婚活

【後悔する?】誰でもいいから結婚したいってダメですか?幸せな結婚を叶える方法

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2024.03.15 公開
結婚相談所やマッチングアプリで長く婚活を続けてきていたり、婚活がうまくいかなかったりすると「もう誰でもいいから結婚したい」「誰でもいいから結婚して」と思ってしまうこともありますよね。「結婚すること」がゴールになって、焦ってしまうと、よりそんなふうに考えてしまうこともあるでしょう。そこで今回は「誰でもいいから結婚したい」はダメなのか、幸せな結婚を叶える方法について解説していきます。「誰でもいいから結婚したい」と思うようになってしまったときは、どう過ごしていけばいいのか。まずは、誰でもいいから結婚したいと思う人の心理から考えていきましょう。
この記事を読んでわかること
「誰でもいいから結婚したい」口では言っても、実際には誰でもいいということはありませんよね。まず、結婚や婚活への焦りや疲れを自覚して、少し休憩が必要かもしれません。愛情を持って夫婦関係を築ける相手と出会うために、出会いを楽しむ気持ちを持つことが、婚活には一番大切です。焦らずに、疲れた自分を労ってあげてくださいね。
もくじ
1. 誰でもいいから結婚したいと思う人の心理 2. 後悔する?誰でもいいから結婚するデメリット 3. 誰でもいいのに…結婚ができない理由 4. 誰でもいいと思う人が幸せな結婚を叶える方法 5. 「誰でもいい」は心が疲れているサイン?

誰でもいいから結婚したいと思う人の心理


まず初めに、誰でもいいから結婚したいと思う人の心理について解説していきます。婚活を始める前や始めてすぐのときは「こんな人と結婚したい」とさまざまな理想があった方もいると思います。それが、いつの間にか誰でもいいから結婚したいと思うようになってしまった。それは、一体なぜなのでしょうか。あなたが誰でもいいから結婚したいと思うようになってしまったきっかけや理由を思い返しながら、誰でもいいから結婚したいと思う人の心理について考えていきましょう。

周りの結婚ラッシュに焦っている


周りの結婚ラッシュに焦ってしまい、誰でもいいから結婚したいと思ってしまうケースもあります。周りが次々に結婚していく状況だと、自分だけ取り残されているような感覚になり、焦ってしまいますよね。みんなと同じように年齢を重ねていっているのに、自分だけ前に進めていないと感じてしまい「同じステージに行きたい」と結婚を急いでしまうのです。

老後をひとりで過ごすことへの不安


独身でいると老後をひとりで過ごすことが不安になってしまい、誰でもいいから結婚したいと思う方もいます。「このままずっとひとりだったらどうしよう」という不安が大きくなり、その不安を解消したいから結婚に焦ってしまうケースもあるのです。結婚相手がほしいというより「将来横に誰かがいてほしい、支えになってくれる人がほしい」という思いが、婚活の原動力になることもあります。

親や親戚からのプレッシャー


自分はそこまで結婚に焦っていなかったものの、親や親戚からプレッシャーをかけられたことで、結婚を焦ってしまい、誰でもいいから結婚したいと思うようになってしまうケースもあります。このケースの場合、本当に結婚したいというよりかは「もう親や親戚に何も言われたくないから」という理由で、結婚を急いでしまっていることがあります。

婚活がうまくいかず自暴自棄になっている


婚活がうまくいかず、自暴自棄になっていて、誰でもいいから結婚したいと思ってしまっていることもあります。男性の中には、「もうどうでもいい」「結婚さえできればいい」などと、婚活から逃げたくなってしまったり、婚活から早く抜け出したいと考えてしまったりして「結婚できるなら、相手は誰でもいい」という思考になってしまっているのです。

贅沢を言える立場ではないと思っている


婚活を続けていて自信をなくしてしまっていたり、悩みを相談できる人がいなかったり、もともと自分に自信がない性格だったり、自分の条件を現実的に客観視していたりすると「自分は贅沢を言える立場ではない」という認識を持って婚活をしていることがあります。その認識が強いと「自分は贅沢を言える立場ではないから、結婚してくれるなら誰でもいい」と考えてしまい、そのスタンスで婚活を続けることになるのです。

恋愛に興味がない


「恋愛に興味がないけど、結婚はしたい」と婚活をしている方は、誰でもいいと考えてしまいやすいです。恋愛に興味はなく、結婚することが目的であり、どんな相手と恋愛をしたいかはあまり考えないため、そういった思考になってしまう傾向があります。

人を好きになれない


婚活でさまざまな相手に会っても、誰も好きになることができなかったり、もともと人を好きになれなかったりすることで、誰でもいいと思ってしまうケースもあります。特に女性は、婚活で出会う相手をなかなか好きになれないことで悩む方が多いです。人を好きになれないからこそ、感情が動きづらく「この人だ」という決断がしづらくなってしまうのです。


後悔する?誰でもいいから結婚するデメリット


「誰でもいい」と結婚した場合、後悔してしまうことはあるのでしょうか。ここでは、誰でもいいから結婚するデメリットについて解説していきます。誰でもいいからと結婚した先で、起こり得ることを理解したうえで、今後どうしていくか考えていきましょう。

相手に愛情を持つことができない


誰でもいいからと結婚した場合、相手に愛情を持つことができない可能性があります。恋愛感情がなかったとしても、相手に愛情を持つことができれば家族としてうまくやっていけることもありますが、愛情さえ持つことができないとなると、一緒に生きる意味を見失ってしまうかもしれません。また、愛情を持つことができない相手と結婚生活をしないといけないとなると、ただただストレスを感じる生活になってしまう可能性が高いです。

夫婦関係を続ける努力ができない


「この人だ」と思って結婚をしたわけではないため、誰でもいいからと結婚すると夫婦関係を続ける努力ができなくなってしまいやすいです。「この人とずっと人生をともにしていきたい」という強い思いがあるわけではないため、うまくいかなくなったらすぐに「離婚しよう」と考えてしまうこともあるでしょう。

相手からも愛されないかもしれない


相手に愛情を持てないまま結婚した場合、相手からも愛されない可能性があります。片方だけ愛情がある状態で結婚すると、愛情を持っているほうは一方通行であることに苦しさを感じてしまうことも。誰でもいいと結婚したのなら、相手も誰でもいいと思っている可能性、相手からも愛されない可能性があることは理解しておきましょう。

誰でもいいのに…結婚ができない理由


「誰でもいい」と思っているなら、すぐに結婚できてもおかしくはありません。ただ、誰でもいいと思っていたとしても、実際には結婚できないまま日々が過ぎていってしまう人が多いです。それは、なぜなのでしょうか。ここでは、誰でもいいのに結婚ができない理由について解説していきます。誰でもいいのになかなか結婚できない状況が続いている場合は、その理由を一度深掘りしてみましょう。

実は誰でもよくないから


誰でもいいとは言っているものの、実際のところは「誰でもよくない」から結婚ができていないケースは多いです。誰でもいいというのは建前で、本音としてはさまざまなこだわりがあるのです。完全に「誰でもいい」と割り切れているわけではないため、結婚を決断できなくなってしまっています。

相手にも相手を選ぶ権利があるから


自分が誰でもいいと思っていたとしても、相手にも相手を選ぶ権利があるため、なかなか結婚に至らないこともあります。誰でもいいと思われて結婚する相手にも気持ちがあるため、お互いが割り切っていないかぎりは、なかなか結婚までたどりつかなくなってしまいやすいのです。

割り切って結婚できる人は少ない


実際のところ、本当の意味で割り切って結婚できる人は少ないです。本当に何も考えず、誰でもいいと結婚できる人はほぼいないと思ってもいいでしょう。好きになれないのなら、相手の条件や愛情を持てそうかどうかで結婚するというケースはあります。ただ、条件も愛情を持てそうかどうかも何も気にせず「本当に誰でもいい」と割り切って相手を決めることは、かなり難しいのです。

誰でもいいと思う人が幸せな結婚を叶える方法


最後に、誰でもいいと思う人が幸せな結婚を叶える方法を紹介していきます。誰でもいいと言う人は、実際には「誰でもよくない」ことがほとんどです。誰でもいいという気持ちを持ちながらも、自分の本音と向き合い、幸せな結婚に向けて気持ちを整理していくにはどうしたらよいのか。改めて、自分の今の状況とこれからについて考え、行動に移していきましょう。

一度婚活を休止する(ペースを落とす)


誰でもいいとまで思ってしまっているときは、婚活にかなり焦ってしまっているか、婚活で疲れ切ってしまっている可能性が高いです。そのため、誰かに相談したり、一度婚活を休止して、離れてみたり、活動ペースを落としてみたりすることで、逆に幸せな結婚に近づくこともあります。一度冷静になり、今の状況や自分の気持ちを整理することで、これからどう動いていくかが見えやすくなり、婚活がうまくいくようになることもあるのです。

譲れない希望や条件を明確にする


誰でもいいけど、結婚できていないというときは、本当は誰でもよくないと思っている可能性があります。そのため、あなたの本音と向き合い、結婚で譲れない希望や条件を明確にすることが大切です。譲れない希望や条件を明確にすることができれば「ここさえ叶っていれば、あとは何も気にならない」など、自分の中での判断基準ができてくるようになります。

出会いを楽しむ気持ちを持つ


婚活を長く続けていると、いつの間にかお見合いが作業のようになってしまい、出会う相手としっかり向き合えなくなってしまっていることがあります。誰でもいいと思っているところから、幸せな結婚を叶えるためには、初心にかえり、1つひとつの出会いを楽しむ気持ちを持つことが大切です。頭で考えるのではなく、あなたの感情、感覚にフォーカスを当てて「なんだかいいな」「一緒にいると楽しいな」など、シンプルな気持ちを拾い上げていくようにしましょう。

焦らずに出会いを待つのも1つの方法


結婚に焦ってしまっているときは「結婚しなきゃ」という気持ちでいっぱいになってしまっていて、自分の本当の気持ちが置き去りになってしまっていることもあります。とても焦っていたけど、立ち止まって考えてみたら「実際は、そんなに本気で結婚したいわけではなかった」というケースもあるのです。また「誰でもいい」と口にしていたものの、実際は「結婚相手は吟味して決めたい」と思っていることもあります。誰でもいいから結婚したいと思ってしまっているときは、まず立ち止まって自分の気持ちに向き合ってみることが大切です。そして、焦らずに出会いを待ってみる選択肢をとってみるのもよいでしょう。

「誰でもいい」は心が疲れているサイン?


婚活では、人生をともにする大切なパートナーを探していきます。そんな、大切なパートナーが「誰でもいい」ことは、基本的にはないと思ってよいでしょう。「誰でもいい」と思ってしまっているのなら、心が疲れてしまっていて、もうどうでもいいと思っていたり、婚活から逃げ出したいと思っていたりする可能性があります。そんなときは、まず一度立ち止まって、本当は「誰でもいい」と割り切れていない自分の気持ちを受け止めてあげましょう。そして、婚活から少し離れて休憩したり、焦らずに婚活を続けたり、結婚の条件を改めて整理したりして、今の自分の状況と自分の本音を見つめ、これからの行動をどうしていくか考えてみてくださいね。