婚活

私って高望み?女性が婚活で身の程知らずと言われてしまう条件と婚活成功の秘訣

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2024.01.15 公開
自分では、そんなつもりはなかったのに「理想が高い・高望みだよ」と言われてしまったことがある女性は、意外と多いのではないでしょうか。自分ではそんなつもりがないとなると、どう改善していったらいいかもなかなかわからないですよね。そこで今回は、婚活で身の程知らずと言われてしまう条件と婚活成功の秘訣について解説していきます。自分に合う男性とはどんな男性なのか、じっくり考えていきましょう。
この記事を読んでわかること
婚活では女性はどうしても男性のスペックを重視する余り、高望みになってしまいがちです。高望みをする女性は自分に自信がないため、友人や周りの人に認めてもらえるような男性を選ぼうとします。スペックに×の付かない男性を選ぼうと条件を増やした結果、自覚なく高望みをしてしまう人が多いのです。解決策としては、条件に囚われずに会ってみること、そして自分の気持ちを大切にすることです。頭で考えすぎるよりも、気持ちに素直に行動することで、自然と高望みは解消されていくでしょう。
もくじ
1. 婚活における高望みとは? 2. 婚活で女性が重要視する5つの条件 3. 婚活で高望みしてしまう女性の特徴 4. なぜ女性は婚活で高望みをしてしまう? 5. 婚活で高望みをしてしまう人の対処法 6. 高望みか悩んだら第三者に相談を

婚活における高望みとは?


まず初めに、婚活における高望みについて解説していきます。婚活における高望みとは、自分のスペックとかけ離れている高いスペックの異性を選ぼうとすることです。スペックは、主に年齢や年収、学歴、職業、身長、容姿などで判断され、婚活では結婚相手を選ぶ条件として使われています。自分にとって、どんな相手が合うか、どんな相手が理想なのかがしっかりわかっていないと、誰が見てもいいと感じる男性を選んでしまいやすく、無意識のうちに高望みをしてしまっていることがあります。

婚活で女性が重要視する5つの条件


続いて、婚活で女性が重要視する5つの条件について解説していきます。婚活で、結婚相手を探すとき、まず初めに考える人が多いのが「どんな条件の相手を探すか」というところです。特に強いこだわりがなかったり、自分に合う相手の条件がよくわからないと感じてしまっていたりすると「誰が見てもいいと感じる男性」を選んでしまいます。結婚に失敗したくないと思えば思うほど、完璧に違いような高い条件の男性を選んでしまいやすいのです。どんな好条件の男性を女性は選びやすいのか、詳しく見ていきましょう。

学歴


「学歴は高いほうがいい」と考える女性は多いです。最低でも自分と同じくらいの学歴やそれ以上を望む傾向があります。中には「絶対に高学歴でなければ嫌だ」と、高学歴ではない婚活男性を自ら切り捨ててしまう女性も。学歴の条件から「努力できる人なのかどうか」「地頭がいいか」などを判断する女性もいるのです。

職業


職業は年収ともつながっているため、相手を選ぶ際に意識する女性が多いです。安定しているイメージのある公務員や高年収のイメージがある医者、社長、上場企業勤務などが、特に婚活女性に人気の男性の職業です。結婚生活をイメージした際に、激務で家族の時間が少なくなりそうであったり、低収入で生活が苦しくなってしまったりしそうな職業の男性は、最初から避けてしまう女性もいます。

年収


結婚相手とは、たまにデートで会うだけの関係ではなく、生活をともにしていくことになります。そのため、現実的な部分であるお金の問題はとても大切なのです。自分が養っていくつもりなら、男性の年収の部分は気にしなくてもいいですが、共働きの生活や専業主婦になることを考えているとなると、お金の問題は無視できません。「安定した生活がしたい」と考える女性は、特に年収が高い男性を希望する傾向があるのです。

身長


女性の理想の男性像として、よくあがるのが「高身長の男性」であることです。男性に比べ、女性は結婚相手に容姿の好みを求めない傾向があります。ただ、どんな容姿の男性がいいかと問われると出てきやすいのが、高身長であることです。高身長の男性が相手だと、気兼ねなくヒールの高い靴を履けることがポイントだとしている女性もいるのです。世間体を気にして、実際にはそんなに男性の身長を気にしていないのに、高身長の男性を求める女性もいます。

容姿


「結婚するならイケメンがいい」「細マッチョがいい」など、男性に対して容姿の好みがある方もいますよね。結婚相手を選ぶ際は、内面を重視して選ぶ女性が多いですが、中には「とにかく容姿が大事!」と考えている女性もいます。ドキドキやときめきが続く相手だと「ずっときれいでいたい」と思えるようにもなるため、自分磨きをし続けることができるのです。また、素直に容姿のいい男性と結婚することで、他の人に自慢できると考える方もいます。

婚活で高望みしてしまう女性の特徴


続いて、婚活で高望みしてしまう女性の特徴を紹介していきます。婚活で高望みをしてしまう女性は、自覚がない場合も多いです。では、どんな女性が無意識に高望みをしてしまうのでしょうか。あなたも、無意識に高望みをしてしまってはいないか。高望みをしてしまう女性の特徴と照らし合わせながら、確認してみてくださいね。

自分の婚活市場価値を分かっていない


婚活市場価値とは、字の通りに婚活における自分の市場価値のことで、結婚できる可能性を示す尺度として使われています。自分の婚活市場価値を知るということは、自分の立ち位置を知るということ。婚活に限らず、自分の立ち位置がわかっていないと、的外れなことをいってしまったり、空回りになってしまったりして苦労することが多いです。「高望み」や「身の程知らず」といわれてしまうのも、この婚活市場価値が関係しています。

自分にコンプレックスを抱える人


自分にコンプレックスを抱えていて、自己肯定感が低い方は、周りから羨ましがられるようなハイスペックの男性を求めてしまうことがあります。自信のなさや自己肯定感の低さをハイスペックな男性のそばにいることで、補おうとしてしまうのです。周りから羨ましがられることで、自分の価値が上がったような感覚になることができるため、その方法でコンプレックスを解消しようとしてしまうこともあります。

恋愛経験がない人


恋愛経験がないと、自分の中でどんどん想像ばかりがふくらんでしまい、気づいたら男性への理想が高くなってしまうことがあります。その状態で婚活を始めると、無意識に高望みをしてしまいやすいのです。また、経験がないからこそ、どんな相手が本当に自分に合うかがわからず、わかりやすくいい人を求めてしまいます。

なぜ女性は婚活で高望みをしてしまう?


ここでは、なぜ女性は婚活で高望みをしてしまうのかについて解説していきます。女性が、婚活で高望みをしてしまうときは、無意識であることも多いため、なかなか自分の現状に気づけないことも。女性が高望みをしてしまう理由を詳しく知り、高望みをしていないか考えるときのヒントにしてみてくださいね。

自分に合う人がわからない


自分にどんな人が合うかわからなかったり、こだわりがなかったりすると、一般的ないい人や理想の男性を探してしまいやすいです。その結果、無意識に高望みをしてしまっていることがあります。婚活をするうえでは、自分はどんな結婚をしたいのか、どんな相手がいいのか、しっかり考えることが大切です。その部分がしっかり考えられていないと、婚活の軸がない状態になり、わかりやすく条件のいい人を選ぶようになってしまいます。

過去の恋人と比較してしまうから


過去の恋人が、自分にとって完璧な相手だったという場合は、結婚相手は「それ以上に完璧な相手にしないと」と考えてしまうようになります。どうしても過去の恋人と比較してしまうという女性は特に、結婚相手が過去の恋人以上であることを求めてしまうでしょう。過去の恋人以上の相手を探していたら、無意識に高望みだと思われてしまうような相手を選んでしまうケースもあるのです。

家族や友人の目が気になってしまう


家族や友人の目が気になってしまい、羨ましがられたり、自慢できたりするような相手を選ぼうと高望みをしてしまうことがあります。自分にコンプレックスがあったり、家族が厳しかったりすると、余計にわかりやすく条件のいい人を選ぼうとしてしまいやすいです。夫婦とはいえ、それぞれ違う人間ですが、中には夫の価値を妻の価値、妻の価値を夫の価値のように考える方もいます。そのため、自分の価値を気にして、市場価値の高い相手を選ぶケースもあるのです。

自分のこだわりが強いから


こだわりが強く、自分の理想の結婚相手が具体的に決まっているからこそ、高望みをしてしまうケースがあります。「顔はこんな感じで、性格はこうで、年収は1000万円近くで」など、こまかくこだわりがあることで「高望み」と認定されてしまうことがあるのです。自分に合う相手をしっかりと分析できていて、定まっていることは大切ですが、こだわりが強く、細かい理想の条件があるのはまた別の話です。こだわりを持つことは大事にしながらも「こだわりが強すぎて高望みになっていないか」は注意しておきましょう。

婚活で高望みをしてしまう人の対処法


最後に、婚活で高望みをしてしまう人の対処法を紹介していきます。高望みについては、自分で気づくこともあれば、人にいわれて気づいたという方もいると思います。自分が高望みをしているとわかったときには、どうしていけばいいのか。対処法を知り、婚活成功に近づいていきましょう。

譲れない条件以外はこだわらない


婚活で、譲れない条件を決めておくことは大切ですが、その他の条件はあまりこだわりすぎないようにしていきましょう。がちがちに条件を決めてしまい、こだわってしまうと、なかなかピッタリの相手に出会えず、婚活が進まなくなってしまいます。婚活がうまくいかないときは「あなたにとって本当に譲れない条件は何なのか」を今一度、見直してみてくださいね。

条件に当てはまらない人でも会ってみる


恋愛にかぎらず、あなたの今までの経験で、会う前の印象と会ってからの印象が大きく変わったということはありませんでしたか? プロフィールだけで、相手のことがすべてわかるわけではありません。あなたも、自分のプロフィールや条件だけで判断され、好印象の男性に会ってもらえないとなると悲しいですよね。相性がいいのに、会わないことでその可能性を消してしまうのはもったいないことです。もし条件に当てはまらない相手でも「まずは会ってみる」と考え、動いていくと婚活の流れがよくなっていくでしょう。

感覚や感情を大切にしてみる


婚活で「失敗しないように」と思って頭でいろいろと考えてしまうと、自分の本音を無視してしまっていることがあります。この先の長い人生がかかっているからこそ、現実的に冷静に考えてしまう気持ちもわかりますが、感覚や感情を信じることも大切です。むしろ、感覚や感情があなたの本音であることも多いのです。婚活をしていると「いいかも」と思っても、あとで「いや、条件がよくないからな……」と考えてしまうこともあるでしょう。ただ、ときには感覚や感情も大切に相手を選んでみてくださいね。

自分から積極的に申し込む


高望みしてしまう女性は、相手を選り好みしてしまう傾向があります。そのため、自分の条件にほぼ近い相手でなければ申し込みをせず、婚活が進まなくなってしまうのです。高望みをしてしまう傾向がある女性がうまく婚活を進めていくには、自分から積極的に申し込むことが大切です。すべてが条件には合っていなくても「少しでも気になるようなら会ってみる」と考えていくことが、成功のカギになっていきます。「いいかも?」と少しでも思えるようなら積極的に申し込みをし、まずは会う男性の数を増やしていくようにしていきましょう。

高望みか悩んだら第三者に相談を


自分に合う人があまりわからなかったり、こだわりがなかったりすると「一般的な条件のいい人」を選びやすいため、同じようなスペックの男性に人気が集まってしまいます。また、自分に自信がなかったり、周りの目を気にしてしまったりした結果、一般的な条件のいい人を探してしまうことも。自分では意識していなくても、そういった選び方をしていると高望みをしてしまっていることがあるのです。「高望みかも?」と悩んだときは、第三者に相談するのがおすすめです。婚活のプロである結婚相談所の仲人に相談してみるのもよいでしょう。選り好みせずにまずは会ってみること、感覚や感情も信じてみることを大切に、婚活成功を目指してみてくださいね。