないですよね。今まで気にしていなかった人に対して、辛い時に支えてもらったり、趣味を一緒に楽しめたなどの経験から好きになることは十分にありますよ!
もくじ
1. そもそもタイプってどういうこと? 2. タイプじゃないのに惹かれる相手の特徴 3. タイプじゃないのに好きになる理由は? 4. タイプじゃないのに惹かれるきっかけ 5. タイプじゃないのに惹かれる相手と付き合うメリット 6. タイプにこだわりすぎていると運命の相手を逃すかも

そもそもタイプってどういうこと?


そもそもタイプってどういうことなのでしょうか。タイプとは、様式、種類などを意味する言葉で「型」と訳されることが多いです。恋愛関連の話でタイプという言葉が使われる時は、どんな人が好みかという意味で使われます。好みのタイプを聞かれた時には「○○みたいな人」と芸能人の名前を挙げて答える人もいれば「笑顔が素敵な人」など、特徴を伝えるような伝え方をする人もいます。好みのタイプは、人それぞれであり、違うからこそ恋愛話が盛り上がることあります。好みのタイプは、ずっと変わらないこともあれば、これまでの恋愛経験によって変化することも。好みのタイプとして、多くの人はどんな回答をするのか、一緒に見ていきましょう!

「好みのタイプ」とは?


好みのタイプとは、自分が理想とする容姿や性格がぴったり合う相手のことです。好みのタイプとして「容姿が好き」「筋肉質」などの、見た目の好みを挙げる人もいれば、高収入や大企業勤務など「条件が良い」ことを挙げる人もいますね。そして「料理が上手」「優しい」「自分の芯を持っている」など、相手の内面や特技などに関わるものを、タイプとして挙げる人もいます。また、好みのタイプを分けて「顔は〇〇みたいな人で、性格は●●みたいな人」と伝える人も。好みのタイプとして何を答えるか、どう伝えるかは本当に人それぞれです。

タイプじゃないのに惹かれる相手の特徴


全然タイプじゃないのに、なぜか惹かれてしまっている。そんな時は、自分に対して戸惑いの気持ちを感じることもありますよね。タイプじゃないのに惹かれる相手には、どんな特徴があるのでしょうか。ここでは、タイプじゃないのに惹かれる相手の特徴について解説していきます。あなたが、タイプじゃないのに惹かれている相手とは、当てはまる特徴やサインがあるのでしょうか。確認してみましょう!

一緒にいて居心地が良い


タイプじゃないのに惹かれる相手には、居心地の良さを感じていることがあります。タイプではないけど、なぜか一緒にいて落ち着く、自分らしくいられる。そんな相手には、惹かれてしまいやすいでしょう。居心地の良さは、感覚的なものなので、上手く言語化できないことが多いです。そのため、惹かれている理由がわからず、戸惑いのもとになってしまうことも。タイプじゃない相手に惹かれている場合は、一緒にいる時の居心地の良さが関係しているかもしれませんね。

価値観が似ている


恋愛に限らず、共通点のある相手とは仲良くなりやすいですよね。お互いの価値観や考え方に似ている部分がある相手とは、話さなくても伝わる感覚があったり、すぐに打ち解けられたりすることがあります。そのため、タイプではないけど一緒にいて楽しいな、楽だな感じやすく、惹かれやすいです。価値観が似ていると、何か問題が起きた時も、話し合いで解決しやすいため、人生のパートナーとしても想像しやすくなります。また、価値観が似ている相手は、雰囲気が似ていることもあり、自然と惹かれ合うこともありますよ。

自分を好きだと言ってくれる


「押されるのに弱い」というあなたは、タイプじゃなくても、自分を好きだと言ってくれる人に惹かれてしまうかもしれません。最初は興味がなかった相手でも、猛烈なアプローチを受けると、気になってくることがあります。自分を好きだと一途に思ってくれる相手に対しては、タイプでなくても心惹かれてしまうことがあるでしょう。追われる恋愛には、安心感や幸せな気持ちを感じる人が多いです。自分を好きだと言ってくれる相手の前だからこそ、自分をさらけ出せることもあるのではないでしょうか。

いざという時に頼れる


いざという時に頼れる相手には、グッときてしまいますよね。タイプじゃなかったとしても、頼りがいのある姿にキュンとして、惹かれてしまう人は少なくないはずです。今後、長い人生を一緒に生きていくことになるかもしれない交際相手に、頼れる部分があるかどうかは、大きなポイントになります。一緒にいて楽しいだけでなく、辛い時に支えてくれる、頼ろうと思える相手には、タイプに関係なく惹かれやすいでしょう。

タイプじゃないのに好きになる理由は?


タイプじゃないのに好きになるって「何だか自分がおかしいのかな」と不思議に思ってしまう人もいるのではないでしょうか。ここでは、タイプじゃないのに好きになる理由について解説していきます。タイプじゃない相手に惹かれることは、決して珍しいことではありません。タイプじゃなくても、人を好きになることはあるのです。タイプじゃないのに好きになるのは、あなただけでないので、安心してくださいね。なぜタイプじゃないのに好きになることがあるのか、詳しくみていきましょう!

タイプはあくまで自分の憧れや理想だから


タイプは、あくまで自分の憧れや理想です。また、特定の人を指しているわけではないことが多いです。そのため、実際に好きになる人がタイプと違う人でも、何もおかしいことはありません。憧れや理想と、感覚的に惹かれる人が同じタイプである人もいれば、まったく違う人もいます。「理想は理想、現実は現実」と分けて考える人は、特にタイプな人と実際付き合う人にギャップが生まれやすいです。

恋愛は内面が大切だから


タイプの話になると、内面より容姿やスペックについて語られることが多いです。でも、実際の恋愛では、容姿やスペックはそんなに重要ではない場合もあります。長く一緒に生きていく相手については、容姿やスペックよりも内面が重要視されるケースが多いのです。内面を理由に相手に惹かれた場合は、容姿やスペックなどのタイプとは当てはまっていないこともあるでしょう。

「好きになる」のに条件や理屈はないから


「好きになる」ことは、感覚的なものです。そのため、自分が惹かれる相手や相性がいい相手を言葉で正確に表現するのは、なかなか難しいところがあります。好きになるのに、条件や理屈はありません。「好き」だと思ったら、好きなのです。頭と心は、違うことを感じていることもあり、それがタイプじゃない人を好きになる理由になっていることもあります。

ストライクゾーンが広いから


「好き」だと思えるストライクゾーンが広い人は、タイプじゃない人も好きになりやすいです。逆に、ストライクゾーンが狭い人は、好みのタイプと実際に付き合う人に、そこまでギャップがないこともあります。好きになる人の範囲が狭いからこそ、好みのタイプと近くなりやすいのです。ストライクゾーンが広い人は、さまざまなタイプの人を好きになる可能性が高く、その結果タイプじゃない人も好きになる可能性が高いです。

タイプじゃないのに惹かれるきっかけ


タイプじゃないのに惹かれてしまった!そんな時は、感覚的に惹かれたということもあれば、何かしらのきっかけがあったからということもあります。ここでは、タイプじゃないのに惹かれるきっかけについて解説していきます。あなたが、相手に惹かれたのにも何かしらのきっかけがあったのではないでしょうか。あなたが相手に惹かれだしたタイミングやきっかけを思い返しながら、進めていきましょう!

一緒に過ごす時間を自然体でいられた時


一緒に過ごしていると、何だか居心地が良くて、自然体でいられる。そんな相手に対しては、タイプじゃなくても惹かれやすいです。恋のドキドキがなくても、自分らしくいられる相手との時間は、特別な時間に感じるでしょう。自然体でいられる相手は、彼氏や彼女としてもそうですが、長く一緒に生きていくパートナーとしても考えやすいです。長く一緒に過ごす想像ができる相手には、気付いたら惹かれていた!ということもあるでしょう。

辛い時に支えてくれた


自分が精神的に辛い時、体調を崩している時など、苦しい時期に支えてくれたことがきっかけで、タイプじゃなくても相手に惹かれることがあります。弱っている時の優しさって、本当に心に沁みるものがありますよね。また、辛い時に支えてくれることは、自分を大切に思ってくれた、守ってくれたということでもあります。そこにキュンとしてしまうこともあるのではないでしょうか。辛い時に支えてくれたことへの感謝の気持ちや相手への思いが、好きな気持ちを加速させることもあります。

自分に好意を示してくれた


一途に自分を好きでいてくれているなど、自分に好意を示してくれたことが、タイプじゃない相手に惹かれるきっかけになることもあります。自分に好意を持ってくれている相手と出会うと、変な緊張感や気遣いがなくなり、自分らしく過ごしやすくなります。自分をさらけ出しても、離れていかないという安心感を感じられる相手の前なら、ありのままでいられるようになるのです。相手が、自分に好意を示してくれたことが、惹かれるきっかけになったという人も、珍しくはありません。

趣味や好みが一緒だった


趣味や好みが一緒の相手とは、気が合いやすいです。そのため、出会いから距離が縮まるまで、あっという間で、無意識に惹かれていたということも。タイプじゃなかったとしても、話題が多く、楽しい時間を過ごせる相手には、気持ちが動かされることもあるでしょう。ライフスタイルや趣味や好みが一緒だと、付き合った後も2人で楽しめる時間が多いので、関係性が進展していくことを想像しやすくなります。

タイプじゃないのに惹かれる相手と付き合うメリット


「タイプじゃない人と付き合って大丈夫なのかな、やっぱりタイプな人が良いってならないかな」と悩んでしまう人も中にはいるのではないでしょうか。そんな不安を抱えるあなたへ、ここではタイプじゃないのに惹かれる相手と付き合うメリットについて解説していきます。メリットを把握した上で、惹かれる相手とのこれからをゆっくり考えてみてくださいね!

付き合いが長続きする


タイプじゃないけど惹かれる相手は、外見や条件ではなく、内面に惹かれていることが多いです。外見や条件は、ずっと理想通りに続くとは限らず、時間の経過とともに変化する可能性があります。そのため、外見や条件だけで相手を好きになってしまうと、理想通りでなくなった時に好きな気持ちが保てなくなってしまうことも。内面は大きく変化することは少ないので、内面に惹かれた相手には好きな気持ちが続きやすいです。その結果、付き合いが長続きしやすくなります。長く良い関係を続けられやすいのは、大きなメリットですね。

自分らしくいられる


タイプな人と過ごしていると、相手に好かれたくて自分を偽ってしまったり、常に緊張してしまったりして、自分を出せないこともありますよね。好きな人の前では、どうしてもよそよそしくなってしまうという人もいるのではないでしょうか。逆に、タイプじゃない人と過ごす場合は、変に肩の力が入ることなく、自分らしく過ごせることが多いです。そのため、長い時間を一緒に過ごす想像もしやすく、早くから結婚を考えられることも。自分らしくいられる時間が多くなりやすいことは、タイプじゃない人と付き合うメリットになります。

対等な関係が築ける


例えば、自分の好きなアイドルと知り合えたとします。そうなると、どうしても相手に尽くそうとしてしまったり、気に入られたくて自分のカッコ悪いところを隠そうとしてしまったりしがちです。気付いたら関係性に上下関係ができていることもあり、なかなか対等な関係を築くことは難しいでしょう。タイプじゃない人と付き合うと、肩の力が抜け、変に自分を偽る必要がないため、自分らしくいられるようになります。その結果、相手と対等な関係を築くことができ、支え合える2人になることができるのです。相手と対等な関係を築けることは、タイプじゃないのに惹かれる相手と付き合うメリットだと言えるでしょう。

タイプにこだわりすぎていると運命の相手を逃すかも


タイプじゃない人に出会って惹かれると「タイプじゃないのに惹かれるなんて変なのかな……」と考えてしまうこともあると思います。タイプじゃない人に惹かれることは、よくあることであり、何もおかしいことではありません。自分の「なんとなく居心地が良い」「なんとなく落ち着く」「なんとなく一緒にいたい」など「なんとなく」の感覚、直感もとても大切なものです。あなたの「なんとなく」の気持ちも大事にしてみてくださいね。逆に、タイプにこだわりすぎてしまうと、本来相性ぴったりな運命の相手を逃してしまうかもしれません。頭では「タイプじゃないな」と思っていても、惹かれる相手がいたら、自分の心に素直になり、相手の関係性を深めてみてください。あなたの心が示す相手が、あなたの運命の相手になるかもしれませんよ。