そもそもケチとはどんな人?
そもそもケチとはどんな人のことを指すのでしょうか。ケチと節約は、似ているようで違います。ケチは、本来必要な出費をも削ろうとし、お金を使おうとしないことです。自分だけでなく、他人に対しても使おうと思わない傾向があります。節約は、必要な出費は払うけども、その他の無駄な出費を減らし、目的を持って貯金をしていくことです。目的があるかどうか、必要な出費は払うかどうかが、ケチと節約の違いになっています。
女性はなぜケチな男性を嫌う?
女性は、ケチな男性を嫌う傾向があります。それは、なぜなのでしょうか。女性は、スマートに支払いを済ませてくれるような男性に、キュンとしやすいです。そのため、デートの会計時に1円単位の割り勘を求められたりすると、引いてしまうことがあります。また、女性は現実的に将来を考えていることが多いため、結婚や妊娠出産に備え、自分が大変な時に支えてくれる、守ってくれる男性かどうかをチェックしがちです。そのため、ケチな男性だと、結婚後もお金を出し惜しみされてしまったり、きちんと自分を守ってくれなかったりするかもしれない……と考えてしまいます。また、ケチな男性と結婚したら、お金を管理され、不自由になってしまうかもしれない……とネガティブなイメージを持ってしまいやすいです。
なぜこんなにケチなの?ケチな男性の心理とは?
ここからは、ケチな男性の心理に迫っていきます。男性に対して「なんでこんなにケチなのだろう……」と思っても、関係性ができていないうちはなかなか聞けないですよね。ケチな男性と言っても、ケチである原因は、それぞれに違います。あなたの気になる男性や彼氏はどんな心理を抱いていそうか、想像しながら進めていきましょう。
自分のためだけにお金を使いたい
自分にも他人にもお金を使わないケチの男性もいれば、自分のためには使う男性もいます。このタイプの男性は、稼いだお金を全て自分のものとし、自分のためだけに使いたい、人のためには使いたくないと考えがちです。人にはお金を使わないけれど、自分の趣味や娯楽への出費には甘いのが特徴になっています。このタイプの男性は、本物のケチと言えるでしょう。
本当にお金がなくて出せない
ケチな男性の中には、お金を出さないのではなく「出せない」男性もいます。収入が低い、急な出費があったなどの理由で、本当にお金がなく、ケチになってしまっているのです。このタイプの男性は、本来お金があれば、ケチな男性ではない可能性もあります。デートの支払い時やお金の話をする際などの男性の言動、価値観に注目することで、本当のケチかどうかを判断するようにしてみてください。
あえて出さずに女性の気持ちを測っている
お金で相手の気持ちを測る。これは、婚活やマッチングアプリでの出会いで多く見られるケースです。お金に飛びついて自分を選ぶような女性ではなく、お金で気持ちを測らない女性を選びたい。そう考え、あえて女性にお金を出さない選択をします。この行動が、ケチさに繋がっていくのです。男性だけでなく、女性も、男性が使ってくれたお金で気持ちを測るケースがあります。お金で相手の気持ちを測る行為は、本心を見えづらくしてしまい、すれ違いや悪い印象を生んでしまうこともあるため、男女ともに注意が必要です。
本命以外にはお金を払いたくない
本命以外にはお金を払いたくないという考えから、ケチになっている男性もいます。このタイプの男性は、本命彼女にはしっかり奢ることもあり、感情が見えやすいです。「この人にお金を出したいか、出したくないか」という基準で、女性を見ているところもあるのでしょう。このタイプの男性が、自分とのデートではお金を使わないとなると、脈がない、本命ではないと考えられます。
本当にケチな男性の特徴とは?
ケチといっても、それぞれが持つお金への価値観やケチの度合いは違いますね。ここでは、さまざまな価値観や度合いがある中でも、ケチな男性だと考えられやすい特徴をご紹介していきます。あなたの気になる男性、彼氏に当てはまるものはあるでしょうか。これまであなたが感じた違和感や嫌だったポイントを振り返りながら、確認してみてください。
デート代は必ず割り勘
デート代は必ず割り勘な上、1円単位で請求してくる男性は、ケチと言えるでしょう。昔に比べ、デート代は割り勘が普通!というカップルも増えてきています。そのため、割り勘であること自体に大きな問題はありません。ただ、誕生日や記念日、お祝いなども含めた、すべてのデート代が必ず割り勘で、絶対に1円単位で請求されるとなると、ケチと言わざるを得ないでしょう。また、大切な日のデートでも目の前でクーポンを使うような男性は、ケチであり、配慮に欠けているとも考えられます。
デートでもコスパ重視でいつも安い店を選ぶ
デートでも常にコスパ重視で、いつも安い店を選ぶ男性は、ケチの可能性が高いです。カップルの価値観として「デートはコスパ重視にしよう!」と決めているなら、話は別になります。そういった決まり事がない中で、いつもコスパ重視となると「私とのデートにお金かけたくないのだな」と思ってしまいますよね。特に、初デートから男性がコスパ重視だと、気になってしまうと思います。どんな時もコスパ重視、安さ重視な男性は、ケチだと言えるでしょう。
損得に敏感
ケチな男性は「これだと○円おトクだね」と損得に敏感な傾向があります。なるべく得するように、損しないようにと動くのは悪いことではありませんが、敏感すぎると女性は引いてしまいます。あなたの気になる男性、彼氏が普段から損得を気にしているようであれば、ケチな部分があると言えるでしょう。安くなること、無料になることは、一般的にテンションが上がりやすいことでもあります。ただ、その敏感さの度合いがあまりにも高い場合は、少し注意が必要です。
交通費・交際費を出したがらない
交通費や交際費は、1回の出費は大きくないものの、重なると大きな出費になっていきます。それを気にして、交通費や交際費を出したがらない男性は、ケチだと考えられるでしょう。例えば、なかなかに遠い距離の移動であるのに徒歩や自転車で行こうとする男性は、少しの交通費も惜しいと考えている可能性があります。その感覚だと、あなたとのデートや旅行の交通費も惜しいと感じ、身体的にハードなプランになってしまことも。また、交際費がかかることで、友人と会わなくなり、自分から交友関係を狭めてしまうこともあります。
身だしなみやファッションに無頓着
他人だけでなく、自分に対してもお金を使いたくないケチな男性は、身だしなみやファッションにも無頓着なことがあります。極力お金をかけないで生活しているため、生活できればOKで、おしゃれには興味がなくなってしまうのです。このタイプの男性だと、あなたが買い物をしたり、ファッションを楽しんだりしている姿を見て「無駄使いしている」と認識することも。男性にファッションを褒めてもらうどころか、小言を言われてしまう可能性もあります。
ケチな男性との結婚はアリ?苦労するポイントは?
あなたの気になる男性、彼氏との今後を考えた先に、結婚が浮かぶこともありますよね。ただ、相手のケチな部分に嫌悪感を感じている状態で、結婚していのかと不安になってしまうこともあるでしょう。ここでは、ケチな男性との結婚はアリかどうか、苦労するポイントはどんなところなのかを解説していきます。結婚したら苦労するかもしれないポイントを把握した上で、しっかり自分の考えを整理してみましょう。
生活費の節約を迫られる
ケチな男性と結婚した場合、生活費の節約を迫られるかもしれません。なるべくお金を使わないようにと言われ、本当に僅かな生活費しか使えない……ということも。ケチな男性にとっては、これまでと変わらない日常が続くだけかもしれませんが、男性に合わせる方は、ストレスを溜めてしまうでしょう。生活費の節約が行き過ぎてしまうと、経済的DVに繋がってしまうこともあります。ケチな男性と結婚した場合、生活費の節約を迫られる可能性があることは、頭に入れておくと良いでしょう。
結婚後も割り勘が続く
結婚前、1円単位で割り勘をしていた男性が、結婚後に急に変化することはなかなかないでしょう。そうなると、結婚後も割り勘の生活が続いていくことになります。妊娠出産で、思うように仕事ができなくなってからも割り勘が続けば、生活に困窮してしまう可能性も。ケチな部分がある男性とは、結婚後も割り勘が続く、または男性の価値観で家計管理が始まってしまうことがあるので、注意しておいてください。
欲しいものが買いづらい
自分にも他人にもお金を使わないタイプの男性と結婚した場合、欲しいものが買いづらくなってしまうことがあります。欲しいものを買ったら小言を言われたり、怒られてしまったりすることも考えられるでしょう。そうなると、男性に隠れて、こそこそ物を買ったりするようになってしまうかもしれません。そんな生活が長く続けば、どうしてもストレスが溜まってしまうでしょう。ケチな男性との結婚によって生まれた不自由さは、あなたのストレスの温床になってしまうかもしれません。
外食ができない
外食は、楽しく幸せな時間ですが、ケチな男性からしたら無駄使いと捉えられてしまいます。外食なんて……という価値観を押し付けられてしまったら、気軽に行けなくなってしまいますよね。また、外食での豪華な食事を一緒に楽しむことができないという寂しさを感じることもあるのではないでしょうか。いつのまにか、カフェやファミレスも、夢のまた夢になってしまうかもしれません。そして、結婚して子どもができた際に「外食は悪」というイメージを、子どもが持ってしまう可能性もあります。そうなると、子どもがケチな男性と同じような価値観を持って育っていってしまうことも。子どもが自分の味方になったら、より自分本位な金銭感覚をあなたに押し付けてくることも考えられるでしょう。
専業主婦に厳しい
ケチな男性は、自分が稼いだお金は全て自分のものと考えていることが多いです。そのため「働かざる者食うべからず」と考える人が多く、専業主婦に厳しい傾向があります。出産後や子育て中など、働けない期間になると、男性の当たりがキツくなり、必要な生活費を捻出してくれないケースも。その結果、家庭内での居心地が悪く感じてしまったり、産後すぐに働きに出なければいけなくなってしまったりする可能性もあります。ケチな男性と結婚する場合、専業主婦になる前にある程度貯蓄をしておくことや、共働きでやっていく覚悟を持っておくことも大切です。
ケチな男性との上手な付き合い方
男性のケチな部分に悩んでいるものの、好きな気持ちはあり、関係は続けていきたいと考えている。その場合は、どのように付き合っていけば良いのでしょうか。ここでは、ケチな男性との上手な付き合い方について解説していきます。ケチな男性との付き合いでも、上手く工夫すれば、楽しく関係を続けていけることもあります。ただ、無理はし過ぎないようにすることが大切です。相手に合わせて上手くやっていくだけではなく、自分の意思も時に伝えるようにすることを意識してみてくださいね。
なるべくお金のかからないお付き合いをする
ケチな男性との付き合いでは、なるべくお金のかからないお付き合いをすることが大切です。デート内容を質素なものにしたり、移動は徒歩や自転車にしたりして、削れるところを削っていきましょう。ただ、その状態が続くことで、あなたがストレスを溜めてしまうこともあると思います。そういった時には、きちんと自分の意見を伝えるようにしてみてくださいね。徐々に「お金をかけない付き合いも楽しもう!」というマインドに変化できれば、ケチな男性との付き合いも楽しんでやっていけるでしょう。
前もってデートの金額を明確にしておく
予想以上のお金がかかること、急に出費があることに対して、嫌悪感を抱くケチな男性は多いです。そのため、デートやお互いへのプレゼント予算などを、前もって明確にしておくと、問題が起こりにくくなります。男性に予算の希望を聞いて、早めにすり合わせをする。そして、お互いが納得できていれば、特にぶつかることなく過ごしていくこともできるのではないでしょうか。
それでもモヤモヤするなら別れる選択も
いろいろ工夫してやってみたものの、男性がケチであることへのモヤモヤが消えない。その場合は、別れる選択を取るのも1つの手です。価値観の違いは、話し合って解決できることもあれば、解決できないこともあります。解決したように見えて、片方の価値観に無理して寄せていただけということもあるのです。無理してお互いの価値観を受け入れようと頑張るより、それぞれがより自分に合う価値観の人を見つければすんなりと関係を構築できることもあります。この先幸せになれるかを考えた結果、別れを考えるのは何も悪いことはありませんよ。
ケチな男性との結婚には注意が必要!
ケチな男性にモヤモヤを抱えたまま結婚すると、後悔してしまう可能性があります。なので、お付き合いの段階からケチな男性の心理を理解して上手く付き合う方法を試していきましょう。それでも男性のケチな行動にモヤモヤが晴れない場合は、別れる選択も必要かもしれません。お互いの価値観が違うことを受け入れるのは大切ですが、受け入れようとしてどちらかが壊れてしまっては、素も子もないです。まずはあなた自身を、あなたの価値観を大事に。そして、幸せになるためにはどうしたら良いのか、じっくり考えてみてくださいね。