恋愛

「好きだけど付き合いたくない」と言われたら?大人の恋愛の特徴と言われたときの対処法

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2025.01.09 公開
好きだから付き合う。そんなシンプルな考え方が、大人になるとできなくなってくることもありますよね。実際に、好きなのに付き合うか迷ってしまったことがある方、「好きだけど付き合いたくない」と言われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、「好きだけど付き合いたくない」と言われたときの対処法、大人の恋愛の特徴について解説していきます。大人になったからこそ、生じてしまいやすい問題について、理解を深めていきましょう。
この記事を読んでわかること
「好きだけど付き合いたくない」というパターンは大人の恋愛で意外と多いです。過去や将来を考えるが故に、付き合うことに消極的になってしまうのです。「好きだけど付き合いたくない」と言われがちな人は、ハイスペで隙がない人や、尽くし過ぎてしまう優しい人などです。言われてしまった時は、なぜなのか理由や本心を探って解決策を探す方法もありますが、スパッと切り替えて別の出会いを探すのも一つの方法です。
もくじ
1. 「好きだけど付き合いたくない」ってどういうこと? 2. 【男性心理】好きだけど付き合いたくない理由は? 3. 【女性心理】好きだけど付き合いたくない理由は? 4. 「好きだけど付き合いたくない」と言われがちな人の特徴 5. 「好きだけど付き合いたくない」と言われたときの対処法 6. 「好きだけど付き合いたくない」を乗り越えて幸せな恋愛を!

「好きだけど付き合いたくない」ってどういうこと?

「好きです」と言われたのに、「付き合おう」とは言われない。「付き合いたくない」と言われてしまった。そんなことがあったら、戸惑ってしまいますよね。ここでは、まず「好きだけど付き合いたくない」とはどういうことなのかについて解説していきます。なぜそのようなことが生まれるのか、その背景について考えていきましょう。

言葉に隠された「事情」がある

「好きだけど付き合いたくない」という言葉が出たときは、言葉に隠された「事情」があります。何かしら「付き合えない理由や事情」があるのです。「好きだけど付き合いたくない」と言われたら戸惑ってしまいますし、どうしたらいいのだろうと悩んでしまうかと思いますが、まずはその言葉の裏に何が隠れているのかを明らかにしていくことが大切です。

大人の恋愛特有の過去やトラウマを抱えている

今の年齢になるまでさまざまな経験をしているのは、大人だからこそある特徴です。そのため、大人の恋愛においては過去の出来事やトラウマが障壁になってしまうことも。好きなのに付き合えない、付き合いたくないという場合、過去やトラウマが原因であることも多いです。

結婚を考えると「好きだけど付き合いたくない」もある

大人になり、特に結婚適齢期になってくると、結婚を見据えて相手を選ぶようになっていきます。そのため、結婚相手としてどうか、結婚できそうかと考えてしまい、好きでも付き合う決断ができないことがあるのです。

【男性心理】好きだけど付き合いたくない理由は?

続いて、男性の好きだけど付き合いたくない理由、男性心理について解説していきます。好きだけど付き合いたくない理由は、男女で異なる部分があります。男性だからこそ理由になりやすいのはどんな部分なのか、男性の気持ちへの理解を深めていきましょう。

深い関係になる勇気がないから

付き合うと決めてしまったら、距離が近づき、より深い関係になっていきます。そのため、深い関係になる勇気が出ないことで、付き合いたくないと思うことがあるのです。深い関係になって「嫌われたくない」「うまくいかなかったらどうしよう」などと不安になって、付き合うことに躊躇してしまう男性もいます。

恋愛をする余裕や時間がないから

 仕事や趣味で忙しく、恋愛をする余裕や時間がないことで、好きだけど付き合いたくないと思う男性もいます。付き合うとなれば、定期的に会ったり、日々連絡を取り合ったりして、関係性を維持していく必要があります。そのため「自分にそれができるのか」と考えて、自信が持てず、付き合いたくないと考えてしまうケースもあるのです。

性格が合わないと感じているから

好きな気持ちはあるものの、性格が合わないと感じていることで、付き合いたくないと考える男性もいます。合わない部分や違和感を無視できず、付き合う決断に至れないのです。性格が合わない場合は「うまくやっていけるのか」という不安から、付き合わない選択をしてしまうことも多いです。

仕事優先になるのがわかっているから

 付き合ったとしても、仕事を優先して彼女に寂しい思いをさせてしまったり、彼女に不満を持たれてしまったりすることがわかっていることで、付き合いたくないと考える男性もいます。「うまくいかなくなってしまうくらいなら」と付き合う決断自体をしないことを選んでしまうのです。

まだ現実的に結婚を考えられていないから

結婚適齢期だと、交際を始める時点で結婚を意識していることもあります。そのため、まだ現実的に結婚を考えられないことが交際を躊躇してしまう理由になることも。相手の女性に結婚願望があることがわかっていると、相手への申し訳なさもあり、付き合う決断をしないケースもあります。また、まだ遊びたい気持ちがある男性が、女性の真剣度を感じて早めに手を引くこともあります。

【女性心理】好きだけど付き合いたくない理由は?

続いて、女性の好きだけど付き合いたくない理由、女性心理について解説していきます。婚活をしている女性は、付き合う決断をすることに男性より時間がかかってしまう傾向があります。それはなぜなのでしょうか。女性心理からその理由についても探っていきましょう。

相手の経済力に不安があるから

将来の結婚や子育てのことを考えて、相手の経済力に不安を感じ、付き合いたくないと感じる女性もいます。妊娠出産、その後の子育てで女性は思うように働けなくなってしまうこともあるため、相手の経済力は重要視しやすいのです。男性に比べて、相手を探す条件として年収を大事にしている女性はとても多いです。

年齢が離れすぎているから

婚活では、年上男性から年下女性にお見合いやデートを申しこむケースが多いです。中には、10歳以上年上の男性からアプローチを受けることも。年上の男性を好きになったとしても、結婚するとなると、ひとりの時間が長くなってしまうのではないか、子育てと介護、両親の介護と夫の介護が重なってしまうのではないかなど、現実的な問題や問題が多く、付き合うことを躊躇してしまいやすいのです。

結婚が想像できないから

好きな気持ちはあり、一緒にこれからもいたい気持ちもあるものの、結婚が想像できないことで、付き合う決断ができない女性もいます。話し合いで決めていくことではありますが、結婚によって苗字を変えたり、家族の近くや地元を離れたりする女性は多いため、そう簡単に結婚を決断できないこともあるのです。また、仕事を頑張りたい、趣味を楽しみたいという思いから結婚が想像できないケースもあります。

今の関係を壊したくないから

友達以上恋人未満のような関係や友達としての今の関係を壊したくないという思いから、付き合いたくないと思うケースもあります。特に、同じコミュニティに属していて、共通の知人、友人も多い男女だと、付き合ったことで周りの人に気まずい思いをさせてしまったり、周りの人を巻きこんでしまったりすることになるため、「簡単に付き合えない」と感じやすいです。

付き合って別れてしまうのが怖いから

付き合う決断をしなければ、ずっとほどよい関係性で幸せな時間が続いていくかもしれませんが、付き合ったら別れてしまう可能性もあります。終わりが来てしまうこともあるのです。そのため「終わりが来てしまう可能性があるのであれば、付き合わないほうがいい」と考え、付き合わない選択をする女性も少なくありません。

「好きだけど付き合いたくない」と言われがちな人の特徴

自分が「好きだけど付き合いたくない」と相手に思うケースもあれば、相手から「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまうケースもあります。ここでは、相手から「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまうケースにおいて、言われがちな人はどんな人なのか、その特徴を紹介していきます。あなたに当てはまることはあるでしょうか。「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまった方は、なぜ言われてしまったのかを探るヒントにしてみてくださいね。

尽くしすぎてしまう

相手に尽くしすぎてしまう傾向がある方は、「好きだけど付き合いたくない」と言われがちです。付き合う前の段階で尽くされすぎてしまうと「付き合ったら幸せそう」より、「付き合ったら大変そう」と思われてしまったり、対等な関係性を築けないのではないかと思われてしまったりしてしまいます。

ハイスペ・優秀すぎる

相手がハイスペックだったり、優秀すぎてしまったりすると、「自分には釣り合わないのではないか」と自信をなくしてしまいやすいです。そのため、好きだったとしても「告白するのは違う」「申し訳ない」と思ってしまい、「好きだけど付き合いたくないと言ってしまうことも。ハイスペック、優秀すぎる方は、好きな人の自信をなくさせてしまっていることがあるのです。

隙がない

隙がない方も「好きだけど付き合いたくない」と言われがちです。隙がないと「完璧すぎて自分には付き合えないかもしれない」「距離が縮まる未来が見えない」などと思われてしまい、付き合う決断に至らなくなってしまいやすいです。

優しくていい人

「人としてはとても素敵」と言われるケースもありますが、優しくていい人タイプである方も「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまいやすいです。人としては好きだったとしても、異性として好きになれず、そのことが引っかかって付き合いたいとは思えていないことがあります。

結婚願望を強く持っている

結婚願望を強く持っていて、それが付き合う前の段階から相手に伝わっている状態の場合「圧がすごい」と引かれてしまったり、「自分はそんなにまだ結婚願望がないからやめておいたほうがいいかな」と思われてしまったりすることがあります。このケースは、男性が断る場合に見られやすいです。

「好きだけど付き合いたくない」と言われたときの対処法

「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまうと、傷ついてしまったり、不安になってしまったりすることもあるでしょう。「好きだけど付き合いたくない」と言われたときはどう対処していけばいいのでしょうか。ここでは最後に、「好きだけど付き合いたくない」と言われたときの対処法について紹介していきます。好きな人に「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまって悩んでいる方は、対処法の中から「自分はこの方法にしよう」と思えるものを選んで、前に進んでみてくださいね。

質問で相手の本音を探る

「好きだけど付き合いたくない」という状況が発生した場合、そこには何かしらの理由があります。そのため、まずは質問をして相手の本音を探ることも大切です。「なぜ付き合いたくないのか」「何か不安なのか」など、たくさん質問をして相手の不安を探っていきましょう。

何事もなかったように接する

「好きだけど付き合いたくない」と言われたことで動揺してしまって関係性が崩れてしまうと、いつか付き合えるかもしれないチャンスを失ってしまうこともあります。そのため、何事もなかったように接するのも1つの手です。「好き」という気持ちを伝えられたのであれば、その事実に対して感謝の気持ちを伝え、その後は何事もなかったように接することで、相手から告白をされる場合もあります。

期間を置いて再度アタックしてみる

告白をしたものの「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまったのであれば、期間を置いて再度アタックしてみるのもありです。少し間があったことで、相手はあなたについて考え、気持ちを整理していることもあるので、再度アタックしたときにはうまくいくケースもあります。

別の出会いを探すのもあり

「好きだけど付き合いたくない」と言われたら、付き合える方法を模索するのもありですが、スパッと切り替え別の出会いを探すのもありです。特に結婚適齢期で早く結婚したい気持ちが強い方の場合は、早めに切り替えて前に進んでしまったほうが自分の叶えたい姿に早く近づけることもあります。

「好きだけど付き合いたくない」を乗り越えて幸せな恋愛を!

「好きだけど付き合いたくない」と言われてしまったり、相手に対してそう思ってしまったりすると、どう対応していけばいいのか悩んでしまいますよね。「好きだけど付き合いたくない」場合、その理由があります。まずは、その理由を考えたり、相手に聞いたりしていくことが大切です。そして、そのうえで少し時間が経ってから再トライするのか、相手に待ってもらうのか、別の出会いを探すかなど、あなたの決断を考えてみましょう。「好きだけど付き合いたくない」を乗り越えて、あなたにとっての幸せな恋愛を叶えていってくださいね。