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男性が一生独身は悲惨?ずるい?ひとりでも楽しく生きる男性の特徴や独身を楽しむコツを紹介

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.10.02 公開
多様な生き方がより広く認められるようになった現代では、自分の生き方として一生独身を選ぶ人が増えてきています。特に、男性は女性より独身の人が多い傾向にあり、独身であることは特に珍しいことではありません。とはいえ「男性が一生独身だと悲惨」などと、ネガティブなことを言う人もいますよね。独身男性の中には、嫌なことを言われたことがあるという男性もいるのではないでしょうか。そこで今回は、男性が一生独身を選ぶのはずるいのか、ひとりでも楽しく生きる男性の特徴や独身を楽しむコツについて解説していきます。自分らしい選択を選び、日々を楽しんでいきましょう!
この記事を読んでわかること
男性が一生独身でいることは「結婚している周りと比べられる」「年を取ると孤独で寂しい」などのデメリットがあります。それを悲惨と呼ぶ人もいるでしょう。ただ、「責任やしがらみがなく気楽」「お金も時間も自由」と既婚者の方から羨ましがられるようなメリットもあります。ひとりでも楽しく生きるコツは友人を持つことと、健康を大切にすること。人と違うことを気にしないようにすれば、生涯独身の生活も充実させることができますよ!
もくじ
1. なぜ生涯独身を貫く男性が増えている? 2. 一生独身の男性が悲惨と言われる理由は? 3. 【ずるい!】一生独身の男性が嫉妬される理由 4. 一生独身でも楽しく生きられる男性の特徴 5. 男性が独身生活を楽しむコツ 6. ひとりで楽しく生きる準備をしよう

なぜ生涯独身を貫く男性が増えている?


まず初めに、なぜ生涯独身を貫く男性が増えているかについて解説していきます。生涯独身を貫く未婚の男性が増えているのは、時代の変化による影響もあります。どんな時代の変化が、恋愛や結婚に影響しているのか、増えている理由やメリットを確認してみてくださいね。

無理に結婚する必要がない時代になった


時代の変化により、日本でも多様な生き方が認められるようになり、実際に未婚男女の割合は増えてきました。結婚は、してもしなくても良い時代になり「結婚したくないのに無理に結婚する」必要がない時代になったのです。昔は、結婚するのが「当たり前」という価値観があり、結婚しない道を選ぶのが難しいこともありました。また「そういうものだ」と思って、結婚しないという考え自体に至らなかった人も多いでしょう。

経済的に家族を養えない


不況により、経済的な不安から結婚を考えられない男性も多いです。男性は働きに出て、女性は専業主婦という時代から、夫婦共働きがスタンダードな時代になりました。共働き時代になったとはいえ「結婚したら、責任を持って妻子を養わないと!」と考えている男性は少なくありません。今の自分の収入では「自分が生きるので精一杯」「養うのは難しい」と考えることが、結婚したいという理想があっても、結婚ができずに独身を選ばざるを得ないという事情もあります。

女性との出会いがない


女性との出会いがなく、独身を選ぶ男性もいます。昔は、お見合いが主流だったこともあり、自分からアプローチをして、デートや交際をしてという方法を踏まなくても、結婚できる機会がある男性もいました。ただ、現在は恋愛結婚が主流のため、過去に彼女がいたことがないという男性も多いです。良い出会いや女性との良好な関係構築力がなければ、結婚に至りません。そして、昔に比べて結婚願望がない女性が増えていることもあり、男女ともに結婚が難しくなってしまう現状があります。

自由に生きたい


結婚するとなると、パートナーや子どもと人生を共にし、自分以外の責任を背負って生きていくことになります。時間もお金も、独身時代のように使うことが難しくなってしまい、不自由さを感じる男性も。そのため、時間やお金を自分のためだけに使いたい、自由に生きたいと考える男性が、独身を選ぶケースは多いでしょう。独身だと、趣味や恋愛なども自由に楽しむことができ、より自分軸での人生が過ごしやすくなります。

一生独身の男性が悲惨と言われる理由は?


時代が変化してきたとはいえ「一生独身の男性は悲惨」などと、ネガティブなことを言う人も中にはいます。悲惨と言われてしまう理由は、どんなところにあるのでしょうか。ここでは、一生独身の男性が悲惨と言われる理由について解説していきます。独身でいることに対して、ネガティブな言葉をかける人は、どんな思いを持っているのか、探っていきましょう。

結婚している周りと比べられる


独身でいると、どうしても結婚している周りと比べられてしまうことがあります。既婚者の男性から「お前は自由でいいよな」と言われたことがある独身男性の人もいるのではないでしょうか。また、昔より弱くはなっていますが「家庭を持って一人前」という価値観を持っている人も、一部存在しています。家庭を持っていないとダメということは全くありませんが「ダメなのかな」と気にしてしまう独身男性もいるでしょう。独身生活を続けていく中で、既婚男性と比較され、嫌味を言われたり、妬まれたりしてしまう経験をする独身男性は多いのです。

年を取ると孤独で寂しい


趣味や仕事に燃え、自由であることで生きやすさを感じる独身男性は多いです。ただ、独身生活を謳歌してきていたとしても、年を重ねた時に、孤独感を強く感じてしまうケースがあります。心身ともに支えてくれる家族がいたり、自分以上に大切にできるような子供がいたりする既婚男性と比較して、寂しさを感じてしまうこともあるのです。「自分は自分」と切り替え、人生を謳歌できる人もいますが、孤独感や寂しさに押しつぶされてしまう独身男性も少なくありません。

実は独身男性の寿命は短い


独身だと、人に合わせずに生活することができるため、過ごし方も食べるものも自由にできますよね。そのため、独身男性は、食事のリズムや生活リズムが不規則になってしまいがちです。生活習慣が原因で、病気になりやすくなってしまう人も。また、ひとり暮らしであることで、体の異変に気づけず、病院に行った時には、重症になっていたなんてこともあります。2021年の厚生労働省の人口動態調査によれば、既婚男性の寿命の中央値は82歳なのに対し、独身男性の寿命の中央値は67歳となっています。データから見ても、独身男性は、既婚男性より寿命が短くなりやすい傾向があるのです

【ずるい!】一生独身の男性が嫉妬される理由


悲惨という意見の一方で、独身男性は、既婚男性から「ずるい!」と嫉妬されてしまうことがあります。ここでは、そんな既婚男性から独身男性への嫉妬の理由について解説していきます。既婚男性から、独身であることで嫌味を言われたことがある男性もいるのではないでしょうか。その既婚男性への嫌味は、嫉妬の気持ちから来ていることも。どんな思いから、嫉妬や嫌味が生まれてしまうのか、確認していきましょう!

お金も時間も自由に使える


独身男性は、お金も時間も基本的には自由に使えますよね。ただ、既婚男性の場合、家族のためにお金や時間を使うことが多いため、なかなか自分だけのためには使えません。そのため、縛りなく、自由に過ごしている独身男性に対して、羨ましい気持ちから嫉妬をしてしまうことがあるのです。

責任やしがらみがなく気楽


結婚すると、家族を養ったり、支えたりする責任を強く感じる男性が多いです。その気持ちから、仕事に邁進している男性も多いでしょう。独身男性は、自分以外の相手の人生を背負う必要がないため、基本的に自分の人生の責任を考えれば良いですよね。そのため、既婚男性から「責任もしがらみもなくて、気楽でいいね」という印象を持たれてしまうこともあるでしょう。責任の無さや気楽さを指摘されるということは、指摘する男性が普段、責任感に悩んでいるからこそであるかもしれませんね。

転職や退職が容易でプレッシャーが少ない


結婚すると、自分一人の意見だけで勝手に会社を辞めづらいですよね。一方独身だと、何かを決定する際にも自分の気持ちだけで決めることができます。そのため、転職や退職なども自分の気持ちを1番に優先して決めることができますよね。既婚男性の場合、家族を養うことや家族の引っ越し、子どもの転校、妻のキャリアへの影響などにより、なかなか自分の意思だけでは動けません。何をするにも、身軽ではなくなってしまうのです。独身時代に比べて、身軽に動けなくなった不自由さや窮屈さから、自然と嫉妬の気持ちが生まれてケースは多いでしょう。

仕事や趣味に没頭できる


時間もお金も自由に使えるからこそ、独身だと仕事や趣味にとことん没頭できます。逆に、結婚していると、時間やお金をなかなか自由に使うことができないため、仕事や趣味が制限されてしまいやすいです。「本当はもっとお金をかけたいけど、もっとやりたいけど」家族のために、仕事や趣味をある程度制限している既婚男性は多いですよね。そのため「没頭できていいな」という気持ちから、独身男性に嫉妬心を燃やしてしまう傾向があります。

一生独身でも楽しく生きられる男性の特徴


今のところ、独身でいるけど「自分に合っているのかな、結婚した方が良いのかな」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。ここでは、一生独身でも楽しく生きられる男性の特徴について解説していきます!あなたの性格や人生観と当てはめながら、改めて今後のライフプランについて考えてみてくださいね。

友人が多く社交的


友人が多く、社交的なタイプの男性は、独身でも楽しく生きられやすいです。独身生活では、既婚者と比べた時の孤独感や寂しさが悩みになる傾向があります。そのため、友人が多く、社交的であれば、独身であっても前向きに人との交流を持ち、人生を楽しめる可能性が高いです。

楽しめる仕事や趣味がある


誰かのために生きるわけではなく、自分のために生きていく。そんな感覚の強い独身生活では、自分の人生を楽しめるかどうかが大切になっていきます。そのため、心から楽しめる仕事や趣味があると、人生を謳歌しやすいです。今の時点で楽しめる仕事や趣味がある独身男性は、退屈さを感じることなく、日々を過ごしていくことができるでしょう。

心身ともに健康で丈夫


ポジティブであったり、日頃から健康を意識して運動をしていたりする、心身ともに健康で丈夫な男性は、独身でも楽しく生きられる可能性が高いです。その為には、20代、30代の若いうちからの健康的な食生活と生活習慣、運動習慣が大切です。他人と比較せず、ポジティブでいられる心、健康な体を持っている男性は、50代、60代以降の将来も独身生活を前向きに、楽しく過ごしていくことができますよ。

叶えたい夢や目標がある


既婚男性の場合「家族を養うために」「子どもにさまざまな経験をさせるために」など、家族のためになることが、日々の目標、人生の目標になりやすいです。家族のためだと思うと、仕事を頑張れる!という男性も多いと思います。逆に、独身男性は「家族のために」という目標がないため、仕事や日々のモチベーションが保ちづらくなってしまいやすいです。そのため、人生をかけて叶えたい夢があったり、目標があったりする男性は、独身でもモチベーションを保ちながら日々を過ごしていける可能性が高くなります。

人と違うことが気にならない


どんなことであっても「人と違うこと」、つまりマイノリティであることは、悩みの種になりやすいです。一生独身であることも、全体から見るとマイノリティになりますね。そのため、独身であることに対して、悩んでしまう独身男性は多いです。その点「人と違うことが気にならない」男性は、一生独身であっても、楽しく過ごしていけるでしょう。

男性が独身生活を楽しむコツ


最後に、男性が独身生活を楽しむコツについて解説していきます!独身で生きることを選んだのであれば、なるべく楽しく、充実した独身生活にしていきたいですよね。自分らしく生きるための後悔のない選択を考え、コツを参考にしながら、楽しい日々を目指していきましょう!

長く付き合える仕事以外の友人を作る


ずっと仲が良かった友人も、結婚や子どもができたことなど、ライフイベントによって疎遠になってしまうことがありますよね。そのため、独身を選ぶと、既婚者の友人は減ってしまいやすいです。この問題を解決するためには、年を重ねていく中でも、lineで連絡を取り合う、長く付き合えるような友人を作っておくことが大切になります。長く付き合いがあるとはいえ、仕事の人とはお互いに踏み込まないラインがあることもありますよね。表面上の付き合いだけでなく、プライベートの面でも、支え合えるような仕事以外の友人がいると、安心感を持って独身生活を送っていけるでしょう。

健康的な食事と規則正しい生活を送る


独身生活をしていると、人に合わせて生活をすることなく、自由に生活できます。そのため、食事の内容も寝る時間も気ままに決められてしまうことで、不規則な生活になってしまいやすいです。元気に独身生活を楽しんでいくためには、健康的な食事と規則正しい生活を意識することが大切になります。また、定期的に健康診断を受け、体の状態をチェックしておくことも忘れないようにしていきましょう!

余暇を楽しむ趣味を見つける


既婚者に比べ、独身だと「自分のためだけに使える時間」が多いです。そのため、時間が有り余っているように感じたり、人生が長いと感じたりしてしまうこともあるのではないでしょうか。そうならないためには、余暇を楽しむ趣味を見つけておくことが重要です。好きなことを楽しむ時間や趣味が見つかれば、時間をうまく使いながら日々を楽しんでいくことができるでしょう。

結婚の選択肢を残しておく


「一生独身でいよう」と決めて日々を過ごしていたものの「やっぱり結婚したいかも」と気持ちが変わることもあります。そのため、結婚の選択肢は自分の中から消してしまうのではなく、可能性を残しておくことも大切です。時間の変化や環境の変化によって、自分の気持ちが変わることは珍しいことではありません。意思が変わった自分を責める必要はありませんよ。もし結婚を考えた時は、自分の変化に柔軟に対応し、少しずつ行動を始めてみてくださいね!婚活を始める時は、結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリなど婚活サービスの利用を検討してみるといいでしょう。

ひとりで楽しく生きる準備をしよう


男性が一生独身でいることに関しては、世間や周りの人からネガティブな言葉を向けられることがあるかもしれません。そのネガティブな言葉は、あなたへの羨ましい気持ち、嫉妬心から来ていることも多いので、あまり気にしすぎないようにしてくださいね。独身生活を謳歌していくためには、まず健康に気をつけることが大切です。そして、支え合える友人や自分が没頭できる仕事、趣味を大事にすることもポイントです。また、独身生活を続けている中では、自分の気持ちが変わる可能性もあります。変わることは珍しいことではないので、自分の気持ちに素直に、自分らしい生き方は何なのかを考えてみてくださいね。独身でいることは、自分の人生を大切にできる素敵な生き方です。自分らしい幸せな日々を過ごすための準備として「自分の気持ちの整理」や「趣味の開拓」「新しい人間関係の構築」などを、ぜひ少しずつ始めてみてくださいね!