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デート代は割り勘にするべき?女性からの割り勘提案の方法や男性の本音を解説

ライター
くるみ編集部
監修者
結婚相談所イノセント 代表 坂田
2023.09.18 公開
男性が奢るのが普通だった時代から変化し、最近はデート代を割り勘するカップルが増えていますね。ただ、割り勘が絶対というわけではありません。特に、婚活やマッチングアプリで出会ったカップルのデート代にはさまざまな考え方があり「どちらかが払う」か「割り勘」にするのかは、よくTwitterなどのSNS議論になっています。そのため、個人の考え方によって判断することが多いです。また、男女によっても意見が違うこともあります。そこで今回は、デート代は割り勘にするべきなのか、女性からの割り勘の提案方法や男性の本音について解説していきます。自分は割り勘についてどう思うか、デート相手や恋人とはどうしていきたいか、考えていきましょう!
この記事を読んでわかること
デート代を割り勘にするべきかどうかは、あなたがどう考えるか、カップルとしてどう考えるかで判断していく必要があります。最近は、割り勘も嫌じゃないという女性も増えてきました。男性に割り勘を提案しても良いの?と悩むこともあると思いますが、その提案は2回くらいにしておきましょう。男性の本音として、割り勘を申し出る女性の気持ちが嬉しく、そんな女性にこそご馳走したいと思うこともあります。もちろん男性には支払いをしてほしい、という女性もおられるでしょう。自分の気持ちを大切にしながら、お互いの気遣いも忘れず、前向きな関係を築いて下さいね。
もくじ
1. デート代は割り勘にするべき? 2. デート代はなぜ割り勘にした方が良い? 3. デート代の割り勘を提案する時の伝え方 4. どうしてもデート代の割り勘は許せない場合は? 5. 歳上や年収が高ければデート代は割り勘じゃなくていい? 6. デート代の割り勘はお互いの気遣いが大切!

デート代は割り勘にするべき?


まず始めに「デート代は割り勘にするべきなのか」について解説していきます。デート代は、こうしなければいけないという正解はありません。そのため、個人がどう考えるか、カップルとしてどう考えるかで判断していく必要があります。判断をするためには、まずデート代に関する自分の価値観を整理することが大切です。初めてデートする相手とのデート代の支払いはどうしたいか、付き合っている恋人とのデート代の支払いはどうしたいか、とさまざまなパターンを想像し、自分の価値観を確かめていきましょう。自分の価値観を明らかにし、その上で相手の価値観とすり合わせながら、進めていきましょう。

割り勘の意思を示すことが大切


自分の価値観として、デート代は割り勘にしたいという意思があるのなら、まず相手に意思を示すことが大切です。割り勘にしたいという思いは、しっかり相手に伝えるようにしていきましょう。提案したものの、結果的に相手の奢りになってもOKです。まずは、自分の価値観を整理し、相手に伝えることを意識してみてください。付き合っているカップルの場合は、1度デート代について話し合う機会を作ってみても良いでしょう。毎回のデートで、その都度割り勘という形ではなく「カップル財布」として、毎月同じ額をそれぞれが財布に入れ、そこからデート代を支払うカップルもいます。

年齢や年収によって異なる場合もある


割り勘への価値観は、年齢や収入によって異なる場合もあります。男性が奢るのが当たり前だった世代の人は、今でも「割り勘はありえない、男性が奢って当たり前」という価値観を持っていることもあります。また、年収が高い人は「むしろ奢られたくない」と考えていることもあるのです。割り勘へのスタンスは、その人の価値観や経験、取り巻く環境によっても変化していきます。万人に共通する価値観はないため、それぞれの相手、それぞれのカップルで割り勘への価値観を整理していくことが大切です。

若い世代ほど割り勘率が高い


若い世代には「割り勘が当たり前」という価値観が浸透してきています。そのため、若い世代ほど割り勘派が多いのです。時代の変化と共に、女性の社会進出が進み、夫婦共働きがスタンダードになってきました。付き合う前の状態でも、それぞれに仕事を持っていることがほとんどであるため、対等な立場として、割り勘にするという価値観が広まってきています。また、同棲中のカップルも、若い世代ほどすべての生活費を折半しています。生活費も折半、家事も半分ずつ担当と、より対等な状態で日々を過ごしていきたいと考えるカップルが多くなってきているのです。性別関係なく、お互いにフラットな関係でいたいと望む人が増えてきています。

デート代はなぜ割り勘にした方が良い?


デート代については「割り勘にするべき」「男性が奢るべき」など、さまざまな意見があります。ここでは、デート代は割り勘にした方が良いと考える場合の理由について、解説していきます。デート代を割り勘にすることは、対等でいるためという価値観もありますが、相手への気遣いと考える価値観もあります。デート代を割り勘にした方が良いと考える理由について、さまざまな捉え方を押さえておきましょう!

男性は割り勘OKな女性に奢りたいと思うから


男性の中には「絶対に奢りたくない、割り勘がいい」と考えている人もいれば、奢ることは特に嫌だと思わない人もいます。ただ、奢る女性は「奢られて当然」と考えている人ではなく「割り勘にしよう」というスタンスであって欲しいと考える男性は多いです。もともと奢られる気でいられる女性より、割り勘OKな女性に奢りたいというのが、男性の本音であったりします。中には、お金目的で自分に近づいてきていないかを「割り勘OKかどうか」で見極めようとする男性も。お金目的で近づいてくる女性は、自分自身を見て、好きになってくれるわけではないと感じる男性もいるため「付き合うか付き合わないか」にも大きく関わっていきます。

相手への気遣いが伝わるから


毎回、デート代をどちらかが負担しているパターンだと、デート代が負担になってしまうこともあります。よく奢ってくれる相手に対しては「負担になっていないかな?」「いつもありがたいな」と思う気持ちや感謝を伝えることが大切です。また、その思いを伝えるために、割り勘を提案してみるのも良いでしょう。割り勘を提案することで、奢ってくれている相手への気遣いが伝わるようになります。結婚相手に選ぶなら、相手への気遣いができる女性がいいですよね。デート代と言っても、1回の食事代だけなのか、1日のデート代すべてを毎回負担するのかでも金額が大きく変わりますね。「出すよ」とは言っていても、本心では金銭的に厳しいなと感じていることもあるので、少し注意が必要です。

デート代の割り勘を提案する時の伝え方


続いて、男性がいつも奢ってくれている場合に、女性から割り勘の提案する方法を解説していきます。「割り勘を提案したいな」と思っていても、上手く提案できなかったり、断られてしまったりすることもあるのではないでしょうか。男性のプライドとして「割り勘が嫌」という人もいるので、難しいケースもあります。割り勘を提案する場合は、男性の気持ちを考えつつ、なるべくスマートに行うように心がけていきましょう!

割り勘の提案は2回まで


男性の中には、割り勘にしたくないという考えの人もいるので、割り勘の提案は2回までにしておきましょう。男性が「出すよ」と言って支払ってくれたら、素直にお礼を言って財布をしまうようにしてみてください。何回も男性が「出すよ」と言っているのに、割り勘を押し付けてしまうと、それはそれで男性に不快な思いをさせてしまうこともあります。割り勘の提案をする時は、回数に注意してみてくださいね。いつも断られてしまうけど、どうしても渡したいと思う場合は、メモやお手紙をつけてこっそり置いておいたり、プレゼントに忍び込ませたりする方法もあります。断られた男性にお金を渡したいと思う場合は、男性の性格に合わせて方法を考えてみてください。

会計中レジの前でお金を出さない


割り勘を提案する時、割り勘分のお金を男性に渡す時は、レジの前でお金を出さないようにしましょう。レジの前でお金のやり取りをすること自体が嫌な人もいますし、男性として「かっこ悪い」と感じてしまう人もいます。割り勘の提案をする時は、会計前に。または、会計後に提案するようにしましょう。ざっくりと自分の分を計算しておき、パッと渡せるように準備しておくのもおすすめです。また、レジの前ではお金を出さないだけでなく、相手にかける言葉にも注意が必要なことがあります。「後で払うね」など、割り勘をほのめかす言葉を店員さんに聞かれたくないと感じる人もいるので、注意しておきましょう。

次のお店でご馳走するのもOK


必ずしも毎回のお店で割り勘にするのではなく「次は私が出しますね」と、次のお店で自分が奢る形を取るのも1つの方法です。そうすると、お金のやり取りをすることなく割り勘の形を取ることができ、お互いに気持ちよく「奢り・奢られ」をすることができます。また、次のお店に行く口実になることもあるため、スムーズにデートを進めていけるきっかけになることもあるのです。同じ割り勘でも、毎回折半にするより、お互いに奢り合うスタイルの方が、おトク感、幸せ感を感じられることもあります。デート相手や恋人と割り勘をしていく場合は、割り勘の仕方を工夫してみるのも良いでしょう。

どうしてもデート代の割り勘は許せない場合は?


恋愛において、割り勘に何にも思わない人もいれば、絶対に「割り勘は嫌」と考える人もいます。割り勘は許せない男性の心理は、プライド的に「割り勘は嫌、奢りたい」と考えるタイプの人がいます。割り勘が許せない女性の場合「男性には奢ってもらいたい、奢ってくれない男性は嫌」と考えるタイプの人がいます。デート代を割り勘することは、絶対ではなく、正解であるわけではありません。デート代の割り勘が許せないという価値観も、大切なものです。ここでは、デート代の割り勘が許せない場合の考え方、対処法について解説していきます。デート代の割り勘は許せない場合の考え方も把握した上で、自分の割り勘への価値観を整理してみてください。

割り勘の提案は絶対ではない


人それぞれ価値観は違うため、奢ってほしいという考え方があるのも、自然なことです。「奢ってくれない男性には惹かれない」という女性の気持ちも、また1つの大切な価値観と言えます。割り勘の提案は、絶対ではないので、ますは自分の価値観に従っていきましょう。ただ、男性も同じ価値観であるとは限らないので、相手の価値観も理解することが必要です。違う価値観の相手と関係を続けていきたい場合は、お互いの妥協点を探せるようにしていきましょう。割り勘ではなく3割だけ渡す、もらうなど「これなら良いかな」と思える形を、2人で探してみてくださいね。

気遣いを別の形で表そう


「彼氏には絶対奢ってほしい」と考える場合は、相手への気遣いを別の形で表すことが大切です。割り勘という形で相手への気遣いを表せない分、デートを楽しい時間にできるような工夫をしたり、相手が過ごしやすいような振る舞いをしたり、別の形で気遣いを表すようにしていきましょう!デート代を払ってもらう分、デートのプランを自分が積極的に考えるようにするのも良いですね。また、同棲しているカップルの場合は、普段の家事を自分が多めに担当するようにするのも1つの手です。割り勘にしない、相手への気遣いもないとなると、男性が不満を募らせてしまうことがあります。奢ってもらうことを当たり前にするのではなく、しっかり感謝の気持ちを伝え、相手への気遣いを忘れないようにしていきましょう。

歳上や年収が高ければデート代は割り勘じゃなくていい?


年齢が高い人ほど「男性が奢るのが当たり前」という価値観を持っている傾向があります。だからと言って、歳上の人とのデートでは割り勘じゃなくて良いかというと、そんなことはありません。また、相手の年収が高いから割り勘じゃなくて良いとは限らないのです。ここでは、歳上や年収が高い人とのデート代について、捉え方を解説していきます。さまざまな相手に対して、自分はどんなスタンスでいくのか、考えておきましょう。

年齢や年収は意識しない


基本的に、割り勘に対しては年齢や年収は意識しないようにしましょう。相手から事前に「割り勘はなし、奢りたい」と言われているのなら話は変わりますが、何も言われていないなら決めつけは良くありません。決めつけてしまうと「この人はお金目的なのかな」と思われてしまう可能性もあります。相手の年齢や年収は意識せず、気遣いを忘れないこと、自分が割り勘をしたいタイプなら、しっかりその意思を伝えることを大切にしてみてください。年齢や年収が高い人は、自分のプライドで「割り勘をしたくない」と考えていることもあるので、その場合は相手の価値観を理解した上で、様子を見ながら考えていきましょう。

自分のスタンスを決めておくこと


人それぞれに割り勘への価値観は違うため、まずは自分のスタンスを決めておくことが大切です。自分はデート代を割り勘にしたいのか、相手に奢られたいのか。割り勘にするなら、毎回きっちりではなく、ある程度が良いのかなど、自分の価値観を把握し、スタンスを決めておくようにしてみてください。自分の価値観が把握できており、スタンスが決まっていれば、相手とのやり取りもスムーズにできるようになってくるでしょう。また、お金について相手と話し合う時にも、きちんと自分の意見を伝えられるようになっていきます。

デート代の割り勘はお互いの気遣いが大切!


デート代の割り勘問題は、相手次第ではなく自分のスタンスを決めて対応していくことがおすすめです。無理なくお付き合いが続けられるように、お互いへの気遣いの気持ちを行動で表していきましょう。デート代について、毎度揉めてしまったり、どちらかに不満があったりすると、交際にも影響が出てきてしまいます。惹かれあっているのに、それが原因で上手くいかないとなると悲しいですよね。お互いに気持ちよく関係を続けていくためには、まず自分の価値観、スタンスをはっきりとさせることが大切です。そして、相手の価値観も大切に、時にすり合わせをしたり、お互いを気遣いあったりすることを意識してみてください。お互いの価値観を大切に、気を遣い合える2人は、デートを思い切り楽しみながら関係を築いていけるでしょう。
結婚相談所イノセント代表:坂田
全額奢るつもりの男性でも、どうせ奢るなら割り勘を提案してくれるような女性がいいという男性の本音はよく耳にします。もし支払いに関してモヤモヤが多いようなら、割り勘でも良いと思える男性とだけデートをすると決めてしまうのも一つの手です。