婚活

10歳以上年上の彼氏との結婚はあり?上手な付き合い方やメリット・デメリットも紹介

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.09.20 公開
最近、SNSやYoutubeで年の差がある恋人との日々を発信するカップルが増えています。また、実際に年の差がある恋人と結婚し、日常を発信しているご夫婦もいますね。昔より、同じ環境の人を探しやすくなっている現代ですが、ネット以外の世界で自分と同じ環境の人を見つけるのはなかなか難しいです。同世代同士で付き合っている友達には、年の差恋愛の悩みが話せない……という方もいるのではないでしょうか。年の差恋愛には、年の差があるからこそ悩んでしまいやすい恋愛や結婚の悩みがあります。そこで今回は、10歳以上年上の彼氏と付き合うメリットやデメリット、結婚について解説していきます。彼との幸せな日常を続けていけるよう、ポイントを押さえていきましょう!
この記事を読んでわかること
10歳年上の彼氏との結婚のポイントは、デメリットについて理解し、二人で乗り越えようと思い合えることが大切です。男性と女性で、同世代カップルでは通じ合えた話題が通じかなかったり、社会人経験は男性の方が長くなるからこそ、同じ目線で話せることは一見少ないかもしれません。違いについて楽しいと捉えられると、乗り越えられるデメリットも多くなるはずです。また、年上の彼氏との恋愛は頼りがいも大きく楽しいですが、歳の差から生じるメリットはずっと続くものではありません。そのため、年齢差関係なく、彼のことが好きと思えることも大切になってきます。
もくじ
1. 10歳以上年上の彼氏と結婚した人の割合は? 2. 10歳以上年上の彼氏と付き合うメリット 3. 10歳以上年上の彼氏と付き合うデメリット 4. 10歳以上年上の彼氏と上手に付き合う方法 5. 10歳以上年上の彼氏と結婚を考える時の注意点 6. 10歳年上の彼氏と上手に付き合って結婚を目指そう

10歳以上年上の彼氏と結婚した人の割合は?


まず初めに、10歳以上年上の彼氏と結婚した人の割合から紹介していきます。厚生労働省「初婚夫婦の年齢別に見た婚姻件数・構成割合の年次推移」の2021年の調査によると、7歳以上夫が年上の夫婦の割合は10.5%となっています。3歳夫が年上の夫婦の割合は7.6%、5歳夫が年上の夫婦の割合は4.7%となっており、7歳以上夫が年上の夫婦の割合より少ないです。年の差カップルは、数年の年の差より、7歳以上離れているカップルの方が結婚をしている傾向があることが分かります。年の差があればあるほど、結婚しづらくなるわけではありませんね。

10歳以上年上の彼氏と付き合うメリット


年の差恋愛では、年の差があるからこそ楽しい!と思うこともあれば、年の差ゆえの大変さもありますよね。ここでは、10歳以上年上の彼氏と付き合うメリットについて解説していきます。年の差恋愛では、大変さばかりが取り上げられてしまうこともありますが、メリットもたくさんあります。彼との恋愛の素敵なところ、楽しいところはどこなのか、振り返って考えてみてください。

経済力がある


10歳以上年が離れていると、社会人としてのキャリアも10年以上の差があることになります。そのため、年収も10歳以上年の離れた彼の方が高いことが多いでしょう。経済力があることで、豪華なデートを楽しめたり、素敵なプレゼントをもらえたりする機会もあるのではないでしょうか。また、結婚対して、金銭的な不安を抱えにくいのもメリットです。

人生経験が豊富で頼れる


10歳以上年が離れているということは、それだけ人生の先輩であるということです。そのため、人生経験が豊富で、頼れるところが魅力になるでしょう。仕事や日々のことなどを彼に相談した場合、人生の先輩として教えてもらえることが多く、学びを得られることもあるでしょう。彼氏であり、尊敬できる人生の先輩でもあるなんて、とても素敵な関係性ですよね。同世代の恋人には甘えられなかったけど、年上の彼には甘えられるという女性もいるのではないでしょうか。

大人の余裕があり魅力的


10歳以上年が離れている相手は、自分より大人に感じることが多いと思います。年上の彼はあまり感情的にならず、余裕があるところが好き!と感じている女性もいるのではないでしょうか。人生経験があるからこそ、予想外のできごとにも冷静に対応できることもあるでしょう。自分なら慌ててしまうようなことにも、スマートに対応できる彼を見て、惚れ直してしまうこともあるかもしれません。年上の彼の、大人で包容力があるところに安心するという女性も多いのではないでしょうか。

喧嘩がなく穏やかに付き合える


同世代のカップルだと喧嘩になってしまうことも、年の差があることで喧嘩にならないこともあります。著者の周囲にも年の差カップルがおられますが、周囲に「いつも仲良しだね」と言われています。お互いの違いが多いからこそ、ふたりは普段から話し合うことを癖づけているそうですよ。お互いの意見をしっかり受け止め、話し合いで問題を解決できるので、あまり喧嘩にならないのです。また、年上の男性に年齢的な余裕があり、年下の彼女に対してあまりイライラしないというのもあるでしょう。同世代のカップルだったらイライラしてしまうことも「かわいい」「年が違うのだから仕方ないか」と許せてしまうのです。年の差カップルは、前提として、お互いに違いが多いと認識することが大切です。そうすることで、年の差からくるイライラに対しても、許容範囲が広くなりやすいことで、穏やかな関係性を築きやすい傾向があります。

10歳以上年上の彼氏と付き合うデメリット


続いて、10歳以上年上の彼氏と付き合うデメリットについて解説していきます。年の差があると、生まれた時代も育った環境も違うことが多いです。そのため、同世代のカップルだったら感覚で分かり合えることが、分かり合えないこともあります。年上の彼氏と付き合うデメリットを知ることで、今後が心配になってしまうことがあるかもしれませんが、知っておくことでより幸せになれることもあります。彼と末長く穏やかな関係を続けていけるように、デメリットを把握し、今後に活かしていきましょう。

話が合わない


年の差があることで、生まれた時代や育った環境が大きく違うため、あるあるネタはあまり通用しないでしょう。共通点が少ないことから、話が合わないと感じてしまうこともあると思います。ただ、話が合わないからこそ、知らなかったことを学べる機会もあり、お互いに視野が広がりやすいというメリットもあります。また、あなたの若い感覚や新しい価値観が、年上の彼にとっての学びとなることもあるでしょう。「お互いの違いが楽しい!」「趣味が違うなら教えてほしい」というような、前向き気持ちを抱けるカップルにとってはこれはデメリットにならないですよね。

価値観や考え方が違う


年の差カップルでは、過ごしてきた環境や社会情勢等の違いにより、価値観や考え方が違うことが多いです。恋愛や結婚への価値観、考え方にも違いがあることが多く、戸惑いを覚えることもあるでしょう。例えば、デートにかけるお金や割り勘の感覚、結婚前の同棲への価値観、家庭運営への考え方などに違いを感じることがあります。価値観や考え方が違うからこそ、お互いの意見を伝え合い、しっかりとすり合わせをすることがとても大切です。

対等な関係が築けない


10歳以上年が離れていると、社会人としても、人間としても経験値が違います。そのため、カップルではあるものの、先輩と後輩のような関係になってしまうことがあります。そうなってしまうと、年上である彼に自分の意見を伝えられず、不満や悩みを抱え込んで、疲れてしまいかねません。また、対等な話し合いができないまま、うまくいかずに別れを迎えてしまうこともあるでしょう。年の差によって上下関係になるのではなく、対等な関係を築き、お互いに何でも言い合えるようにしていけると良いでしょう。

周りに理解してもらえない


どんなに2人がうまくいっていても、年の差があることで周りに理解してもらえないことがあります。年の差恋愛に偏見があり、心ない言葉を言う人も中にはいます。また、年下である女性の両親が、将来娘が苦労するからと結婚を反対することもあります。ただお互いに愛し合っているだけなのに、同世代のカップルのように理解してもらえないことで、悩むことがあるかもしれません。もし、周りに理解してもらえない時は、2人のことを伝え続けることも大切ですが、時には周りと距離を置いて、自分たちの幸せを整理してみるのも良いのではないでしょうか。

10歳以上年上の彼氏と上手に付き合う方法


10歳以上年上の彼氏と交際することには、メリットもデメリットもあることが分かりました。では、メリット、デメリットを踏まえた上では、何を大切にしていけば幸せな恋愛ができるのでしょうか。ここでは、10歳年上の彼氏と上手に付き合う方法について解説していきます。年の差恋愛は大変なこともありますが、お互いを尊敬し合い、とても素敵な関係性が築ける魅力もあります。ポイントを押さえて、年上彼氏との恋愛をより楽しんでいきましょう。

自分の意思や価値観をしっかり持つ


年の差恋愛では、年の差がある分、自然と上下関係が生まれてしまいやすい傾向があります。そのため、傾向をきちんと把握し、対等な関係を築く努力をすることが大切です。また、対等な関係を築くためには、年上だから、年下だからと考えるのではなく、相手自身の思いや価値観をしっかりと受け止めることが重要になっていきます。対等な関係を築くために1人で努力するのではなく、2人で努力していけるようにしていきましょう。

年齢差を気にしすぎない


年齢差を気にしてしまうと、上下関係になりやすくなってしまいます。年上なのに、年上だからと何かにつけて年の差を理由にしないように、相手自身をしっかり見るようにしていきましょう。2人の間に起きている問題は、2人の関係性の問題であるかもしれないのに、年の差だけを理由にしてしまうと、根本の解決になりません。年齢差に囚われすぎず、2人の本質に迫るようにしてみましょう。

周りの意見を気にしすぎない


年の差があることで、周りからいろいろと言われてしまった経験がある方もいると思います。時に、周りの意見が大切になる場面もありますが、まずは2人の気持ちが1番大切です。周りの意見を気にしすぎると、自分の本音が分からなくなってしまう可能性もあります。周りの意見で悩んでしまった時は「お互いが幸せか、2人が幸せか」に重点を置いて考えるようにしてみてください。

10歳以上年上の彼氏と結婚を考える時の注意点


年上の彼との交際が順調だと、結婚を考えるタイミングも出てきますよね。ここでは、10歳以上年上の彼氏と結婚を考える時の注意点について解説していきます。結婚を決める時は、基本的に一大決心であることが多いですが、年の差婚は特に決心を固めなければならない部分があります。そう聞くと、年の差婚が心配になってしまうこともあるかもしれません。ただ、注意点を知っておくことで、結婚前に準備できること、対策できることもあります。注意点を把握し、年上の彼との結婚を現実的に考えていきましょう。

子どものことは事前によく話し合う


年上彼氏と付き合っている女性の場合、妊娠出産を望んでいることも多いです。ただ、年上の彼は年齢的に子どもはいらないと考えていることもあります。そのため、子供のことは事前によく話し合うようにしておきましょう。お互いに子どもを望んでいたとしても、何人欲しいかの希望が異なっていることもあります。また、年齢差がある分、年上の彼は先に定年を迎えるため、子育ての費用を計画的に貯めていく必要が出てくることも。話し合えるなら、結婚後のマネープランも一緒に考えておきましょう。

相手は先に歳を取っていく


今は自分にとって素敵な大人の男性でも、彼は自分より10年早くおじさん、おじいさんになっていきます。彼と共に老いていけないことは、結婚前に改めて認識しておくと良いでしょう。先に歳を取っていく彼を見守り、時には介護をすることもあります。年齢差がある分、将来的に同世代の友人より早めに彼の介護をする可能性が高いです。そういった可能性があることに注意しながら、2人できる対策(老後貯金や外部サービス調査・利用)などは、早めに進めておきましょう。

結婚を決める時に年の差は重要ではない


10歳以上年上の男性との結婚は、メリットもありますが、デメリットが多いとされています。自分が年下だからこそ相手に感じている大人な魅力も、ずっと続くとは限りません。年上だからこそのメリットが、いつの間にか年上だからこそのデメリットに変わってきてしまうこともあります。そのため、年上ならではの魅力ではなく、その人自身の魅力に惹かれていることがとても大切です。お互いの年の差を重要視するのではなく、自分自身、相手自身の魅力を好きでいることを意識してみてください。

10歳年上の彼氏と上手に付き合って結婚を目指そう


10歳以上年上の彼氏とのお付き合いは、年の差ならではの魅力だけでなく、年齢関係なく相手に惹かれているかも大事です。その人との根本的な相性が良ければ、きっと結婚までお付き合いが続いていくでしょう。年齢差はインパクトがありますが、そこだけを考えず、ある意味で同世代の彼氏と同じように、お互いの相性や人間性がフィットしているかはとても大事ですよね。年の差がある彼との結婚にはデメリットもありますが、事前に把握しておくことで、2人で対策を考えられることも十分あります。また、デメリットも「この人と一緒にいられるなら」と受け入れあえる場合もあるでしょう。年の差でお互いの違いが多いからこそ、お互いを認め合い、相手自身を思い合える2人は、きっと素敵なご夫婦になっていくはずです。価値観のすり合わせや話し合いを大切に、絆を深めて、年上の彼との結婚を目指してみてくださいね。