恋愛

人を好きになれないのは大人になったから?恋愛ができない理由と克服する方法

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2024.11.07 公開
恋のトキメキ、恋愛のドキドキ。「もう何年もそんな気持ちになっていない」という方も多いのではないでしょうか。若い頃は、心が大きく揺れ動いて異性にキュンキュンしていたのに、キュンキュンできなくなった。そんな悩みを抱える人は、少なくありません。そこで今回は、恋愛ができない理由と克服する方法について解説していきます。「もう人を好きになる恋愛はできないの?」と考えてしまっている方は、原因と対処法を一緒に考えていきましょう。
この記事を読んでわかること
「人を好きになれない」と悩む人は女性に多く、その理由は様々です。そもそも恋愛への興味が薄い人や、自分のこだわりが強い人が苦労する傾向がありますが、総じて自己肯定感が低く家庭環境に問題があった人が陥りやすいです。まずは自分を理解し、認めることが人を好きになることの解決の第一歩です。
もくじ
1. 事実「人を好きになれない」人は多い 2. 大人になると「人を好きになれない」理由 3. 「人を好きになれない」と悩む人の特徴 4. 自分を好きじゃない人は人を好きになれない 5. 「人を好きになれない」を克服する方法 6. イノセントで「人を好きになれない」を克服しよう!

事実「人を好きになれない」人は多い

婚活をやっている多くの男女の悩みが「人を好きになれない」こと。「人を好きになれない」人は多く、それで婚活が難航してしまっている人が多いのも事実です。婚活では、相手のプロフィールを見て写真や条件面から相手を知ることになるため、余計に感情的な部分が掻きたてられず、現実的に考えてしまって人を好きになれなくなってしまうのです。

大人になると「人を好きになれない」理由

昔は人を好きになることもあったという方でも、大人になると人を好きになれないことで悩んでしまいやすいです。それは一体なぜなのでしょうか。ここでは、大人になると「人を好きになれない」理由について解説していきます。あなたはいつから「人を好きになれない」と感じていますか? あなたが思う「人を好きになれない」理由も一度考えてみてくださいね。

初体験が減りドキドキ・ワクワクを感じにくくなるから

年齢を重ねて、さまざまなことを経験してくると、その分初体験が減っていきます。初体験で感じるようなドキドキ、ワクワクを感じにくくなるのです。異性に感じていたようなドキドキ、ワクワクを大人になって感じることが難しいことは、自然なことです。ドキドキしていた異性との初デートも慣れてしまうと、作業的になっていってしまいます。

物事に分別がつき感情だけで好きになれないから

恋人、結婚相手となると、ただ好きだけではいかないことも多いです。一緒に暮らせそうか、人生のパートナーとしてやっていけそうかなど、現実的な部分も考えていかなければならないのです。かっこいい、かわいいと思っても、職業がフリーターでは好きになれない、素敵な人と出会っても、相手の家族の家柄や実家の場所が気になってしまうなど、物事に分別がつくからこそ感だけで好きになれなくなってしまいます。若いときは現実を知らないこともあり、そういったことをあまり気にしないのです。

感情に理性がブレーキをかけてしまうことが原因

婚活でよくあるのが、自分の素直な気持ちでは相手に惹かれているのに、いろいろと考えて決断が出ないことです。感情に理性がブレーキをかけてしまうことが原因となり、人を好きになることができなくなってしまっているのです。一緒に生きていく人生のパートナーと考えると「感情だけで決めていいの?」と自分の気持ちを信じられなくなってしまいやすいです。

「人を好きになれない」と悩む人の特徴

続いて「人を好きになれない」と悩む人の特徴を紹介していきます。大人になると「人を好きになれない」という悩みを抱えている方が多いですが、「人を好きになれない」方にもさまざまな特徴があります。あなたに当てはまる特徴はあるでしょうか。当てはまる特徴があった場合は、それが「人を好きになれない」原因になっていることもあります。

好きになれないのは圧倒的に女性が多い

「人を好きになれない」ことで悩んでいるのは、圧倒的に女性が多いです。女性に比べ、男性は人を好きになりやすく、一目惚れなども発生しやすい傾向があります。一方女性は、恋人選び、結婚相手選びにおいて現実的に考えてしまいやすく、好きという感情の部分があまり出てこないのです。将来的な妊娠や出産なども考え、現実的なところを重視しやすいことで、そう簡単には好きになれなくなってしまいます。

そもそも恋愛への興味が薄い

そもそも恋愛への興味が薄く、人を好きになれないということもあります。ただ興味が薄いという場合もあれば、人に恋愛感情や性的欲求を持たないセクシュアリティであるアセクシャルに該当することで、恋愛に興味がないということも。これまでに一度も人を好きになったことがないということであれば、セクシュアリティが関係している可能性もあります。

相手を減点方式で見てしまう

相手を減点方式で見てしまうことで、相手への思いが強くなるのではなく、次第に思いがなくなってしまうケースもあります。減点方式で相手を見てしまいやすいと、どんな相手と出会っても好きになれなくなってしまいます。相手のいいところに目を向けられなくなってしまうのです。また、少しでも嫌なところが見つかると、すぐに「なし」と判断してしまいやすくなってしまいます。

こだわりが強い

異性に対してのこだわりが強いと、どんな相手に出会っても「違う」「理想が叶わない」と思ってしまいます。完璧に理想通りの相手を探そうとしてしまうのです。こだわりが強いと、自分が選ばれる立場ではなく、ずっと選ぶ立場のような認識になってしまい、それが原因で婚活が難航してしまったり、結婚が決まらなくなってしまったりすることもあります。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低いことで「人を好きになれない」パターンもあります。自己肯定感が低いと、自分のことが好きになれません。そのため、相手が好きと言ってくれていても、その気持ちをストレートに受け入れることができないのです。また、自己肯定感が低いと相手との距離が近づくことに対して恐怖感を抱いてしまいやすく、恋愛関係になることに躊躇してしまいやすいです。

家庭環境に問題がある

家庭環境に問題があると、恋愛や結婚に対して悪いイメージを持ってしまいやすいです。そのため、なかなか恋愛や結婚に前向きになれません。また、家庭環境に問題があったことで、自分の本音を外に出す経験が少ないまま育ってきてしまい、本当の自分で他人といることができないことも。その傾向によって、他人と親しくなり、ずっと一緒に過ごすことになる恋愛や結婚が大変、苦しいものと感じてしまっていることもあるのです。本当の自分を出せないからこそ、本当の自分ではない自分を好きと言われても、相手のことを好きになれなくなってしまいます。

自分を好きじゃない人は人を好きになれない

自己肯定感が低く、自分を好きじゃない人は、なかなか人を好きになることができません。「好き」と思っていたとしても、それは自分の心を満たすための依存や執着であることもあるのです。また、本当に好きではないものの、相手が自分を必要としてくれているからということで好きだと思い込んでしまっているケースもあります。自己肯定感が低く、自分のことが好きではないと、人からの好意もなかなか素直に受け入れられません。自分のことを好きだという人のことが信じられず、逆に嫌だと思ってしまうことも。その結果、自分を傷つける人、絶対に自分を好きにならない人しか好きになれず、苦しい思いをし続けてしまうこともあります。

「人を好きになれない」を克服する方法

「人を好きになれない」を克服できることはあるのか、婚活をしていると悩んでしまうこともありますよね。「このまま誰のことも好きになれなかったらどうしよう」と「誰とも結婚できないかもしれない」と不安に駆られることもあるのではないでしょうか。ここでは最後に「人を好きになれない」を克服する方法を紹介していきます。「人を好きになれない」を克服することができれば、結婚にも大きく近づきます。これなら始められそうということからぜひ試してみてくださいね。

自分を見つめ直し、価値観を知る

「人を好きになれない」ことで悩んでしまっているときは、まず自分を見つめ直すことが大切です。必要であれば、幼少期、思春期などの過去の出来事や家庭環境などを振り返り、自分の価値観や思考のクセを改めて理解していきましょう。自分のことを本当の意味で理解できていないと、婚活で相手に自分のことを伝えることもできません。まずは、誰よりもあなた自身があなたの理解者になれるように、自分のことを見つめ直していきましょう。自分を見つめ直して、価値観を理解できれば、その価値観に合う異性を探していくという婚活の軸ができます。

自分の感情を素直に表現する

恋愛や婚活において、自分の本当の気持ちを相手に伝えられないことで悩んでいる方は多いです。この壁を乗り越えられないと、長い結婚生活もずっと我慢をして、ストレスを抱えていくことになってしまいます。特に自己肯定感が低いことが原因で「人を好きになれない」方は、まず自分の感情を素直に表現することに慣れていく必要があります。まずは、自分の感情を外に出すことに慣れていくことで、自分の感情の動きも見えやすくなっていくのです。自分の感情を素直に表現することができれば、自分への理解も深まり、相手もあなたへの理解がしやすくなって、いい関係性を築きやすくなります。うまく自分を表現できるようになれば、婚活中だけでなく、夫婦、家族になってからもよいパートナーシップを築いていけるようになるのです。

相手のいいところを見つけるようにする

減点方式で相手のことを見てしまうと、なかなか人を好きになることができません。「人を好きになれない」を克服するためには、相手のいいところを見つけるようにしていくことが大切です。婚活で出会った相手に対してすぐに「あり」「なし」と決めつけるのではなく、まず相手のいいところを見つけようと意識していきましょう。相手のいいところを見ようとすると、好きになれる可能性が高まります。嫌なところを探す、嫌なところばかりを見るのではなく「じゃあこの方のいいところってなんだろう」と考えて、相手と接するようにしてみてくださいね。

自分を好きになる

自分を好きになることは、なかなか難しいです。特に自己肯定感が低い方にとっては、高い目標のように感じられてしまうこともあるでしょう。いきなり自分を好きになることは難しいので、少しずつ自分を好きになる練習をしていくことが大切です。朝起きたら「今日も起きてえらいな」と自分を褒めたり、仕事が終わったら「仕事してお金を稼いでいるなんて頑張りすぎ」と自分を労ったり。日々の中で自分を褒める、労う機会を増やしていきましょう。そうすることで、少しずつ自己肯定感が高まっていきます。また、自分の本音を外に出す練習を重ねていくことも大切です。自分の本音を外に出す、その本音を自分自身が受け止め、理解する。そうやって自己受容ができるようになると、自分を好きになることができていき、人のことを好きになる、人の好意を受け止められるようにもなっていきます。

イノセントで「人を好きになれない」を克服しよう!

婚活している多くの人が悩む「人を好きになれない」問題。悩んでいるのは、あなただけではありません。「人を好きになれない」ことで悩んでいるときは、まず自分自身についての理解を深めていくことが大切です。家庭環境や過去のトラウマなど、一度ゆっくり振り返ることで「人を好きになれない」原因が見つかることも。誰よりもあなた自身があなたの理解者になって、自分を受け止めてあげてくださいね。自分を理解することで「人を好きになれない」を克服していきましょう。自分を受け止め、理解することができるようになれば、人を好きになる、相手の「好き」を受け止めることもできるようになっていくでしょう。