失恋から立ち直れないことのデメリット
失恋から立ち直れない状況が続くことには、さまざまなデメリットがあります。ここでは、失恋から立ち直れないことのデメリットを紹介していきますね。失恋をしたときは悲しさや苦しさを感じていることが多いため、立ち直れないことへのデメリットまでなかなか考えられなくなってしまいやすいです。ただ、苦しい状況が続くと余計にあなたが苦しくなってしまうこともあるため、立ち直れないことのデメリットを把握しておくことも大切です。
喪失感、孤独、不安、怒りなどメンタル面の落ちこみ
失恋から立ち直れないと、喪失感や孤独、不安、怒りなどメンタル面の落ちこみを感じやすくなります。メンタル面の落ちこみは、私生活や仕事などさまざまな場面に影響しやすいです。メンタル面の落ちこみがあることで、さまざまなことがうまくいかなくなってしまい、余計に苦しくなってしまうケースも少なくありません。
睡眠不足や食欲不振など体調への影響
失恋から立ち直れず、メンタル面の不調があることで、睡眠不足や食欲不振など体調への影響があることもあります。体調への影響があると、さらにメンタル面にも不調を感じやすくなってしまい、私生活やプライベートに対して無気力になってしまったり、体調的に仕事ができなくなってしまったりする可能性もあります。
職場恋愛では仕事に支障をきたすことも
職場恋愛で失恋してしまった場合、相手と気まずくなってしまって仕事がしづらくなったり、仕事中につらい気持ちになってしまったりして仕事に支障をきたしてしまうこともあります。また、失恋をしたことで、まわりの同僚に気を遣わせてしまい、それで余計に苦しくなってしまうこともあるのです。
うつやPTSDなどを発症するリスクもある
メンタル面に影響があった結果、うつやPTSDなどを発症するリスクもあります。うつやPTSDを患ってしまうと、長期的に心身への影響が出てしまい、失恋を引きずってしまいやすくなってしまうことも。また、失恋によってうつやPTSDを発症してしまったことで、相手を憎んでしまうケースもあります。
失恋から立ち直れない原因とは?
しばらく時間が経ってからも失恋から立ち直れない、なかなか相手を忘れられない、つらい気持ちが消えない。それは一体なぜなのでしょうか。ここでは、失恋から立ち直れない原因について解説していきます。
あなたが失恋から立ち直れないのは、なぜなのでしょうか。あなたにとっての立ち直れない原因をまずは見つけてみてくださいね。
相手への執着
失恋から立ち直れないのは、相手のことをまだ好きであったり、失恋したことを受け入れられていなかったりするなど、相手への執着が原因であることもあります。素直な「まだ好き」という気持ちなのか、執着なのか。この点は、しっかり区別をして考えることが大切です。
自分自身への否定感や後悔
失恋をしたことで「なんて自分はだめなんだ」「こうすればよかった」など、自分自身への否定感や後悔から立ち直れないケースもあります。失恋は自分のせいだと自分を責め続けてしまって、つらい気持ちから抜け出せなくなってしまっていることもあるのです。
将来への不安
相手との結婚も考えていたなど、将来のことを思い描いていればいるほど、失恋をしたときに将来への不安を感じやすくなります。「また1から相手を探さなければいけない」という現実を受け止められなかったり、「このままうまくいかずにずっと1人だったらどうしよう」と考えてしまったりして、立ち直れなくなってしまいます。
本当はつらいのに気持ちを出せていない
失恋によってつらい気持ちを抱えているのに、強がってしまったり、無理をしてしまったりしてつらい気持ちを出せていないと、立ち直るまで時間がかかってしまいやすいです。あなたはつらい気持ちを抑えこんでしまっていないでしょうか。あなたの本当の気持ちにまずは耳を傾けてみましょう。
失恋から立ち直るための7つのステップ
ここでは、失恋から立ち直るための7つのステップを紹介していきます。失恋から立ち直るためにはしっかりとステップを踏んでいくことが大切です。ステップを飛ばして立ち直れた気になってしまわないように、注意しておきましょう。ステップを飛ばしすぎてしまうと、立ち直っているようで立ち直れていないという状態になってしまいやすいです。
ステップ①悲しい・つらい感情を受け入れる
まずは、失恋したことで感じている悲しい、つらいといった感情を素直に受け入れることが大切です。その感情について深く考えるというよりかは「今自分は悲しいんだな、つらいんだな」とそのまままずは受け止める、受け入れることが大切です。
ステップ②信頼できる人に話す
自分の素直な気持ちを受け入れることができたら、信頼できる人に話すようにしましょう。アドバイスをもらうというよりかは、まず話を聞いてもらうこと、誰かに共有することが大切です。ひとりで抱えこんでつらくなってしまう前に、誰かを頼ることも大切にしてみてくださいね。
ステップ③気持ちを書き出し整理する
信頼できる人に自分の気持ちを話すことも大切ですが、話せそうな相手がいないということもあるでしょう。その場合は、気持ちを紙やスマートフォンのメモなどに書き出し整理することが大切です。きれいに整理しようとは思わず、まずは感情のままに書き出すことで、整理ができるようになってきます。紙やメモに吐き出した気持ちは、誰かが見るものではないので、素直にあなたが思うことを書いてみてくださいね。
ステップ④運動や趣味でリフレッシュする
気持ちを前向きにできるように、運動や趣味でリフレッシュするのもよいでしょう。失恋したタイミングは、自分に向き合うチャンスです。自分はどんなことが好きか、自分はどんなことをするのが幸せかなど、自分を知る機会にもしてみてくださいね。
ステップ⑤自分を大切にする時間を作る
他人には親切にできたり、優しくできていたりしても、自分には優しくできていない人が多いです。失恋をしてつらい気持ちになっているときは特に、自分に優しくする、自分を大切にする時間を意識的にとっていくようにしていきましょう。自分が好きなこと、自分が癒されることなどを積極的に生活に取り入れ「ご自愛タイム」をたくさん過ごすようにしてみるのがおすすめです。
ステップ⑥カウンセリングを受けてみる
つらい気持ち、悲しい気持ちに向き合うのは勇気がいることです。そのため、怖いと感じてしまったり、向き合う勇気が出なかったりすることもあります。そういうときは、ひとりで抱えこまずに、プロを頼ることも大切です。メンタルクリニックなどのカウンセリングを受けてみるなど、誰かと一緒に乗り越える選択肢も考えてみましょう。
ステップ⑦前向きな目標を設定する
素直な感情を受け止めたり、自分の気持ちを整理したりすることができたら、前向きな目標を設定するのがおすすめです。それは、恋愛に関することではなくもOK。趣味や仕事に関することでもいいので、前向きな目標を立てることを意識していきましょう。前向きな目標を立てることができれば、次はそこに意識を持っていくことで、気持ちを落ちつかせたり、気持ちを前向きにしていったりすることができます。
失恋から立ち直るには「時間」が必要
失恋から立ち直るには、ある程度「時間」が必要です。そのため、すぐに立ち直ろうと思う必要はありません。「時間がかかるんだな」とあらかじめ考えて、ゆっくり自分の心と向き合うようにしていきましょう。気持ちが整理できてない状態、立ち直れていない状態で急に動き出せていないと、後々歪みがでてきてしまうこともあります。失恋から立ち直るためには、自分に向き合うこと、自分に向き合い切ることが大事になってくるのです。
失恋があなたの人生にもたらす意外なメリット
失恋と聞くと、悪いイメージ、つらいイメージがある方が多いでしょう。ただ、失恋にはメリットもあります。ここでは、最後に失恋があなたの人生にもたらず意外なメリットを紹介していきますね。「メリットもあるんだ」と捉え方を改めることで、失恋に対する気持ちが変わってくるかもしれません。つらい、悲しいという気持ちをネガティブに捉えるだけではなく、これを次に活かしていくためにはどうしたらいいかを考えることもぜひ大事にしてみてくださいね。
自分を見つめ直す機会になる
恋愛をしていると、意外と自分にゆっくり向き合う機会がありません。相手との関係性を考えたり、相手の気持ちを考えたりして、いつの間にか自分の気持ちが置いていきぼりになってしまったり、自分の気持ちがわからなくなってしまったりすることもあるのです。失恋は、自分を見つめ直す機会になります。自分を見つめ直す機会があることは、今後の人生をより良いものにしていくためのメリットになるのです。自分に向き合う、自分を見つめ直すことは簡単なことではありませんが、それを乗り越えたあなたはさらに素敵な人になることができるでしょう。自分を見つめ直すことで、今後出会う相手と良い関係性を構築できるようにもなっていきます。立ち止まることは悪いことではありません。立ち止まったからこそ、わかること、見えてくることもあるのです。
新しい出会いのきっかけになる
新しい出会いがあったとしたら、それは失恋したからこその出会いです。失恋は、失恋をしていなかったら出会えていない相手との出会いのきっかけになることもあるのです。失恋をしたときはつらく、悲しいですが、失恋によって新しい出会いがあり、さらに幸せになることもあります。失恋があったことによって、あなたの人生が好転していくことも。失恋が、あなたの新たな人生の扉を開いてくれることもあります。
失恋から立ち直って未来に向かって歩み出そう
失恋をすると涙が止まらなかったり、何にもやる気が出なかったりしてつらくなってしまいますよね。そういうときは、無理にポジティブにならなくて大丈夫です。まずは「悲しい、つらい」というあなたの素直な気持ちを受け止めてあげてください。そして、誰よりもあなたがあなたに優しく「悲しいのに、つらいのに日々を過ごしていてえらい、仕事にいっていてえらい」など、自分を労ってあげてくださいね。失恋から立ち直るには、時間がかかります。時間をかけて、自分の気持ちを受け止め、整理して前に進んでいきましょう。立ち止まったからこそ、うまくいかなかったからこそ、自分のことが理解できることもあります。失恋でわかったこと、気づいたことで自分を責めてしまうのではなく、これからに活かし、未来に向かって歩み出していきましょう。