恋愛

大人の【両片思い】とは?実は両思いのサインと関係を前に進める方法

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2024.11.20 公開
大人の恋愛では、両片思いの状態になりやすいです。また、両片思いであることがわかっていても、そこから動けない、前に進めない状態にもなってしまいやすい傾向があります。それは、なぜなのでしょうか。今回は、大人の両片思い、実は両思いのサイン、関係を前に進める方法について解説していきます。この曖昧な関係に名前をつけたい、前に進んでカップルとして幸せな日々を過ごしたいという方は、一歩足を踏み出すための方法をチェックしてみてくださいね。
この記事を読んでわかること
大人でも両片思いに悩む人は意外と多いです。お互いに恋愛感情を表に出さず、現状の関係を続けたい・壊したくないと感じる人が多いからです。特に同じ職場や、婚活で出会った場合などに、素直な気持ちを出しにくいと考えてしまうようです。両片思いなのか、それとも自分の片思いなのか自信がない場合は、目がよく合う・連絡のやり取りが続くなどのサインを見逃さず、行動に移してみましょう!
もくじ
1. 両片思いとは? 2. 大人が両片思いになりやすい理由 3. 両片思いになりやすいシチュエーション 4. 両片思い状態の特徴と両思いのサイン 5. 両片思いを抜け出し関係を前に進める方法 6. 【両片思い】は放置せずに行動してみて!

両片思いとは?

両片思いとは、どんな状態なのでしょうか。片思いに両方の「両」がついた両片思いは、文字通りお互いが片思いの状態であるという意味です。お互いが片思いをしていて、両思いの状態であるにもかかわらず、それに気づいていなかったり、気づいていても前に進めなかったりしているときに使われます。お互いに片思いで両思いの状態でも、それが成就していないときは両片思いの状態になるのです。

大人が両片思いになりやすい理由

中高生や大学生などの若い時期の恋愛に比べて、大人の恋愛では両片思いになりやすいです。大人になっているからこそ、両片思いから両思いに進めない理由があるのです。ここでは、大人が両片思いになりやすい理由について解説していきます。あなたが両片思いから前に進めていないのはなぜでしょうか。思い当たることを考えながら、あなたの気持ちに近いものがないか確認してみてくださいね。

今の関係が壊れるのが怖いから

大人になると、関係が壊れてしまったときの影響が大きくなりやすいです。特に、同じ会社だったり、共通の友人がいたりすると、今の関係が壊れてしまったときにまわりに迷惑をかけてしまったり、気を遣わせてしまったり、お互いに気まずくなってしまったりすることもあるのです。そういったリスクを考え、今の関係が壊れることが怖くて前に進めなくなってしまっていることもあります。

告白する勇気が出ないから

「昔はあんなふうにできたのに、今では無理、考えられない」と思うようなことも大人になると出てきます。昔できていたことも周りの目が気になってできなくなったり、勇気が出なくてできなくなったりしてしまうのです。告白に関しても、勇気が出ず、それが両片思いの原因になってしまっていることもあります。告白してダメだったときに傷つくのが怖かったり、年齢的にもまた1から好きになれそうな相手を見つけるのが億劫だったりして、勇気が出なくなってしまうのです。

結婚がチラついて相手に踏みこめない

大人の恋愛では、なかなか簡単に別れることがなくなっていきます。若い頃のようにすぐに別れる、付き合うといった気軽なものではなく、将来を見据えた交際になるため、重みがあるのです。そのため、付き合うとなったら「この人と結婚までいけるのかな」という考えがチラつき、相手に踏みこめなくなってしまうことも。交際の先に結婚を考える年齢だからこそ、告白をすることにも慎重になってしますやすいです。

過去の経験から恋愛に消極的になっている

結婚適齢期だと、これまでにさまざまな恋愛経験があることもあります。そのため、過去の恋愛での失敗やトラウマから恋愛に消極的になってしまっていることもあるのです。過去の経験から恋愛に消極的になっている状態だと「また失敗してしまうのではないか」「また浮気されてしまうのではないか」などと考えてしまい、告白ができなくなってしまいやすいです。

お互いに自分の感情を出さないから

大人になるにつれて、自分の感情を出したり、素直になったりすることに躊躇してしまいやすいです。自分をさらけ出すことに臆病になってしまいやすくなります。そのため、自分の感情を出す行為である告白ができずに、前に進めなくなってしまうのです。どちらかがアクションを起こせば、前に進んでいけますが、お互いに自分の感情を出さない状態だとずっと両片思いが続いてしまいます。

両片思いになりやすいシチュエーション

続いて、両片思いになりやすいシチュエーションを紹介していきます。両片思いになってしまうときは、両思いになることに何かしらのリスクがあったり、勇気が持てない状態であったりすることが多いです。どんなシチュエーションだとリスクや勇気が持てない状態が生まれやすいのか、あなたが片思いの相手に出会ったきっかけや関係性を思い返しながら、チェックしてみてくださいね。

同じ職場

同じ職場で働いていると、両思いになってカップルになったときに働きづらくなってしまう可能性があります。そのため、お互いに好意があることがわかっていても、進展がなく両片思いになってしまいやすいのです。職場の同じ部署、同じチームだと関わりが濃かったり、共通の仕事仲間が多かったりすればするほど、働きづらくなってしまう怖さを感じてしまいやすいです。

相手が既婚者、もしくは恋人がいる

相手が既婚者、もしくは恋人がいる場合も両片思いになってしまいやすいシチュエーションです。お互いに心惹かれていたとしても「家族や恋人との関係を壊してまで思いを伝えるのはどうなのだろう」と悩んでしまいやすいのです。また、交際を始めるとなると、さまざまな人を傷つけてしまったり、嫌な思いをさせてしまったりすることもあるため、告白に至らない状態が続いてしまいやすいです。

以前からの知り合い

以前からの知り合いで長い付き合いだと、これまで築いてきた関係性があります。そのため、告白をすることでこれまでの関係性が壊れてしまうのではないか、もうもとに戻れなくなってしまうのではないかと怖くなってしまいやすいのです。特に友達関係が長く続いていたり、幼少期や学生時代からの幼なじみだったりする場合は、両片思いになりやすいです。共通の友人がいたり、親同士が知り合いだったりするなど、これまでの関係性を知っている第三者がいると、余計に恋愛関係に発展しづらくなってしまいます。

婚活で出会った相手

婚活で出会った相手は、結婚願望を強く思っています。お互いに結婚願望を強く思っているからこそ、結婚に繋がらないのではないか、繋がらなかったら相手の時間を奪ってしまうのではないかなどと考えてしまうのです。お互い常に結婚を意識しているからこそ、告白の重みが増していき、前に進めなくなってしまいます。婚活をしているのであれば、プロポーズする気持ちで交際を申しこむと考えている方も多いのです。

両片思い状態の特徴と両思いのサイン

「もしかしたら向こうも好きでいてくれているのかな」と思っても、相手の気持ちを聞き出すのは怖いですよね。どんな状態であれば、両片思いの可能性が高いのか。ここでは、両片思い状態の特徴と両思いのサインについて解説していきます。もしかしたら?と思ったときは、ここで紹介する特徴とサインに当てはまるものがないか見てみてくださいね。

よく目が合う

よく目が合うのであれば、両思いの可能性ありです。あなたと相手は両片思いの状態かもしれません。関わりがあるときだけではなく、関わりがなく同じ空間にいるだけのときにもよく目が合うのであれば、その可能性はさらに高いでしょう。目が合うということは、あなただけが相手を見ているのではなく、相手もあなたを見ているということになります。それは気づいたら目で追ってしまう存在だからという理由である可能性もあるのです。

用事がなくても連絡が続く

用事についての連絡が終わっても連絡が続いていたり、用事がなくてもお互いに連絡をしたりする場合は、両片思いの状態であることが多いです。相手から今日あった出来事の話をされたり、日頃の悩み相談などの連絡があったりしている場合は、脈ありで両思いの可能性が考えられます。どうでもいい相手には、日々の話や相談をしたいとはなかなか思わないため、そういった連絡がくるということは、相手はあなたのことを信頼している、大切に思っているはずです。

会話が途切れない

会話が途切れずにスムーズに続く場合は、お互いに好印象を持っている状態であることが多いです。そのため、両片思いの状態になっている可能性も高いと言えます。自分から話を振らなくても相手から話してくれたり、たくさん質問をしてくれたりする場合は、両思いである可能性も高いです。好きな人とは、何時間でも話せると感じる方もいるのではないでしょうか。相手もそう思っているからこそ、会話が途切れないで続いている可能性もあるでしょう。

デートが3回以上続く

デート3回目までは見極め中である場合も多いですが、3回以上となると見極めはもう終わっていることが多いです。そのため、3回以上デートが続いている時点でお互いに好印象を持っている可能性が高いのです。そして、3回以上デートが続いているものの、関係が進展しないのであれば両片思い状態であることが多いでしょう。どちらも次のステップに行く勇気がないことで、名前がつかない関係性でのデートが続いているのです。

両片思いを抜け出し関係を前に進める方法

最後に、両片思いを抜け出し、関係を前に進める方法を紹介していきます。関係が壊れてしまったら、うまくいかなかったらと怖い気持ちもあるかもしれませんが、両片思いを抜け出すことができれば、カップルとして日々を過ごしていけるようになります。両片思いを抜け出して、前に進んでいけるように、できる方法から試してみてくださいね。

好意を言葉や態度で匂わせる

両片思いを抜け出すためには、自分の気持ちを相手に伝えることが大切です。そのため、好意を言葉や態度で匂わせてみましょう。匂わせたことで、相手が行動を起こして前に進めるきっかけになることもあります。また、匂わせたことでお互いがお互いの気持ちに気づき、前に進むための話し合いや告白ができるようになることもあるのです。

未来の話をしてみる

未来の話をしてみることで「あなたとの未来を考えているよ」「私が考える未来にあなたもいるよ」という気持ちをやんわりと伝えることができます。それで好意に気づき、関係が変わるきっかけになることもあるのです。また、未来の話をすることで、告白しやすい雰囲気を作れることもあります。「来年のこのイベント、一緒に行きたいですね」などと、未来のイベントに一緒に行きたいと伝えて、好意を匂わせるのもありです。

勇気を出して告白する

前に進みたい、カップルになりたいという思いがあるのであれば、やはり告白することが大切です。とても勇気がいる決断ではありますが、告白をすることで、どちらにせよ答えが出ます。もしダメだったとしても、曖昧な状態がなくなることでも抱えているモヤモヤした気持ちがなくなり、スッキリすることができるでしょう。OKだったとしたら、晴れてカップルに。告白することで、好きな人と両思いになれる、両思いだと実感できる可能性はグッと高まるのです。

【両片思い】は放置せずに行動してみて!

告白したら関係が壊れてしまう、このままでいたほうが幸せなのではないかなど、両片思いから抜け出せなくなってしまっている方は多いです。特に、大人になればなるほど、告白をして答えを出すことが怖くなってしまいやすくなります。怖いからこそ、答えを出さずに両片思いの状態を放置してしまいやすいですが、幸せになりたい、カップルになりたいのであれば行動が大切です。放置せずに、まずは自分の好意を匂わせる、少しずつ伝える。そして、告白して素直に自分の思いを伝えて、交際を叶えていきましょう。少しの勇気で、カップルとして過ごす幸せな日々に近づいていけるはずです。