そもそも、恋愛観とは?
そもそも恋愛観とは、何を意味するのでしょうか。恋愛観とは、恋愛に関する価値観のことです。例えば、恋愛において大切にしたいこと、恋人とはどれくらいの距離感でいたいか、お互いのことはどれくらい共有しておきたいか、恋人にはどうやってどれくらい愛情表現をするかなどが恋愛の価値観に当てはまります。
男女で違う!恋愛観の違いが出るシーン10選!
恋愛観は、男女で違いがあることが多いです。ここでは、男女で恋愛観の違いが出るシーンを10選紹介していきます。あなたが気になる異性や恋人に感じた価値観の違いと一致するものはあるでしょうか。今は一致するものがなかったとしても、今後こういった価値観の違いが見つかるかもしれないため、しっかり確認しておきましょう。
連絡の頻度の男女の恋愛観の違い
- 男性:LINEでのこまめなやりとりより電話で済ませたい・電話が苦手
- 女性:こまめにLINEでやりとりしたい・電話も定期的にして声を聞きたい
普段のやりとりについては、男性が苦手意識を感じているケースが多いです。「LINEでいちいち送るより電話してしまったほうが楽」と考えていたり、電話は苦手であまりしたくないと思っていたりする方もいます。一方女性は、関係構築中や交際中はこまめにやりとりをしてコミュニケーションをとりたいと考えていることが多く、お互いが理想とする連絡頻度が合わず揉めてしまうことがあります。
愛情表現の方法の男女の恋愛観の違い
- 男性:行動やスキンシップで愛情表現をする
- 女性:言葉にして愛情表現してほしい
愛情表現においても、男女では価値観が違うことが多いです。男性は、行動やスキンシップで愛情表現をしようとする傾向がありますが、女性はしっかり言葉で愛情表現をしてほしいと考えている傾向があります。この違いは、ラブランゲージ(愛の言語)の違いともいえますが、お互いの愛の伝え方が異なっていて、それを認識できていないと、愛を伝えているのに伝わらない、受け取ってもらえないという問題が発生してしまいやすいです。
デートプランに対する男女の恋愛観の違い
- 男性:そのときの気分で進めたい
- 女性:しっかり計画を立てていいデートにしたい
男性は、好きな女性と一緒に時間を過ごすこと自体で満足したり、幸せを感じたりする傾向があります。そのため、あまりガチガチにデートプランを決めず、家でゆっくり一緒に過ごすだけでもいいと考えやすいです。一方、女性はしっかり計画を立ててデートっぽいデートをしたいと考えていることが多いです。そのため、あまりデートプランの計画に乗り気でなかったり、おうちデートが多かったりすると「私のこと、好きじゃないのかな」「カップルっぽくなくなってきてしまって不安」などと、心配になってしまうことがあります。
記念日に対する男女の恋愛観の違い
- 男性:そんなに気にしない・あまり祝わなくてもいい
- 女性:忘れたくない・大切な日としてしっかりお祝いしたい
付き合った日や2人にとっての思い出の日などの記念日は、カップルによって捉え方が異なります。毎月お祝いしたり、言葉をかけ合ったりするカップルもいれば、記念日は何もしない、何も言い合わないというカップルも。傾向として、男性はあまり記念日に関心がなく、女性はしっかりお祝いしたいと考えているというところがあります。記念日を大事にしたい女性は、記念日に関心がなく忘れている男性に対して「思い出が大事じゃないんだ」「私に関心がないんだ」などと思ってしまうこともあります。
けんかの解決方法に関する男女の恋愛観の違い
- 男性:問題を解決したい・話し合いたくない
- 女性:気持ちに寄り添ってほしい
カップルとして過ごしていると、揉めて不穏な空気になってしまったり、けんかをしてしまったりすることもあるでしょう。けんかの解決方法にも、男女の価値観の違いがあります。けんかをすると、男性は起きた問題を解決したいと原因追求や改善策の考案に焦点を当てることがあります。一方、女性は抱えているもやもやした感情に寄り添ってほしい、向き合ってほしいと思っていることもあるため「そういうことじゃない」となってしまうことがあるのです。また、しっかりお互いの感情を共有し合って話し合いがしたい女性に対して、向き合うのが面倒くさい、話し合いしたくないと逃げようとしてしまう男性もいます。
将来の話題に対する男女の恋愛観の違い
- 男性:未来の話としてやんわりイメージで理想を語る
- 女性:現実的に捉えて具体的に話す
結婚や同棲について、子どもについて、子育てについてなど、将来の話題が出ると男性はやんわりイメージで理想を語ることが多いです。一方、女性は現実的に捉えて具体的に将来の話題について話すため「本気で考えているの?」と男性に対して疑問を持ってしまいやすいです。男性は、将来の話をいろいろとしていたとしても、現実的には考えておらず理想だけを語っていることもあるため、現実的に考えて動こうとしている女性とズレが生じてしまいやすいのです。
恋愛の優先順位に対する男女の恋愛観の違い
- 男性:恋人がいたとしても友達との時間も大事
- 女性:友達との時間より恋人との時間が優先
男性は、恋人がいたとしても友達と過ごす時間も大事にしていて、友達のために時間を使うこともありますが、女性は比較的恋人優先になりやすい傾向があります。恋人ができると、何よりも恋人優先と考えやすいため、友達との時間を多くとろうとする彼氏に対して「私って必要?」とネガティブ思考になってしまうこともあるのです。
嫉妬の表現方法に関する男女の恋愛観の違い
- 男性:行動で嫉妬を表現する
- 女性:感情的に言葉で嫉妬を表現する
男性は、嫉妬をしたときに言葉にして彼女に伝えるのではなく、行動で表現しやすいです。プライドもあり、素直に言葉にできないことで、行動でしか表せないということもあります。女性は、感情的に言葉で嫉妬を表現することが多く、女性の影を見つけて詮索したり、男性を責めたり、不安をぶつけたりしやすいです。
友人との付き合い方に関する男女の恋愛観の違い
- 男性:女性の友人ともそれなりに交流する
- 女性:彼氏以外の男性とはあまり関わらない
男性の中には、彼女以外の女友達とも仲良くしたり、遊んだりと交流を持っている人も結構います。一方、女性は恋人ができると彼氏以外の男性とはあまり関わらないようにする人が多く、この価値観の違いで揉めてしまうカップルは少なくありません。自分以外の女性と関わる彼氏に対して嫉妬したり、不安になったりして、彼氏に不満を持つことで揉めてしまうケースが特に多いです。
別れたときの男女の恋愛観の違い
- 男性:大切な思い出として胸にしまう(名前をつけて新規保存)
- 女性:スパッと切り替えて次に進む(上書き保存)
別れたとき、引きずりやすいのは男性が多いです。男性は、別れた恋人についてあまり悪く言わず、思い出として大切にしまっておく傾向があります。一方、女性はスパッと切り替えて次に進むケースが多く、別れた恋人に対しては過去の人として悪口を言うことも。この男女の違いをメールやファイルの保存方法に例えて、男性は元カノ1人ずつ名前をつけて新規保存、女性は上書き保存と言うことがあります。
男女の恋愛観の違いを乗り越える方法
男女の恋愛観の違いは、どんなカップルでも少なからず感じることがあるはずです。そのため、恋愛観の違いがあることに対してそんなに不安になることはありません。恋愛観の違いがあることを前提に、どうやって歩み寄りをしていくかを考えることが大切なのです。ここでは最後に、男女の恋愛観の違いを乗り越える方法を紹介していきます。あなたと恋人に合った恋愛観の違いの乗り越え方を見つけてみてくださいね。
相手の価値観や考えを理解する
男女の恋愛観の違いを乗り越えるためには、まず相手の価値観や考えを理解することが大切です。違う人間なので、価値観の違いがあるのはあたりまえ。違いに悲しむのではなく、相手の価値観や考えに耳を傾けるようにしていきましょう。まずは、歩み寄る方法を考える前に、お互いの価値観や考えをしっかり共有し合い、理解し合うことが大切です。
気持ちを言葉で伝える
お互いの価値観や考えを共有することができたら、そのうえで「自分はどうしたいのか」という自分の気持ち、意見を言葉で伝えるようにしていきましょう。価値観の共有と気持ちを伝えることはまた別です。「私の価値観はこうで、こうしたいと思っているけどどうかな?」など、価値観を伝えたうえで自分の気持ち、意見を伝えてみてくださいね。
相手に求めすぎない
自分の価値観、気持ち、意見を伝えようとすると「わかってほしい」という気持ちから相手に求めすぎてしまうことがあります。大事なのは、相手の気持ち、考えをコントロールしようとしないことです。相手には相手の考え、意見があるので、自分の気持ち、意見を伝えることを大切にして、相手の判断、意見にしっかり耳を傾けていきましょう。
愛情を言葉で表現する
価値観の違いがわかると「私のこと嫌いになるかな」「この先やっていけるかな」「価値観が合わないならうまくいかないかも」など、相手との将来が不安になってしまいやすいです。価値観の違いがあったとしても、相手を好きな気持ちがなくなる、消えるわけではないでしょう。相手のことが好きな気持ちがあるのであれば、価値観の違いについて話し合うときも「あなたのことはとても好き、この先もずっと一緒にいたいから話し合おう」と、愛情を言葉で表現することを大切にしてみてくださいね。不安になりやすいからこそ、相手に意見を伝えるとき、話し合いをするときは手を繋いだり、肩が触れ合う距離で話したりなど、スキンシップをしながら進めるのもおすすめです。
感謝の気持ちを忘れない
お互いのことがどれだけ好きでも、カップルとして長い時間を過ごしていたとしても、お互い他人であり、育ってきた環境も人生も全然違います。そのため、お互いの価値観は違っていてあたりまえと思っておくことが大切です。そして、それぞれのこれまでの人生、価値観を尊重することもとても大切です。お互いの個性や価値観を尊重し、感謝の気持ちを持って、違う人間である2人が手と手を取り合って一緒にいることを忘れないようにしていきましょう。
恋愛観の違いは乗り越えられる!焦らず時間をかけて関係を深めて
付き合おうと思っている好きな人や恋人と恋愛観、価値観の違いがあると「この人でいいのかな」と不安になってしまいますよね。ただ、恋愛観、価値観の違いは、乗り越えられます。恋愛観、価値観の違いを乗り越えられる関係性、歩み寄れる関係性を作っておくことで、この先の長い人生を一緒に生きていくイメージも持ちやすくなるのです。違いがあっても、話し合いや歩み寄りで妥協点や解決策を見つけられる2人は、結婚してもうまくやっていくことができるでしょう。恋愛観、価値観の違いがあっても焦らず、一緒に乗り越えられる関係性をゆっくり築いていってくださいね。