婚活

20代後半の結婚までの交際期間は?30歳までに結婚したい人必見の結婚を決意したきっかけやタイミング

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.10.05 公開
20代後半になり、そろそろ結婚かなと考える方は多いのではないでしょうか。婚約指輪を添えた婚約報告や結婚報告がSNS で多くなると、結婚への焦りを感じてしまうこともあると思います。中には30歳までに結婚したい!という目標があるからこそ、焦ってしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、20代後半の結婚までの交際期間を大調査!そして、結婚を決意したきっかけに迫っていきます。30歳までに結婚したい人は、必見です!
この記事を読んでわかること
20代後半の女性が、結婚までにかける交際期間は平均で3.9年と言われています。30歳までに結婚をしたいと思っている方にとって、男性はどんなきっかけで結婚を決めるのか気になりますよね。ただ、その理由は「仕事が落ち着いてきたタイミング」「周囲の結婚ラッシュ」など、少し漠然としたものが多いです。平均はあくまで平均として、結婚を意識するデートを取り入れたり、しっかり話し合ったりと二人のペースも大切にしてくださいね。
もくじ
1. 20代後半(25〜29歳)の結婚までの交際期間は3.9年 2. 20代後半が長期間付き合ってから結婚するメリット・デメリット 3. 20代後半が短い交際期間で結婚するメリット・デメリット 4. 20代後半の男性が結婚を決意するタイミングはいつ? 5. 交際期間はあくまで目安!20代後半で結婚を叶えるきっかけ作り 6. 20代後半は結婚のタイミング!2人の理想の期間で結婚へ進めよう

20代後半(25〜29歳)の結婚までの交際期間は3.9年


まず初めに、20代後半(25〜29歳)の結婚までの交際期間について解説していきます。2022年の「ゼクシィ結婚トレンド調査(全国推計値)」によると、付き合い始めてから結婚するまでの期間は、2~3年未満が「25.9%」と最も高く、次いで1~2年未満が「21.2%」、3~4年未満が「15.9%」となっています。付き合い始めてから結婚するまでの期間の平均は、3.4年間です。20代後半の結婚までの期間は3.9年となっています。付き合い始めてから結婚するまでの期間は、あまり大きな偏りはなく、分散する傾向が見られます。ここからは、さらに詳しく結婚までの交際期間について解説していきます。

1〜3年の交際期間で結婚するカップルが多い


先ほどのデータでも分かるように、結婚までは1〜3年ほど交際するカップルが多いです。相手のことを知り、仲を深め、信頼関係を築いていくとなると1年はかかることが多いでしょう。さらに、結婚できる相手か、長年一緒に生きていける相手かを判断するとなると時間がかかります。また、結婚は学業や仕事、経済状況などの環境を整えてからしたいと考えると、準備に時間がかかることもあります。結婚によって転勤や転居が必要だったため、準備が整うまでに数年かかってしまったご夫婦もいるのではないでしょうか。

年齢を重ねるほど交際期間は短くなる


付き合い始める年齢が高ければ高いほど、結婚までの交際期間は短くなります。社会人での出会いだと、経済的に自立していたり、結婚適齢期に入っていたりすることで、結婚へのスピードが早いのが特徴です。特に20代後半以降の出会いでは、そのスピード感はどんどん早まっていきます。結婚までの交際期間の平均は3年ほどですが、付き合い始める年齢によっても大きく変わってくるでしょう。例えば、学生時代から交際している場合は、結婚までに5年以上の交際期間があることも珍しくありません。中には、高校生から10年以上交際して結婚するカップルもいますね。逆に、結婚相談所や婚活パーティーで出会ったカップルは、結婚を前提に交際を始めることから、交際期間が短い状態で結婚を決断することが多いです。

20代後半が長期間付き合ってから結婚するメリット・デメリット


結婚までの平均の交際期間は3年と長めですが、人によって交際期間は様々です。ここでは、20代後半で長期間付き合ってから結婚するメリット・デメリットについて解説していきます。結婚するまで数年は付き合ってから結婚したい!という方は参考にしてみてください。

メリット

20代後半が長期間付き合ってから結婚するメリットは、後悔のない選択ができることです。20代後半となると、付き合うのはこれで最後にしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そのために結婚を吟味してから決断したいと考えていることもあるでしょう。結婚するならこの人だ!と決断するためには、相手をしっかりと知ることが重要です。共に過ごす長い時間の中で、この人なら信頼できるという思いを積み重ねていくことが大切になっていきます。長期間付き合い、お互いを理解した上で結婚を決断すれば、後悔が生まれにくいです。お互いの良いところもダメなところも知った上で決めた結婚は、上手く続けていける可能性が高いでしょう。

デメリット

20代後半が長期間付き合って結婚するデメリットは、妊娠出産が遅くなりやすいことです。20代後半から長期間付き合って結婚するとなるとその時の年齢は30歳前後になることが多いでしょう。そこから妊娠出産や子育てを考えるとなると、年齢的に大変さを感じることがあるかもしれません。妊娠のタイミングは、希望通りにいかないことが多いです。そのため、初産の年齢次第で、希望の子どもの人数を諦めるご夫婦もいます。35歳以降の初産は高齢出産に該当するため、自分の中で出産は35歳までと決めている女性もいるのが現状です。今や高齢出産というのは決して珍しいことではないですし、実際に35歳以上になって初めて子供を出産される夫婦もおられます。ですが、○歳までに○人子どもが欲しいなどの思いがある方は、長期間の交際によって叶わなくなる可能性があることも考えておくと良いでしょう。

20代後半が短い交際期間で結婚するメリット・デメリット


20代後半だと、男女ともに結婚ラッシュの真っ只中です。自然と周りで結婚の話題が多くなり、結婚を考える機会も増えていくタイミングですね。結婚に焦りがある場合は、少しでも早く!と短い交際期間で結婚を決めることもあるでしょう。ここでは、20代後半が短い交際期間で結婚するメリット・デメリットについて解説していきます。長期間付き合って結婚するカップルとの違いを確認しながら、メリット・デメリットをしっかり捉えていきましょう。

メリット

20代後半が短い交際期間で結婚するメリットは、ライフイベントを進めやすいことです。長期間交際した場合は、理想のライフプランを叶えられない可能性があるという話をしました。その逆に、短い交際期間で結婚の年齢が早まるからこそ、ライフイベントが進めやすい。これが、短い交際期間で結婚するメリットです。20代後半に付き合い始めたとしても、交際期間が短ければ、20代のうちに結婚・妊娠・出産が叶うこともあります。自分のライフプランを絶対に叶えたい!という思いが強い方は、短い交際期間で結婚を決断するのも良いのではないでしょうか。現在幸せに過ごされているご夫婦の中には、交際期間が半年やそれ以下で結婚された方もいます。短い交際期間だとうまくいかないというわけではないので、お互いが納得できるなら短い交際期間での結婚もアリでしょう。

デメリット

20代後半が短い交際期間で結婚するデメリットは、うまくいかなかった時に途方に暮れてしまう可能性があることです。短い交際期間だと、相手のことを理解しきれないまま結婚をするケースもあると思います。結婚後に同棲してみたら上手くいかず「こんな人だったのか」と後悔することも、ないとは言い切れません。交際期間が短いことで、恋愛関係からパートナー関係への移行に問題が生じてしまうこともあるでしょう。その結果、離婚することになった場合に、再び恋愛をしようとしても、年齢的に良い人はもうみんな結婚している……と途方に暮れてしまうこともあります。短い交際期間で結婚する場合は、短い期間でも相手のことを理解できるようにコミュニケーションを取っていくと良いでしょう。

20代後半の男性が結婚を決意するタイミングはいつ?


ここからは、20代後半の男性が結婚を決意するタイミングについて解説していきます。男女では、結婚や子育てへの価値観に違いがあることが多いです。その価値観の違いによって、結婚のタイミングを決める際に揉めてしまうカップルは少なくありません。中には「彼氏が結婚をどう思っているか分からない」と悩んでいる女性もいるのではないでしょうか。男性の価値観を知り、お互いを理解しながら結婚について考えていきましょう。

この人なら結婚できると思ったとき


20代後半の男性が結婚を決意するタイミングの1つ目は、この人なら結婚できると思ったときです。一緒にいて心が安らいだり、生きる活力をもらえたり。この人となら長く一緒にいられそう!と思える相手と出会えれば、男性も結婚に向けて心動くでしょう。男性は、女性の前でかっこよくいたいと考えていることが多いです。その気持ちは素敵ですが、ダメなところを見せられないと常に力が入ってしまうこともあります。その思いが強いと、結婚後も家で肩の力が抜けないことになってしまいかねません。結婚相手には、自分の良いところだけでなく、ダメな部分も見せられることが大切です。どれだけ素敵な彼女であっても、なかなか自分の弱い部分を見せられないお相手、頼れないお相手では、男性もプロポーズを躊躇うようです。逆に、ダメな部分を見せても大丈夫という安心感を感じられた相手とは、結婚を考えやすいでしょう。

節目の年齢がきたとき


20代後半の男性が結婚を決意するタイミングの2つ目は、節目の年齢がきたときです。女性だけでなく、男性にとっても30歳は結婚を考える節目です。20代後半〜30歳前後になると、社会人生活に慣れ、経済的にも安定してきていることが多いです。仕事も経済的にも安定し、そろそろ結婚かなと考える男性は多いでしょう。交際している女性が20代後半である場合は、彼女のライフプランを考慮して、結婚を考え出す男性もいるのではないでしょうか。

周りに結婚ラッシュがきたとき


20代後半の男性が結婚を決意するタイミングの3つ目は、周りに結婚ラッシュがきたときです。男性は20代後半から結婚ラッシュに入っていきます。友人や会社の同僚が結婚していったり、結婚式に招かれたりすると、自然と結婚を考える機会が増えていくでしょう。また、周囲が結婚をして、子供ができたり、遊びに行ける友人が減っていくことが人生を考えるきっかけになることもあるようです。寂しさや、結婚して幸せそうな周囲の状況を見て、結婚もいいかも!と気持ちが動くこともあります。

仕事に慣れて落ち着いてきたとき


20代後半の男性が結婚を決意するタイミングの4つ目は、仕事に慣れて落ち着いてきたときです。彼女から結婚を迫られたとき「仕事が落ち着いたら」と答える男性は多いです。仕事を理由に結婚を断る背景には、今は仕事が楽しい、仕事を頑張りたい!という気持ちがあることが考えられるでしょう。また「家族を養わないと」という思いが強く、収入が上がってお金が貯まるまで結婚できないと考えていることもあります。社会人として落ち着き、ある程度の貯金ができた場合は、懸念点が消えたことで結婚を考えやすいでしょう。彼女が経済的に自立していて、結婚後も共働きできると分かっている場合は、お金への不安が和らぎ、結婚を考えられるようになることもあります。

交際期間はあくまで目安!20代後半で結婚を叶えるきっかけ作り


お互いに結婚願望がないわけではないけど、きっかけが掴めない。そんな悩みを抱えているカップルもいるのではないでしょうか。ここでは、20代後半で結婚を叶えるきっかけ作りについて解説していきます。先ほどご紹介した結婚までの交際期間は、あくまで目安であり、2人が納得して結婚を決められることが1番です。結婚についてお互いが考えられるきっかけが作れたら、2人で納得できるタイミングを探していきましょう。

結婚を意識したデートをする


20代後半で結婚を叶えるきっかけ作りの1つ目は、結婚を意識したデートをすることです。長期間付き合っていても、休日に外出先で会うだけだと相手の素が見えないこともあります。恋人として付き合うのは幸せだけど、パートナーになったら大丈夫かなと不安を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。その場合は、片方の家で一緒に料理を作る、家具や家電を見にいくなど結婚を意識したデートをしてみるのがおすすめです。そういったデートをしていると、自然と結婚について話すタイミングがあることもあります。また、どちらかが一人暮らしをしているなら、しばらくお試し同棲をしてみて、一緒に暮らす経験をしてみるのも良いでしょう。結婚生活のイメージができたことで、一気に結婚への気持ちが固まることもあります。

結婚した友人の話をしてみる


20代後半で結婚を叶えるきっかけ作りの2つ目は、結婚した友人の話をしてみることです。「最近○○が結婚してさ」と友人の話をきっかけに、結婚の話題がしやすくなることがあります。今まではなかなか結婚の話題を出せなかったカップルが「私たちはどうする?」と話せるきっかけになることも。友人の話をするのはきっかけ作りの良い方法ですが、逆効果になってしまうこともあります。結婚した友人の話をすることで、男性側が少しプレッシャーを感じてしまう場合があるからです。結婚した友人の話をする場合は、あまり頻度が高くならないように注意しましょう。

友人や両親に紹介する


20代後半で結婚を叶えるきっかけ作りの3つ目は、友人や両親に紹介することです。友人や両親など、自分の大切な人に紹介するのは、今後も共に過ごしていきたい相手であると伝えることでもあります。その行動から相手の真剣度を感じ、結婚を意識することも。自分の大切な人にも会わせたいと思えたら、グッと結婚への気持ちが動いていくこともあるでしょう。また、紹介した友人や両親から結婚の話題を振られたことで、話し合いが進むカップルもいるのではないでしょうか。

20代後半は結婚のタイミング!2人の理想の期間で結婚へ進めよう


20代後半は、結婚のタイミングとして選ばれることが多いですが、適したタイミングはカップルごとに違います。2人でしっかりと相談し、お互いが納得して結婚を決断できるタイミングを探していきましょう。今回は、20代後半の結婚までの交際期間、結婚を決意したきっかけについて解説しました。20代後半になると、男女ともに結婚ラッシュを迎え、結婚を考える機会が増えると思います。周りがどんどん結婚していく様子に不安になったり、焦ってしまったりすることもあるでしょう。ですが、この世の中、結婚適齢期は多様化し、一概にこの年齢が良いとは言えなくなっています。30代の結婚で、20代で結婚をしたカップル以上に幸せな家庭を築かれている方も多いです。周囲や親からのプレッシャーを気にしすぎず、カップルそれぞれが将来どうなっていたいかを大切に、お話を進めていきましょう。