イケメンの定義はある?
まず初めに、イケメンの定義について解説していきます。人によってイケメンに思うかどうかは違いますが、中には「誰が見てもイケメン」な人もいます。誰が見てもイケメンな人は、イケメンの定義にハマっていることが多いでしょう。イケメンはよく使われる言葉ですが、定義について考える機会はあまりないと思います。そもそもイケメンってどんな人のことを言うのだろうというところから、まずは始めていきましょう。
イケメンの定義
イケメンは、イケているメンズ(男性)という意味で捉えられることもあれば、イケている面(顔立ち)と捉えられることもあります。イケているという言葉は、かっこいい、しゃれている、魅力的であるなどの意味を持つ俗語の「イカす」から来ています。イカすは、人だけでなく、物にも使い、感覚的に「良い」と思ったタイミングで使われることが多いです。例えば「このサングラス、イカしているね」と物に使うこともあれば「イカしたお兄さんだね」と人に使われることもあります。
イケメンの定義は個人差が大きい
イケメンの定義は人それぞれであり、個人差が大きいです。ある人にはイケメンと認識される人も、他の人が見たらイケメンとは認識できないことも。そして、その逆の現象も起こってきます。だからこそ、全ての人の推し(好きな人)が被るということはなく、人々にはそれぞれの推し(好きな人)がいるのです。それぞれの感覚が違っているからこそ、イケメンに該当する人の範囲はかなり広くなっています。
顔だけでなく中身も重要視される
イケメンは、顔に関する意味で語られる機会が多いですが、中身も総合的に判断してイケメンという言葉を使うこともあります。「あの人って中身もイケメンだよね」と、顔だけでなく中身も素敵であることをあえて表現することも。イケメンは、顔だけに使う表現ではないということは、押さえておきましょう!
典型的なイケメンの顔立ちとは?
誰もがイケメンと思うような典型的なイケメンの顔立ちはどんなものなのでしょうか。ここからは、典型的なイケメンの顔立ちについて、解説していきます。テレビや雑誌などを見ていて「これはイケメンだ……」と息を呑んでしまうような瞬間を経験したことがある方もいるのではないでしょうか。誰もがイケメンだと認める、そんな典型的なイケメンにはどんな特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。
顔のバランスが整っている
顔のバランスが整っていることは、イケメンの1番の条件です。顔のバランスは、顔を真ん中で分けた時に、きれいに左右対象になって、バランスが良いパーツ配置になっていることが大切です。顔のバランスには黄金比があり、顔の縦も横も1/3ずつ分割できるかどうかがポイントになります。ロンドンの美容外科「センター・フォー・アドバンスド・フェイシャル・コスメティック&プラスチック・サージェリー」が、顔の黄金比を数値化して分析した結果によれば、アメリカの俳優ジョージ・クルーニーが完璧に近いバランスと証明されています。
鼻筋が通っている
鼻筋が通った高い鼻をイケメンの条件と考える人も多いでしょう。鼻が高く、きれいに鼻筋が通っている人は、イケメンとされやすい傾向があります。日本人は、顔の特徴として鼻の付け根が広いために、鼻が低く見えやすいです。そのため、鼻が高く、鼻筋が通っている人は、日本人離れした顔立ちと言われ、イケメンとされやすい傾向があります。
一重か二重かは意外と重要ではない
典型的なイケメンであるのに対して、一重か二重かどうかは意外と重要ではありません。イケメンとされている芸能人の男性を見てみても、坂口健太郎さんや小栗旬さん、玉木宏さんなど、一重の方が多いです。ぱっちり二重の男性芸能人だと、千葉雄大さんや菅田将暉さんが有名ですね。イケメンであるかどうかには、一重か二重かは意外と重要ではなく、一重だからこそのシュッとした魅力もあります。
肌がきれい
肌のきれいさで、顔の構造の美しさ自体に変化があるわけではありません。ただ、肌がきれいであることは、顔全体の美しさに影響があります。肌がきれいであることで、顔の構造の美しさが引き立つようになるからです。逆に言うと、とても美しい顔立ちをしていても、肌にトラブルがある状態だと、顔立ちの良さが見えづらくなってしまいます。最近は男性でも化粧水を付けたり、化粧をしたりと肌の手入れをすることが一般的になってきています。
歯並びがいい
歯並びが良いと、自然と笑顔がきれいに見えます。また、下あごの突端部と鼻先を結ぶ線「Eライン」がきれいに見えるため、横顔がきれいになるのです。もっとかっこよくなりたいという思いから矯正をする人が増えているように、歯並びは顔立ちに影響することが多いです。そのため、生まれつき歯並びが良い人は、羨ましいと思われやすく、イケメンと称される傾向があります。
眉がキリッと整っている
男女問わず、眉毛の印象は顔の印象に大きな影響があります。垢抜けさせるためには「まず眉毛を整えるべき!という声が多いほどです。眉毛がぼやけていると、顔全体がぼやけた印象になってしまいます。逆に、眉がキリッと整っていると、顔全体の印象もキリッとし、より顔立ちが引き立つようになるのです。イケメンな人は、美意識も高いことが多いので、眉毛を整えていたり、メイクで調整していたりするケースが多くあります。
典型的なイケメンの性格とは?
続いて、外見ではなく、内面に焦点を当てていきましょう。顔だけでなく内面もイケメンな人は、最強の男性とされやすいです。顔立ちが良いだけでも賞賛を受けることが多いですが、さらに内面も!となると「同じ人間とは思えない……」なんて気持ちになる方もいるのではないでしょうか。内面がイケメンの方の性格はどんなものなのか、一緒に見ていきましょう。
責任感があり頼りになる
いざという時に頼れる責任感のある男性は素敵ですよね。責任感があり、頼りになる人には、尊敬の気持ちを芽生えやすくなります。相談したときに、的確なアドバイスをくれたり、チームをまとめるリーダー気質があったりする方は、頼りがいがあり、内面もイケメンだと言えるでしょう。
周りに気配りができる
周りをよく見て気配りができる性格もイケメン特有です。周りをよく見ていて、先回りして動ける人、気配りができる人はイケメンと言えるでしょう。例えば、困っていそうな人がいた時に、すぐに声をかけられたり、手助けできたりする人は、周りをしっかり見ている証拠ですよね。
穏やかで優しい
気性が荒く、すぐに不機嫌になったり、言葉が強くなったりする人とは、長く一緒にいると疲れてしまいます。逆に、穏やかで優しい人とは、一緒にいると心がホッとしますよね。仏のように優しさを持つ穏やかな人は、イケメンだと言えるでしょう。
悪口や不満を言わない
口を開けば不満や悪口ばかりの人は、いくら顔がイケメンでも一緒に居たくないと思いますよね。人の悪口や不満を言うことがなく、朗らかな性格である人は、それだけでイケメンと言えるでしょう。悪口や不満を言わない人は、普段から人の良いところを見ようとする傾向があります。そのため、人間関係のトラブルを起こしにくいのも特徴の1つです。
明るくポジティブ
典型的なイケメンの性格5つ目「明るくポジティブ」であることです。明るくポジティブな人は、自分だけでなく、周りの空気も前向きにしてくれる傾向があります。「あの人がいると空気が違うよね」と言われるような人は、イケメンな人と言えるでしょう。周りを照らす光のような存在とも言えますね。
イケメンであることで得すること
イケメンは得するという言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。ここでは、イケメンであることで得することを紹介していきます!人は見た目が9割という言葉があるように、見た目の印象には、どうしても影響を受けやすいです。イケメンであるとどんな部分に影響があるのか、見ていきましょう。
初対面で良い印象を持たれやすい
イケメンであることで得すること1つ目は「初対面で良い印象を持たれやすい」ことです。イケメンであると、爽やかな印象やキリッとした印象を持たれやすい傾向があります。そのため、初対面で良い印象を相手に与えることができることは、イケメンのメリットになるでしょう。イケメンだと、笑顔が素敵なことも多いため、面接や接客の仕事でも魅力を活かすことができるのではないでしょうか。
ミスをしても許してもらえる
イケメンであることで得すること2つ目は「ミスをしても許してもらえる」ことです。ミスをしたら叱られてしまうことが多いですが、イケメンであるがゆえに回避できてしまうことも。叱る方が、お顔の美しさに「まあいっか……」となってしまうことがあるのです。自分のタイプに近い人であればあるほど、その傾向は強くなるでしょう。絶対に許してもらえるというよりかは、許容範囲が広くなりやすくなります。
短所やダサいところもポジティブに受け取ってもらえる
イケメンであることで得すること3つ目は「短所やダサいところもポジティブに受け取ってもらえる」ことです。イケメンだと、普通ならマイナスに捉えられてしまうところも、魅力として受け取ってもらえることがあります。例えば、運動音痴や忘れっぽいなどの短所は、普通ならダサい、頼りないなどと認識されてしまいやすいです。でも、イケメンの場合は、イケメンなのに運動音痴でかわいい、忘れっぽくて守ってあげたくなるなど、予想外のギャップとしてポジティブに受け取られます。短所でさえも、かわいいと変換され、魅力になってしまうのです。
自己肯定感が上がり自信が付く
イケメンであることで得すること4つ目は「自己肯定感が上がり自信が付く」ことです。イケメンであると、周りから容姿を褒められることが多いでしょう。そんな経験を積んでくると、自然と自己肯定感が上がり、自信が付いていきます。自信が付くと、普段の振る舞いや言動も前向きでポジティブなものになりやすいので、さらに自己肯定感が上がりやすい状況に。イケメンであることは、自己肯定感と行動がプラスに働きやすいサイクルを作っていきます。
幼少期から周囲に可愛がられるので優しく良い子に育つ
イケメンであることで得すること5つ目は「幼少期から周囲に可愛がられるので優しく良い子に育つ」ことです。イケメンの方は、幼少期から可愛らしい顔立ちをしていることが多いです。そのため、周囲に可愛がられるケースが多く、自己肯定感が高い状態で育つことができます。育つ過程でしっかりと自己肯定感が生まれると、自分も相手も大切にできる優しい人になりやすいです。穏やかな子に育ちやすいため、他人に嫌味を言ったり、妬んだりするタイプではなくなりやすいでしょう。
イケメンであることで損すること
最後に、イケメンであることで損することについて解説していきます。「え、イケメンって損することあるの?」と感じる方も多いかもしれませんが、イケメンにはイケメンの悩みがあるのです。イケメンは、羨望の的とされがちですが、苦労をすることもあります。こういった側面もあるのだな……とぜひ感じてみてください。
顔目当てな女性が寄ってくる
イケメンであることで損すること1つ目は「顔目当てな女性が寄ってくる」ことです。イケメンであると、顔目当ての女性に好かれやすいため、内面の魅力に興味を持たれないことがあります。顔目当てで近づかれると「好きなのは顔だけなのかな……」と感じてしまい、悲しい気持ちになってしまうことも。顔が好き!な状態だからこそ、自分の好みでなくなったら離れていってしまうことも考えられるのです。
勝手なイメージを持たれやすい
イケメンであることで損すること2つ目は「勝手なイメージを持たれやすい」ことです。イケメンであると、綺麗な顔立ちから勝手なイメージを持たれやすい傾向があります。外見が好みであることで、内面も理想通りであることを求められ、勝手に失望されてしまうことも。また、イケメンであることで、近づきがたい存在になってしまい、人と仲良くなるのに時間がかかってしまうこともあります。
注目を集めやすく敵を作りやすい
イケメンであることで損すること3つ目は「注目を集めやすく敵を作りやすい」ことです。イケメンであると、何をしているわけではなくても注目を集めてしまいます。そのため、自然と注目が集めやすいことに対して、嫉妬されてしまうことがあります。嫉妬された挙句、気づいたら自分の敵になってしまうことも。自分が何かをしたわけではないのに、勝手に人に妬まれ、嫌われてしまうという悩みは、イケメンならではの悩みになるのではないでしょうか。
イケメンも楽じゃないけどやっぱり羨ましい!
イケメンは、顔目当てで女性が寄ってきてしまったり、先入観を持たれてしまったり、悩ましい部分があります。ただ、やっぱり羨ましい!と思う人も多いのではないでしょうか。羨ましいと思う気持ちは決して悪いことではありませんが、人には人の悩みがあります。「こんなイケメンになれたら……」と思うような人でも、イケメンであることで過去に嫌な思いをしてきているかもしれません。どうしても顔に注目が集まってしまいますが、顔だけでなく、一人ひとりの素敵な内面がもっと伝わるようになっていくと良いですね。イケメンだから、イケメンでないからに限らず、見た目が良いこと、清潔感があり、爽やかであることで周りに良い印象を持たれることは多いです。相手にどう思われるかではなく、自分自身が自信を持てるような見た目でいようとすることは、自然と周りからの印象にも繋がっていくでしょう。