こころの悩み

結婚の決め手に迷う時はどうする?この人でいいのか迷う時の不安と原因を解説します

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.09.24 公開
付き合いが長くなってくると、そろそろ恋人と結婚を……と考えることがあると思います。ただ、なかなか結婚の決断できないということもありますよね。結婚相手とは、長い時間を一緒に過ごすことになるので「本当にこの人でいいのかな」と不安になってしまうのも無理はありません。そこで今回は、結婚の決め手に迷う時の、不安と原因を解説していきます!自分の気持ちに向き合いながら、恋人との未来を考えていきましょう。
この記事を読んでわかること
結婚の決め手に迷ってしまった時ほど、自分自身の感覚や気持ちを大切にしてみてください。人生の大きな決断である結婚に迷うのは当然のことで、決して迷う人がダメなわけではありません。結婚に対して、「本当にこの人で良いのかな?」と、不安や迷いを感じている場合は、今の気持ちを恋人と共有し、相談や話し合いをしてみるのも良いでしょう。彼の思いを聞きながら、一緒に対処法を考える中で、彼の人柄に安心し、二人ならやっていけそうと気持ちが前向きになることもありますよ!
もくじ
1. 結婚に迷うのはダメ?みんなに迷いは無かったの? 2. 結婚の決め手に迷う理由 3. 結婚を迷った時に決めるか辞めるかのポイント 4. 結婚を迷う理由を明確にすることが大切 5. もっと他にいい人がいる?と思ってしまう場合は? 6. 結婚に迷うのは当然!気持ちを整理して覚悟を決めれば上手くいく

結婚に迷うのはダメ?みんなに迷いは無かったの?


結婚は、人生の大きな決断です。結婚に迷うのは、私だけ?と考えてしまう方もいますが、そんなことはありません。
大きな決断をする時に迷うのは、自然なことです。恋人のことを心から愛していても、結婚に不安を感じてしまうことはあります。これはもちろん、男性が悪いわけでも、女性が悪いわけでもありません。あなただけでなく、結婚に迷う人は多いので、あまり心配しすぎないようにしてくださいね。今の悩み、不安になっているあなた気持ちも、まずは受け止めてあげましょう。

結婚の決め手に迷う理由


ここからは、結婚の決め手に迷う理由について解説していきます。結婚に迷っている、不安を感じているとはいえ、その理由は人それぞれです。恋人に対して不安を感じていることもあれば、自分に対して不安を感じていることもあります。まずは、自分が何で結婚に迷っているのか、何で不安になっているかを明確にしていきましょう。理由が分かってくれば、迷いや不安の解決法を考えていくこともできます。

相手からの好意のアピールが薄い


自分は恋人のことを愛しているけど、あまり相手からの思いは伝わらない。その場合は、本当に私のことが好きなのかな……と不安になってしまうこともあると思います。その不安を抱えたままでいると「この人と結婚して大丈夫なのかな……結婚後も不安が続いてしまうのではないかな」と結婚を迷ってしまうこともあるでしょう。自分と相手の気持ちに差があると感じている場合は、結婚を迷う理由になりやすいです。また、同棲生活の期間を決めておらず、結婚のタイミングが掴めないというカップルもいます。今の生活に満足しているなどの理由で、相手の結婚願望自体がないことも。相手からの好意や相手の結婚願望が分からない場合は、お互いの気持ちを伝え合う機会を作ってみるのも良いでしょう。

結婚したいほど好きか自信がない


結婚は大好きな人とするもの!結婚を決めるカップルはラブラブな状態!という認識がある方もいるのではないでしょうか。そのため、結婚したいほど相手のことを好きかどうか自信がないことで、結婚に迷いを感じてしまうことがあります。また、恋人に対して安心感や居心地の良さはあるけれど、ときめきがないというケースもありますよね。2人で穏やかに生きていけそうだけど、ときめきがないのはどうなのだろう……と悩んでしまう方もいます。結婚してもうまくやっていけそうだけど、ときめきの有無で決断ができないことは意外と多いのです。結婚相手にときめきは大事!と考える人もいれば、ときめきはお互いに一切ないけど結婚したというご夫婦もいます。結婚相手に求めるものは、本当に人それぞれです。相手への好きな気持ちが分からない時は、相手とお別れすることを想像してみるのがおすすめです。相手がいなくなった日々を想像することで、相手への思いが浮き上がってくることもありますよ。

価値観が違うと感じる部分がある


交際を続けていく中で、価値観の違いを感じている場合は、結婚を迷ってしまうことがあります。多少のズレなら話し合いで解決できることもありますが、大きなズレがある場合は、そうはいかないこともあります。例えば、法律婚ではなく事実婚をしたい、子どもは望んでいないなど、お互いの理想のライフプランに違いがある場合は、話し合いでは解決できないことも多いでしょう。また、金銭感覚や家事育児に関する価値観の違い、家庭運営に協力的かどうかも結婚となると大事になってきますよね。今不安になっている恋人との価値観の違いは、すり合わせればどうにかなるものなのか、ならないものなのか。その点が、重要になっていきます。どうしても気になってしまう相手の言動があるという場合も、なぜ気になるのかを分析すると、価値観の違いに辿りつくことがあります。

条件的に迷う部分がある


結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリなど、出会い方にはさまざまな種類がありますね。ただ、それらのどれを選択した場合も、相手に求める条件を考えるタイミングがあります。婚活において、相手の条件を特に重視していた場合、相手の年収や年齢、居住地などのスペックで迷いが生じることがあります。条件でひっかかっているということは、相手を好きになれていないのではないか……と悩んでしまうこともあるでしょう。結婚相手とは、生活を共にしていくため、経済的な面や居住地などが気になってしまうのも当然のことです。また、相手と年齢差があると、将来のお金や介護が不安になってしまうこともあると思います。相手のスペックで迷う部分がある場合は、どんな部分に不安を感じているのかを考えてみましょう。

結婚を迷った時に決めるか辞めるかのポイント


ここからは、結婚を迷った時に、決めるか辞めるかのポイントについて紹介していきます。結婚を決めることも、辞めることも大きな決断です。そのため、どちらを選ぶにしても、迷ってしまったり、不安になってしまったりすることはあると思います。天秤をどちらかに傾けなければならない必要がある時は、何をポイントにしたら良いのか。しっかりポイントをチェックし、今一度結婚について考えてみましょう。

相手次第ではなく自分の気持ちで考える


結婚は人生の大きな選択です。そのため、自分自身で決定することが大切になっていきます。相手がプロポーズをしてくれたから、相手がもっと覚悟を見せてくれたら……と相手ベースで考えることはやめておきましょう。また、両親が結婚を反対しているからと自分の気持ちを無視したり、我慢してしまったりすると後悔に繋がりやすいです。誰の気持ちよりも「自分がどう思うか」を大切にしてみてくださいね。自分の気持ちで考えることで、後悔のない選択ができるようになっていきます。

価値観は違って当たり前


恋人とは、育ってきた家庭もその後に生きてきた環境も違いますよね。そのため、価値観が違っているのは当たり前のことです。価値観の違いに不安になってしまった時は、まず「価値観が違うのは当たり前」という認識をしてみましょう。価値観が違っている部分もお互いに受け入れられると、より相手のことを理解できるようになっていきます。価値観が違うからダメではなく、お互いの価値観を理解していけるように、相手と向き合ってみてください。

条件的な問題は覚悟を決めて乗り越える


相手の条件やスペックに不安を感じていても「この人とならやっていける」と思えているなら心配はありません。相手への気持ちがしっかりあるなら、条件の問題は話し合いや2人の工夫で乗り越えていけるでしょう。「気持ちはあるけど大丈夫かな……」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、気持ちが何よりも大切です。今相手に抱いている気持ちを大切に、今後を考えてみてください。

逆に、条件に何の不安がない方でも、結婚生活の中では想定外のこともたくさん発生します。その時に、もし、お互いの希望や価値観が全く合わなければ、想定外のことは乗り切れないかもしれません。「気持ちがあること」は何よりも大切なんですよ。

結婚を迷う理由を明確にすることが大切


結婚に迷うと、不安が膨らみ、収集がつかなくなってしまうことがあります。そうなると、どうしたら良いのだろう……解決策が見えなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。結婚を迷ってしまった時は、まず迷う理由を明確にすることが大切です。そして、何よりも自分の本当の気持ちに嘘をつかないことが大切になっていきます。自分の結婚にとっては、相手の容姿が大事なのか、収入が大事なのか。はたまた家庭環境や性格が大事なのか。自分が結婚相手を選ぶ上で、譲れないものは何なのかを明確にしてみましょう。紙に書き出して、言葉にしてみるのもおすすめです。理由が明確になれば「やっぱりそこは譲れないから他の人と……」と別れる決断ができることも「意外と譲れないものはなかった」と結婚の不安が消えることもあります。結婚に迷ってしまった時ほど、自分の気持ちを大切に、正直になって、相手と向き合ってみましょう。

もっと他にいい人がいる?と思ってしまう場合は?


「もっと他にいい人がいる?」とすぐに考えてしまい、結婚を迷う人は多いです。特に、条件を重視する婚活に慣れてしまうと、無意識に他の人と比較して考えてしまうことがあります。もっと他にいい人がいるのではないかと考えてしまう時は、どんな方法なら解決できるのでしょうか。ここでは、もっと他にいい人がいるのでは……と考えてしまった場合に大切にしてほしいポイントを解説していきます。結婚を決めるにしても、辞めるにしても、あと一歩の決断が必要です。ポイントを意識し、後悔のない選択へ繋げていきましょう。

結婚を迷う理由を考えだせばいくらでも湧いてくる


結婚を迷う理由を考えだすと、不安な気持ちがどんどん湧いてきてしまうという方もいるのではないでしょうか。結婚を迷う理由は、考えだせばいくらでも湧いてきます。そして、なかなか止められなくなってしまうことが多いです。迷う理由や不安なことは、無意識でも浮かんできやすいという特徴があります。逆に、迷っている時には、意識を向けてみないと前向きなことが浮かびにくいです。「この人と結婚したら何が楽しそうか」など、前向きなことを意識的に考えることで、改めて相手の魅力に気づくこともありますよ。結婚にネガティブなことばかりが浮かぶ時は、意識的にポジティブなことを考えてみるのもおすすめです。

理屈ではなく気持ちで考える


もっといい人がいるのではないか?という思考は、どちらかというと条件で相手を選ぶ思考です。条件で考える、すなわち頭で考えて決断をしようとすると、なかなか答えがでないことがあります。迷っている時ほど、理屈で考えてしまいがちですが、気持ちで考えることが大切です。気持ちをベースにして考えると、今まで引っかかっていたことをスルッと乗り越え、決断がしやすくなることもあります。頭では分からないことも、心がサインを送っていることがあるのです。

迷ってしまった時ほど「この人といると幸せだな」「この人となら何となく大丈夫そうだな」という直感や気持ちを大切にしてみましょう。幸せは、条件から感じるものではなく、気持ちの上で感じるものです。「彼といる幸せ」をしっかり感じられるなら、これからもその気持ちは安定して続いていくでしょう。

覚悟を決めて進めば上手くいく


結婚を決めることはできたけど、不安が消えないということもあるかもしれません。人生の大きな決断をしたわけなので、不安になってしまうのも自然なことです。マリッジブルーという有名な言葉もありますね。結婚後も不安になったり、困難さを感じたりすることはあるかもしれません。

でも、覚悟を決めて進めば上手くやっていけるでしょう。結婚してよかった、正解だったとすぐに思えなくても、パートナーと時間をかけて、一緒に正解にしていけば良いのです。結婚で一生が決まる!と身構えてしまう方は多く、それによってなかなか決心がつかないこともあります。

成功か失敗かとマルバツ思考で考えてしまうことで、決断がより怖くなってしまうのです。結婚は、大きな決断ではありますが、人生の選択の1つであり、変化していくものでもあります。決めたから終わりでなく、パートナーと一緒に未来を作っていくものだと考えてみましょう。

結婚に迷うのは当然!気持ちを整理して覚悟を決めれば上手くいく


人生の大きな決断である結婚に迷うのは当然のことで、決して迷う人がダメなわけではありません。ですが、不安は考えだすとキリがないもの。理屈ではなく「この人となら大丈夫」と感覚的に思える相手ならきっと幸せな未来が待っています。逆に、もし、理屈では良い人だとわかっていても、感覚的にモヤモヤする、人間性や相性の部分で彼氏への不安が尽きない・・・という関係なら、結婚後もうまくいかない可能性があります。

迷ってしまった時ほど、自分自身の感覚や気持ちを大切にしてみてください。結婚に対して、不安や迷いを感じている場合は、今の気持ちを恋人と共有し、相談や話し合いをしてみるのも良いでしょう。1人では答えが見えないことも、2人で悩めば見えてくることがありますよ。彼の意見や思いを聞きながら、一緒に不安の対処法を考える中で、また彼の人柄に安心し、二人ならやっていけそうと気持ちの確認ができるかもしれません。

お互いの気持ちを大切に、それぞれが納得して選んだ未来が結婚であった場合は、より自信を持って前に進んでいけるでしょう。結婚は、人生の選択の1つであり、ゴールではありません。パートナーと一緒に、未来を育んでいくスタートラインだと思って進んでみてください。この記事で、あなたの気持ちが晴れるきっかけになれば幸いです。