恋愛

好きな人が忘れられない時はどうすればいい?忘れて次の恋へ進むステップを解説します

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.09.11 公開
あなたには、忘れられない恋ってありますか?辛く苦しかった恋、切なかったけれど眩しかった片想い、幸せで満たされていた恋……さまざまな恋があり、その恋の一つ一つには好きな人がいて、思い出があります。もう時間が経っているのに、どうしても好きな人のことを忘れられないということもありますよね。前に進みたいのに、新しい恋がしたいのに、どうしても踏み出せない。そんなときは、どうしたらいいのか……そこで今回は、好きな人を忘れ、次の恋へ進むステップについて解説していきます!前に進みたいと思っているけど、どうしても一歩が踏み出せないあなたへ。この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
この記事を読んでわかること
好きな人が忘れられない時は、未来の恋人との将来の希望を想像してみたり、出会いとは関係なく新しい人と関わることや、断捨離をするなど、気持ちを前に向ける方法を試してみて下さい。それでも、辛いなと思うときは、彼を忘れられない・・・それくらいに大切な恋をした自分を、ぜひ丸ごと受け入れてあげるようにしましょう。このまま何もせずに事が過ぎていくのが辛い時は、彼に思い切って再度気持ちを伝えることもアリです。結果はどうなっても、前に進む理由になります。少しずつでも、自分に1番合った気持ちの折り合いの付け方を、今回の記事の中から見つけていただけたなら幸いです。
もくじ
1. 忘れられない「好きな人」ってどんな人? 2. 好きな人を忘れられないのはどうして? 3. 好きな人を「忘れられない人」と「忘れる人」の違い 4. 好きな人を忘れたい!と思ったら次の恋へ進むための行動 5. 好きな人を忘れられないなら、一度連絡をしてみるのもアリ 6. 好きな人を忘れられない気持ちに折り合いを付けよう

忘れられない「好きな人」ってどんな人?


そもそも忘れられない好きな人ってどんな人なのでしょうか。忘れられない好きな人は、人それぞれタイプが分かれるかと思いますが、参考例として3パターンご紹介していきます。あなたが忘れられない好きな人には当てはまるでしょうか?幸せいっぱいの記憶、ちょっぴり切ない記憶、辛かった記憶……少し昔の記憶を辿ってみてくださいね。

初恋の相手


忘れられない好きな人としてよく挙げられるのが「初恋の相手」です。初恋というと、幼稚園や小学校の頃の恋を挙げる人もいれば、初めて本気で好きになり告白した相手、初めてしっかり付き合った相手を挙げる人もいますね。やはり、何事も初めては記憶に残ります。また「これが恋か」と胸がいっぱいになったり、何も手につかないほど悩んだり、初めての感情にたくさん向き合ったからこそ、なかなか忘れられない濃い記憶になりやすいです。

付き合っていたけれど振られた相手


付き合っていたけれど「振られた相手」も忘れられない好きな人として挙がりやすいです。とても幸せを感じていたのに突然振られてしまった、なんだかうまくいかなくなってしまって、好きだったのに振られてしまったなど、好きな感情が残っている状態で振られてしまうと、より切ない記憶として残ってしまいます。また、振られたことが切ない、悲しい記憶ではなく、腹が立った記憶として残っている人もいますよね。

叶わなかった理想の相手


最後にご紹介するのが「叶わなかった理想の相手」です。私も、昔片想いをしていた好きな男性に告白し、振られてしまったことがあります。学生時代の話ですが、なんともほろ苦い思い出です。文武両道で、学年中の女子に人気だった子に告白したので、私もまさしく「叶わなかった理想の相手」への告白でした。「叶わなかった理想の相手」も振られた相手と同じように、うまくいかなかった、叶わなかったからこそ、記憶として強く残りやすいです。

好きな人を忘れられないのはどうして?


次に、なぜ好きな人を忘れられないのか、その原因を一緒に探っていきましょう。忘れたいのに忘れられない、その裏にはきっと何か心にひっかかる鍵があります。少しずつでも前に進んでいけるよう、まずは原因を探るところから自分と向き合う時間を作ってみてください。

相手を美化してしまっている


好きな人を忘れられない原因の1つ目は、「相手を美化してしまっている」からです。記憶はどうしても時が経つにつれて忘れていってしまいますし、忘れていく過程で曖昧になります。また、時が経てば経つほど、自分がこうだったと思いたいように無意識に記憶を脚色してしまうこともあります。好きだった相手の記憶が美化され、辛かったことも、幸せだった記憶に変換されている場合は、なかなか好きな人を忘れられないでしょう。

好きなまま別れてしまい未練がある


先ほど、忘れられない好きな人についてご紹介した中にもあったように、うまくいかなった、好きなまま別れてしまった場合は、未練が残ることがありますね。その未練がどうしても消えず、もしかしたらいつか戻れるのではないかと考えてしまうと、なかなか忘れられず、前に進めないですよね。

今の恋愛がうまくいっていない


振られてしまった、またはお別れしてしまった後、新しい恋に進むことはできたものの、その恋がうまくいっていない。その場合は「前の方がよかったな、あの人だったら」と過去の恋に思いを馳せてしまうことがあります。今の恋人と向き合うのが怖い、向き合いたくないからこそ、前の恋に思いを馳せ、現実逃避をしてしまうこともありますね。

忘れられない自分にメリットがある


また、少し違う視点から考えてみると、一途な自分でいたい、忘れられないから恋人ができなくても仕方ない等、忘れられない自分に無意識にメリットを感じていることもあります。忘れないようにしておくことがむしろ自分を楽にしてくれる、自分を守ってくれるから、忘れられないことを無意識に選んでいることも。無意識だと自身でも気づきにくので、前に進むのが少し難しくなってきますね。

好きな人を「忘れられない人」と「忘れる人」の違い


あなたのまわりには、失恋しても「次行こ次!」というタイプの人はいませんか?失恋を引きずってしまう人がいる一方で、すぐに忘れる人もいます。そこにはどんな違いがあるのでしょうか。ここでは、忘れられない人の特徴について解説していきます!

忘れられない人の特徴①考え過ぎてしまう


もともとの性格的に、考え込みやすいタイプの人は、ぐるぐると考えすぎて、いつまでも過去の人のことが頭から消えなくなってしまいます。過去の恋に対して「もっとこうしていれば良かったのではないか」「自分がいけなかったから後悔が残り、こんなことになった」と反省会をし続けて、自分を責め続けることで、より頭から離れなくなってしまうこともありますよね。

忘れられない人の特徴②関係が続いている


好きな人を忘れられない方の中で、今でも好きな人と連絡を取り合っていたり、顔を合わせるような関係であったりすることがあります。会う機会がなくなれば、記憶が薄れ、少しずつ失恋の傷が癒えていくこともありますが、今でも関係が続いているとなると、そうもいかないですよね。関係が続いている人の中には、関係を切りたいけど同じコミュニティ(同じ学校や職場等)に所属していることで切れない人もいます。関係が続いている状態では、相手を忘れることは難しいため、忘れるのではなく「過去にできるようにする」ことが大切になってくるでしょう。

忘れられない人の特徴③視点が過去にある


視点が過去にあるとは、簡単に言うと、未来を見ているか、過去を見ているかという違いです。過去に視点がある人は、思い出を大切にする人である反面、忘れられないという弊害があります。恋愛に限らず「あの頃は良かったな、楽しかったな」と昔を懐かしみがちな人もいるかと思いますが、そのタイプの人も、視点が過去にあるタイプです。ただ、今の現実に向き合い、現実が苦しいからこそ、昔に思いを馳せることもあるかと思います。少し昔を懐かしみ、その上で現実を進めていければ良いのですが、ずっと過去から進めていない、思い出を過去にできていないとなると、苦しい状況が続いてしまいやすいです。

好きな人を忘れたい!と思ったら次の恋へ進むための行動


ここまで、忘れられない好きな人について解説してきましたね。ここからは、好きな人を忘れたい!と思ったときにどうしたらいいのか、次の恋へ進むための行動についてお話ししていきます。忘れたいけどうまくいかないときに、参考にしてみてくださいね。

視点を未来に移してみる


好きな人を忘れたい場合、視点を未来に移せるように意識してみましょう。先ほど、好きな人を忘れられない人は、視点が過去にあるという話をしましたね。その逆に、視点を未来に移してみることが、好きな人を忘れる大事なステップになります。具体的には、将来の希望について考えてみるのがおすすめです。例えば、将来は結婚したいか、するならどんな相手がいいか、次の恋に求めるものは何かなど。視点を未来に移し、自分の将来について考えることで、過去のことを改めて分析することができ、次の恋へ進むきっかけが生まれていきます。

人と積極的に関わり外に出る


人に関わらない状態が続くと、自分の考えや環境が変わるきっかけに出会うことが難しく、同じところで悩んでしまいやすいです。出会いを探すことを目的に人と積極的に関わる、外に出るのではなく、まずは人と繋がりを持つ、外に出てみることが大切です。新しい出会いを探さなきゃ!と焦ってしまうのではなく、自身の趣味でも友人に会うでも何でもいいので、まずは人と関わり、外に出ていくというところから始めてみてください。

部屋の模様替えや断捨離をして気分を一新する


形から入ること、気持ちを整えるために環境を変えることを「気休めにしかならない」と感じる人もいますが、とても大切なことです。部屋の状態は心の状態を表すと言われ、気分が落ちているときや気力がないときは、部屋が荒れてしまうこともありますよね。気持ちがざわざわして落ち着かない、まだもやもやしている。そんなときこそ、部屋の模様替えや断捨離をしてみてください。すぐに気持ちは変わらなくても、前を向いて進んでいく流れを自然と与えてくれるかもしれません。

忘れられない自分も肯定してあげる


忘れなきゃ!と思うほど、忘れられないことってありますよね。私にも、忘れたいけど忘れられない記憶があります。そんなときは、忘れられない今の自分をまるっとまずは受け止めてあげるのもアリです。一度きちんと受け止めてあげることで、時間はかかっても少しずつ過去にしていけることもありますよ。私は、辛いことがあったときによく日記に綴って、自分の感情を吐き出していました。文字にすることで「ああ、今自分は辛いんだな」と改めて自分の感情を理解することができていました。紙でも携帯電話のメモでもいいので、感情を綴ってみるのもおすすめです。

いつも自分を大切にする


自分を大切にすると口では言えても、実際は難しく、無意識に人に合わせてしまったり、自分の感情を犠牲にして他人を優先してしまったりして、できていないこともありますよね。次の恋に進まなきゃ!の前に、まずは自分の好きなことや価値観を大切にする時間を作ってみてください。一旦恋愛は置いておいて、しばらく自分の好きなことや仕事に没頭し、自由に生きてみるのもいいでしょう。自分を大切に、自分の生き方で歩んだ先に、次の恋や予想もしていなかったできごとがあるかもしれません。

好きな人を忘れられないなら、一度連絡をしてみるのもアリ


先ほど、好きな人を忘れられない自分を肯定してあげるという話をしましたね。忘れられないことが悪いことで、忘れることが正義というわけでは決してありません。どうしても忘れられないなら、その自分の気持ちに従って行動してみる、それも前に進む方法の一つです。好きな人にもう一度連絡してみて、付き合いたい強い気持ちを伝える。その上で今後のことを考えてみてもいいですね。ここでは、忘れられない好きな人に連絡をするメリットについて、2つご紹介します。

連絡をするメリット①連絡がきっかけで付き合えるかもしれない


人間の気持ちは移り変わりがあり、そのときの環境によっても変化していきます。そのため、相手の気持ちが変わる可能性もありますよね。どうしても忘れられない、諦められない相手がいるのなら、勇気を出してもう一度連絡をしてみるのもアリですよ。その連絡がきっかけで、関係性が変化したり、付き合えることになったりするかもしれません。気持ちがぐるぐると停滞してしまっているなら、自分の忘れられない気持ちに従って行動してみましょう。

連絡をするメリット②ダメでも気持ちが吹っ切れる


勇気を出して連絡してみたけど、効果ナシでうまくいかなかった、振られてしまった場合、落ち込むでしょうし、辛くも感じますよね。ただ、行動して結果が出たことで、気持ちが吹っ切れることもあります。成功でも失敗でも、行動が前に進むきっかけになることもありますよ。婚活では、「あの時もう少し行動をしていれば・・・」と後悔をされる方も多いのです。やらぬ後悔よりやる後悔!迷ったらこの言葉を思い出してくださいね。

好きな人を忘れられない気持ちに折り合いを付けよう


一度好きになった人、その人のことばかり考えていたような存在を忘れるというのは、簡単ではなく、とても難しいことです。忘れなければならないという考えで自分を苦しめてしまうのではなく、忘れられない自分も受け止めてあげながら、少しずつ自分の気持ちに折り合いを付けてあげられるといいですね。すぐに全てを忘れるのが無理なのは、あなただけではありません。真剣な恋をしてきた多くの方が、近しいご経験をされています。忘れられなくても、自分の気持ちやご経験も、きっとあなたの大切な一部に変わっていきます。自分のこと、他人のことでたくさん悩み、心を動かすことができる優しいあなたが、少しでも前に進むきっかけになりますように。
結婚相談所イノセント代表:坂田
過去の恋愛は自分で頑張って忘れられるものではありません。忘れるのにかかる時間も人によります。実は、婚活では人を好きになれないと悩む人が多いので、忘れられないほど人を好きになれることは誰にでもできることではありません。また素敵な人と出会えれば、それ以上に好きになれるので安心してくださいね。