なぜこんな気持ちになるの?彼氏に疲れる原因とは?
以前は「彼氏と一緒にいると幸せ!」と感じられたのに、最近では「疲れた」と感じる。これってすごく悲しいですよね。なぜこのような気持ちになってしまうのでしょうか。
価値観が合わず彼に合わせているから
たとえば「朝食は絶対パンに限る」という人と「パンも好きだけど、朝に白ごはんとお味噌汁を食べるとホッとする」という人が一緒に生活したと仮定します。毎朝パンを強いられる生活に、いつの日か「たまにはご飯も食べたい」「パンばっかりで飽きた」と感じるでしょう。価値観の合わない相手と過ごすのはストレスになり得ます。また、付き合い始めた頃は「彼氏ができた」という嬉しさで、価値観のズレにも難なく合わせられることが多いです。ですが、時間の経過とともに気持ちが落ち着き、価値観のズレを感じることが多くなり「疲れた」と感じるようになります。
素の自分を出せていないから
「大好きな彼氏に嫌われたくない」という心理から、素の自分を出せずにいる女性もいるでしょう。また「彼が好きな性格や女性像を演じている」という人もいるかもしれません。「彼氏に嫌われたくない」という一途な心や、彼のために努力できるのは、とても素敵なことです。また、そうしたい!と思える彼に出会えることは、なかなか無いですよね。ですが、一方でそのために自分を押し殺してしまうのは、とても辛いことです。
連絡や会う頻度のペースが合わないから
LINEのやりとりや、恋人に会う頻度の理想は人それぞれことなります。たとえば、彼女側は「週に1回会えたら十分」と思っていて、彼氏側は「毎日会いたい!」なんて意見の違いもありますよね。彼に合わせてたくさんデートをしていたら、いつの日か彼女の負担が大きくなってきます。他にも、LINEのやりとりについて「最小限の会話で十分」という人にとって、1日何通もLINEがきたり、返信の催促をされたりするのもストレスですよね。
彼への気持ちが下がっているから
恋人への好意を常に一定に保てる人もいれば、波がある人もいます。彼に対して「疲れた」と感じるのは、ただ一時的に気持ちが下がっているだけかもしれません。この場合は「別れたほうがいい」と結論を急がないでください。時間が解決してくれることは十分にありますよ!
彼に疲れたと感じている時の対処法はどうすれば良い?
「彼氏に疲れた」という辛い気持ちはどうにかしてスッキリしたいですよね。ここでは「彼氏に疲れた」という気持ちへの対処法を紹介します。
意見や好みを彼に合わせるのをやめる
だれかに価値観を合わせ続けるのはとても疲れます。それが、ホッとする時間を共有したい彼氏であれば尚のことです。あなたが疲れを感じた時、ぜひ自分の価値観を彼に伝えてみましょう。男は鈍感なので、案外あなたに無理をさせていたことに気づいていないだけかもしれません。彼にとっても、「ごめんね」と、あなたに無理をさせない方法を考えるきっかけとなることもありますよ。
素の自分を出してみる
「彼に嫌われたくない」「彼好みの女性を演じている」という人にとっては、素の自分を見せるのは勇気がいるでしょう。ですが、意外にも「本当の姿を見せてくれてうれしい」と喜んでもらえるケースもあります。たとえば「いつもみんなの前ではしっかり者の彼。でも、私にだけは悩みや不安を打ち明けてくれる」という風に、好きな人が素の姿を見せてくれたらうれしく感じませんか?素の姿や弱みを見せることで、信頼関係が強くなるケースは多々あります。また、自分の弱点もさらけだせるお相手とは、なんでも忌憚なく話し合っていけるでしょう。
合う頻度や連絡のペースを話し合う
「LINEが多すぎる・少なすぎる」「会う頻度が多すぎる・足りない」という人は、一度話し合ってみましょう。意見がわれた場合、お互いの意見を尊重しながら2人とも納得できる解決策を見つけていけると良いですよね。たとえ仲のいい彼氏彼女であっても、言わなければなかなか伝わりません。実際に、彼女は「私の不満に気づいて欲しい」と思っている一方で、彼氏は「なにも不満を言わないから、彼女は今の関係に満足しているんだろうな」と思っているケースも実は非常に多いんです。ただ、彼と真剣な話し合いをする場合、ケンカにならないようには気をつけて!本音で話すのはとても大事なのですが、ついお互いが激しい口調になってしまい、それぞれ嫌いになってしまう・・・なんてことは絶対に避けたいですよね。彼との話し合いで気をつけるべきポイントは、後述しますので、ぜひチェックしてくださいね。
会いたいと思えるまで会うのをやめてみる
あなたの気持ちが疲れている時、もし、「毎週の土曜日は会ってデートをする」などがなんとなく決まっていたら・・・それを一度やめてみるのも、自分の気持ちを整理するきっかけになるかもしれません。定期的に会っても楽しく過ごせるのは素敵ですよね。その時間がふたりの仲をより深めてくれるもの。ですが、その一方で負担になる恐れもあります。大好きだった趣味が最近はあまりできていない、という方も多いのではないでしょうか。「忙しいけど、この日は彼氏に会わないといけない」とデートがタスクのようになっていると恋人に会う特別感が薄れていきます。楽しいはずのデートがいつの間にか「義務」のようになってしまうのなら、思い切って距離をとってみるのも大切なことです。
疲れたと思うような彼氏なら別れた方がいい?
彼氏に疲れたからといって、即別れを決意するのは少し考えましょう。改善の余地はありますし、付き合ったばかりの頃に抱いていた、幸せな気持ちが戻ってくることもありますよ。ただし、話し合いができない彼なら、別れを検討するのも一つの手段です。
話し合いができる彼氏なら続けるべき
「彼氏と彼女」という親しい関係でも、やはり2人の考えることや悩むポイントは違うもの。理解し合うためには話し合いが不可欠です。「彼氏に疲れた」と感じるなら、どのような付き合い方をすれば疲れずに済むのか、お互いが心地よく付き合っていける距離感や行動を、話し合って見つけ出しましょう。ほんの1時間程度の話し合いで、二人の誤解が解け、大きく関係が前進することもあります。たとえすぐに答えが見つからなくても、お互いに寄り添う気持ちがあれば解決案が見えてくるハズです。お互いに気持ちを伝え合うことで、モヤモヤがスッキリすることを、きっと実感できますよ。
話し合えないような関係なら別れるべき
「話し合いの場を設けようとしても、まともにとりあってくれない」「真剣に伝えても“俺が正しいんだ”と聞く耳をもたない」といった彼氏なら、別れたほうが正解かもしれません。大切な彼女がつらい気持ちを抱えていたら、寄り添いたい、力になりたいと思うのが男心です。それが、「彼氏は好き勝手振る舞っていて、彼女はいつも我慢を強いられている」という関係なら、とても不公平ですよね。継続しても、彼が変わってくれる可能性は低いでしょう。特に結婚を考えている場合に、彼氏が話し合えないタイプの方なら、一度自分の幸せを一番メインに据えて、今後のことを考えてみてくださいね。
彼氏に疲れた時の話し合いのポイントは?
ここからは「彼氏に疲れた。この気持ちを伝えたい」と思ったときの伝え方について紹介します。彼と話をしているとき、些細なすれ違いで意図せずケンカに発展した経験はありませんか?特に「ふたりの関係性」や「お互いの直すべき点」といった話題は、言葉のニュアンスひとつでケンカになることもあります。お互いの内面的な部分や弱み、改善すべき部分にも触れるので、ついつい感情的になってしまうことも。ですが、かんたんな工夫ひとつで、ケンカの可能性を回避できるので、ぜひ取り入れてくださいね。
彼を否定せずに優しく気持ちを伝える
否定的な言い回しは、彼を必要以上に傷つける可能性があります。例えば「あなたのそういうところが嫌」と言われたら、誰しも少なからず不快になりますし「そんな言い方しなくてもいいじゃん…」と思いますよね。たとえ指摘された内容が的を得ていても、いい気持ちはしません。責めるようなアプローチは、相手にとってはあなたと向き合う自信を無くしてしまいます。そのため、ここからは優しく気持ちを伝える方法を解説して行きますね。
「なにをされるとうれしいのか」のニュアンスで伝える
彼の行動にたいして「それはやめて欲しい」「これは嫌かも」と伝えるのではなく「私はこれをされるとうれしい」というテイストで伝えましょう。例えば「LINEの催促が嫌だからやめて欲しい」と彼を否定する言い方よりも「仕事が大事な時期だから、できれば集中させてくれると嬉しいな。お返事遅くなってごめんね。」と言い方を変えるだけで、伝わり方はとっても柔らかくなります。「それやめて」「これは嫌」といった言い方よりもずっとポジティブな印象になりますし、彼の受け止め方も変わるでしょう。
やって欲しい行動を具体的に伝える
男性になんらかの変化を促したいときは、例えば「LINEの頻度は1日に2〜3往復がいい」と具体的な数字や行動で伝えましょう。曖昧な言葉や、彼に「察して欲しい」と期待する気持ちは、思っている以上に彼に伝わっていないことが多いです。例えば、彼氏に「疲れた」と伝えたとします。「疲れた」という言葉から辛い心理状態を察して、彼に寄り添って欲しいですよね。一方、「疲れた」だけでは、男性は「理由がわからないな」「なにをしたらいいの?」と困惑してしまいます。せっかく勇気をだして「疲れた」と伝えるなら、彼からの前向きなアクションがほしいですよね。ぜひ、具体的に伝えることを意識してみてください。
ネガティブのあとにポジティブを言う
伝える内容の順番は、印象を大きく左右します。以下の2つの文章を比較してみましょう。
A:彼は態度が悪いが、仕事ができる
B彼は仕事ができるが、態度が悪い
ほんのささいなニュアンスのちがいですが、Aは「仕事ができる点を評価している」一方Bは「態度が悪い点を指摘している」という印象を受けませんか?このように、ポジティブな内容をあとに言うことで、伝わり方が変わります。彼になにか指摘した際は、そのうしろにポジティブな内容を付け加えましょう。例として「LINEの頻度や催促が多くてた大変」と伝えるだけではなく、その後に「でも気にかけてくれるのは伝わる。うれしい、ありがとう!」と一言を加えると、それだけで彼の気持ちは救われます。これは本当に、お相手への伝わり方が変わるのでおすすめです。
お互いに納得ができる答えを見つける
彼と何かあった時は、お互いに対処の方法を一緒に考えて行きましょう。その際、変に妥協せず、また彼の考えも聞きながら、お互いが納得できる答えを見つけることが大切です。どちらか一方が我慢し続ける関係は長続きしません。我慢によって一時的に関係が成立するかもしれませんが、いつの日か我慢が限界に達し、別れたい気持ちになるかもしれません。また「彼のためだから」と最初は我慢できても、無意識のうちに「こんなに我慢しているんだから彼には〇〇してほしい」と、見返りを求めたくなります。それを彼が束縛だと感じてしまうとまた話が難しくなってしまいますよね。自分が彼に求めてしまうことは思い切ってやめてしまい、自分がやってあげたいと思うことだけを行うのも、関係を長続きさせるためにはおすすめですよ。
彼氏に疲れたと感じる本当の理由は自分にあるかも?
「彼氏に疲れた」と感じる理由について「彼の言動や私に対する扱いが雑になってきたから?」とか「彼のなかで気持ちに変化があったのかも?」と自分なりに推測した人もいるでしょう。ですが、彼に疲れたと感じる要因は、自分の中に潜んでいることもあります。
彼が悪いのではなく、自分に余裕がないのかも?
仕事やプライベートが忙しく、心や時間に余裕がない状態が続いていませんか?余裕のない状態であれば、周囲の人や物事にたいして疲れやすくなるのは誰にでもあることです。「彼氏に疲れた」のではなく、彼氏以前にあなたの心と体はすでに疲れていたのかもしれません。疲れたあなたのもとへ彼氏が近づいてきたため「彼氏に疲れた」と、結びつけて考えてしまっている可能性もあります。そういった時は、友達とご飯に行ったり、好きなことをやってみたり、しっかり睡眠をとったり、自分のための時間をしっかりと取り入れてあげて下さいね。ファッションをガラッと変えてみるのも、気分が変わりますよ。
彼氏に疲れたとなぜ感じるか自分の声を聞いてあげて
なかには、なぜ彼氏に疲れたのか自分で気づいている人もいるでしょう。たとえば、女性からモテると評判の彼氏だったら「他の女性にとられるかもしれない」という不安や疲れますよね。このように「原因はわかっているけど、彼氏に迷惑をかけたくないから我慢している」という人もいるでしょう。しかし、不安や嫉妬も、あなたを形成する大事な感情です。ネガティブに捉えず、また、押し殺してしまわず素直に受け入れましょう。彼に率直に伝えて理解してもらうことも大切です。彼氏から「浮気をするつもりはないよ」などの言葉を聞けるだけでも、少し安心できるかもしれません。
彼氏に疲れたと感じる時は、二人の関係を深めるチャンスかも
彼氏に疲れたと感じてもすぐに「別れたほうがいいかも」「冷めちゃったのかも」とネガティブに考えすぎないようにしましょう。どんなカップルにも、お付き合いを続けていれば、少しすれ違ったり、距離をとりたいというタイミングは出てきます。そんな時は疲れた要因を考えて、なにが疲れさせるのか、疲れないためにはどうすればいいのかなど、彼と話し合ってみてくださいね。彼も大事なあなたのSOSなら無下にはしないはずです。そして、「ふたりで話し合って乗り越えれば、もっと居心地のいい関係になれるチャンス」とポジティブに捉えてみて下さい。話し合いができない彼など、どうしても難しい場合は無理に続ける必要はありませんが、まずは一旦お相手と話し合ってみることで、思わぬ前進があるかもしれませんよ。