DINKSとは?
DINKs(ディンクス)とは、共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のことを指す。英語の "Double Income No Kids" または "Dual Income No Kids"(倍の/ふたつの収入、子供なし)の頭文字等を並べたものです。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/DINKs
近年、子供を持たない夫婦「DINKS」という生き方を選択する人が増えてきています。1980年頃から、アメリカで作られ一般化した言葉です。日本でも年々DINKsの夫婦は増えてきており、厚生労働省のホームページにも、女性の人生設計におけるライフコースの一つにもDINKsコースが明記されており、政府も認める新しい家族の形の一つとなっています。具体的なデータはありませんが、DINKsを選択する夫婦は主に東京や大阪などの都市部に多いと見られ、今後も更に世帯数は増えると予想されています。
DINKS希望はなぜ婚活が難しい?
次に、DINKs希望の婚活がなぜ難しいのか?理由を考えていきましょう。
最初からDINKsを希望する人は少ない
DINKSの婚活が難しい一つの理由は、DNKsを希望する人の少なさが一番の問題でしょう。子供を持たない夫婦が一般化してきたとはいえ、その理由は様々です。
子供がいない夫婦の例
- 不妊治療の末
- 婚期が遅かったから自然に
- DINKs希望だから
上記3パターンの割合の中で結婚前からDINKsを希望していたであろう人は少なく、まずDINKs希望の相手と出会うことが大変です。普段目にする子なし夫婦の多くは、結果的に子供がいない夫婦である場合が多いのです。
子なしで結婚をするメリットが少ない
DINKsはお付き合いの状態との区別が付きにくく、子供を持たないなら結婚という形を取らなくてもいいのでは?と考える人もいるでしょう。特に若い世代(20代、30代)にとって、老後の不安や寂しさなどはまだ実感するほどのものではなく、結婚という選択を取る人は少ないでしょう。
婚活でDINKS希望の人はいる?
それでは、実際に婚活の現場にDINKs希望の人はいるのでしょうか?
DINKs希望の男性は婚活にいる?
特に男性にとって、婚活をする一番の動機は「子供」であることが多いです。例え40代後半や50代の男性でも、子供が産める年齢の女性と結婚して自分の子供を持つことが、男性の結婚の一つの大きな目的なのです。しかし、女性の年齢や自分の年齢を考え「結果的に子なしでも構わない」と考える婚活男性は多いです。「好きになった相手」次第で、DINKsを受け入れてくれる男性はいるでしょう。
DINKs希望の女性は婚活にいる?
一方女性は最初から「子供は望まない」「DINKs希望」として婚活をする層が少数ですがいらっしゃいます。DINKsを望む理由は、自分の家庭環境、身体的な問題、仕事など様々です。当初から公表して婚活をされているパターンも多く、DINKs希望の男性にとって婚活は同じ希望の女性に出会いやすいと言えるかもしれません。
DINKS希望の人と婚活で出会う方法
まだまだ子供を望まないDINKsは少数派な中、同じ意見を持った異性と出会うことは簡単ではありません。それでは、DINKs希望の方が婚活で相手と出会うには、どのような方法があるのでしょうか?ポイントはたくさん出会うこと・同じ意見を持った相手と出会うことの2点です。
マッチングアプリ
マッチングアプリならDINKs希望の異性を探すことが可能でしょう。
①プロフィールで検索できる
マッチングアプリなら、検索条件を指定することができます。「子供は欲しくない」という項目を指定できるマッチングアプリなら、同じ意見を持った相手を探すことができるでしょう。
②会員数が多い
マッチングアプリの1番のメリットは会員数が多いことでしょう。マッチングアプリ最大手の会社なら、なんと2000万人の会員数がいると公式で発表されています。
年代や地域を問わず、同じ趣味や価値観の相手を探すことも可能です。
③費用負担が少ない
マッチングアプリは月々の利用料金が安く、継続しやすいこともメリットです。時間をかけてゆっくり相手を探すことができるので、焦りを感じにくく続けやすいことは嬉しいポイントです。
結婚相談所
結婚相談所はより結婚に対して本気度の高い人が集まります。本気で結婚がしたいと考えるなら、一つの方法として検討してみるといいですね。
①プロフィールで検索できる
結婚相談所も、プロフィールで検索を絞ることができるので「子供は欲しくない」と条件を指定して異性を探すことが可能です。更に、結婚相談所のプロフィールは公的書類を元に結婚相談所側が作成しており、より精度の高い情報が記載されています。
②カウンセラーに相談できる
結婚相談所の特徴は、婚活をカウンセラーに相談しながら進められる点です。「DINKs希望」の婚活は少し難しいかもしれませんが、プロのカウンセラーに相談しながら希望の相手と出会うサポートをしてもらえることはとても心強いといえます。婚活をしたいけれど、一人ではどうしていいか分からないという方は、結婚相談所を検討してみるといいですね。
DINKS希望の婚活の進め方のポイント
DINKs希望の婚活には、いくつか成功のためのポイントがあります。
一つずつ確認していきましょう。
①DINKs希望を隠さない
婚活でDINKsを希望するなら、隠さずに最初から公表しましょう。隠して婚活すればより多くの相手と出会える可能性は高くなりますが、最終的にお互いの希望の折り合いが付かずに破局を迎えてしまうでしょう。子供を持つか、持たないかはその後の人生を大きく左右する重大な問題です。相手には相手の人生の希望を叶えるために、時間とお金を使って婚活をしているということを忘れてはいけません。
最初に包み隠さずにオープンにすることで、考えに納得してくれる相手と出会うことができるでしょう。
②年齢が上がるとDINKs希望は増える
特に女性は、妊娠・出産の適齢期を過ぎた辺りから「子供を望むか、望まないか」という希望に変化が現れる傾向にあります。同じく男性も、同世代の女性と出会った時に「子供を望まない」という選択を取る人が増えてきます。
そのため、DINKs希望で婚活をする際には、自分が30代後半以上になってから、もしくは40代以上の相手を希望すると出会いの機会が増える可能性があります。
DINKS婚を叶えた事例
最後に、婚活でDINKs婚を叶えた例をご紹介しましょう。
Aさんの事例
都内で総合職として勤務していたAさん。
全国転勤があり、仕事はどうしても辞めたくないので「子供を望まない・転勤についてきてくれる人」の2つを条件に結婚相談所で婚活を始められました。Aさんの条件に理解を示してくれる男性は少なく、難しい婚活でしたが、最終的に医療職の男性と出会い、理解あるパートナーと結婚できました。
kurumiでできること
DINKs希望の方の婚活には、「同じ価値観を持つ相手と効率的に出会う」ことが大切です。DINKsという言葉はよく知られるようになりましたが、まだまだ少数派です。kurumiでは、DINKs希望だけど出会いがない、婚活が上手くいかないと悩む方のためのヒントをお届けしています。
同じ悩みを持った仲間と励まし合い、正しい情報を得ながら自分らしく、理想の結婚を叶えましょう。