元カノと別れてから後悔することもある
女性に比べて、男性は「別れてから自分の気持ちや彼女の魅力に気づく・後悔する」ケースが多いです。別れてから「あんなに自分のことを思ってくれる女性はいない」と気づき、後悔してしまうのです。別れるときには、素直になれなかったり、かっこつけてしまったりして、すんなり別れてしまった。ただ、後に「本当の気持ちを伝えなかったこと」に後悔し、元カノを諦められなくなってしまうケースもあります。別れた後だと、元カノと連絡を取れなくなってしまっていることもあるため「なんであのときに気づかなかったのだろう、伝えられなかったのだろう」と後悔してしまいやすいのです。
【実は】男性からの復縁希望は難しい
「今からでもやり直したい」と元カノとの復縁を望んだ場合、現実的にはうまくいかないケースが多いです。男性からの復縁希望は、思っている以上に難しく、叶わないことが多いのです。では、その理由はなぜなのでしょうか。ここでは、男性からの復縁希望が難しい理由について解説していきます。復縁したいと思ったときは、まずその難しさや女性の心理を把握したうえで、どう動いていくか考えていきましょう。
理由1：男女で過去の恋愛の保存方法が違う
男女では、過去の恋愛の保存方法が違うとされています。男は、それぞれの元カノに対して「名前を付けて新規保存」し、女性は「上書き保存」するという特徴があります。そのため、男性は元カノとの思い出が綺麗なまま記憶されており、あまり悪く言いません。そして、元カノも同じように、自分との思い出を大切にしてくれていると考えます。ただ、女性は新規保存ではなく、上書き保存。過去の記憶は新しい記憶で塗り替えられていき、わりと早いタイミングで「過去」になってしまうこともあるのです。
理由2：女性は気持ちの切り替えが早い
女性は、比較的気持ちの切り替えが早いです。現実的に冷静に物事を考える傾向があるため「もう無理だな」「このままだと自分は幸せになれないな」と思うと、スパッと諦めて次に進もうとする女性が多いのです。また、過去の恋愛を上書き保存するからこそ「新しい恋愛をすれば嫌な記憶も消える」と考えやすく、新しい恋愛にも早く進もうと考えます。一方、男性は過去の恋愛を新規保存するからこそ、美しい、愛おしい思い出にずっと浸ることができてしまい、なかなか切り替えることができないのです。
理由3：女性は過去ではなく未来を見る
付き合う前の男性の言動、交際中の彼の言動から、女性は未来を想像します。「この人と付き合ったら〜だろうな」「この人と結婚したら〜生活になりそうだな」など、未来を具体的に、現実的に想像して考えるのです。女性は、基本的に過去ではなく未来を見る傾向があるため、恋人と別れたときも未来を見ていきます。過去にしがみつくのではなく「これから」を考えていくのです。過去は過去と考え、次に進んでいこうとするため、復縁を申し込まれてもあまり気乗りせず、新しい相手を選ぶことを考えていきます。
理由4：また同じことを繰り返すと考える
現実的である女性は「復縁しても、また同じことを繰り返す」と考えます。そのため、同じことになる可能性があるのなら、復縁しようとは思わないのです。また、女性は一度冷めてしまうと、なかなか気持ちが戻りません。時間をかけても、戻らないことが多いのです。特に、自分を大切にしてくれなかった相手に対しては、気持ちが冷めやすく、別れた後に愛を伝えられても「今さら、何を言っているのだろう」と思ってしまいます。復縁したいから愛の言葉をいっているだけで「また大切にされないのだろう、繰り返すだけなのだろう」と考えてしまうのです。
元カノと復縁できる可能性のある別れ方は？
男性から復縁を申し出る場合は、復縁が難しいことが多いですが、中には復縁できるケースもあります。復縁できる場合は、その可能性の有無を別れ方から判断できることも。あなたと元カノは、どんなきっかけで別れてしまったのでしょうか。別れ方によっては、復縁ができる可能性もあります。元カノとは、どんなきっかけで別れてしまったのか、そのときにはどんな言葉を交わしたのか。当時の記憶をそのまままずは思い返してみましょう。記憶を美化してしまっていないかには、注意してみてくださいね。
可能性あり：ケンカ、すれ違い
ケンカやすれ違いがきっかけで別れてしまった場合は、まだ復縁できる可能性があります。ケンカで別れている場合、お互い感情的になり、その勢いで別れてしまっていることも多いです。ケンカやすれ違いなどで、きちんと向き合わないまま別れてしまっている場合は、根本の解決ができていません。そのため、改めてきちんと向き合い、話し合いをすればお互いへの理解が進み、問題を解決して、関係をやり直せることもあるのです。
可能性あり：マンネリ
特に大きな問題があったわけではないが、マンネリ状態で別れてしまった場合も、復縁できる可能性があります。このタイプの別れ方をしたカップルは、必ずしも相性が合わない、価値観が合わないわけではなく、ただマンネリ状態を打破できていないことだけが問題になっていることもあるのです。初心にかえって、恋心を思い出せるようなデートをしてみたり、お互いに意識して愛情表現をするようにしてみたりすれば、マンネリは解消できることもあります。別れてしまった原因が、マンネリだけであり、お互いの気持ちが残っている場合は、関係を再構築できることもあるでしょう。
可能性低い：意見や価値観の違い
意見や価値観の違いで別れている場合、なかなか復縁は難しいかもしれません。復縁するために、自分の意見や価値観を変えて、相手に合わせようとするケースもありますが、無理をしてしまうとうまくいかなかったり、また同じことを繰り返してしまったりしがちです。元カノとの意見や価値観の違いは、話し合いや歩み寄りで解決できそうなものだったのでしょうか。それでは解決できないようなものだったのでしょうか。どんな違いによってうまくいかなくなってしまったのかを、まずはしっかり思い出し、分析してみてください。
可能性低い：浮気、他に好きな人ができた
自分や相手の浮気、他に好きな人ができたことで別れたり、振られたりした場合は、復縁は難しいことが多いでしょう。他の人に気持ちがうつったという事実がある以上「もう付き合えない」と判断するのは、自然な流れです。元カノが浮気をした、他に好きな人ができた場合は、もうあなたから次の人に上書き保存されてしまっているため、なかなか気持ちが戻ることは難しいです。あなたが浮気や他に好きな人ができたことで別れている場合、元カノは深い傷を負っていることが多いため、あなたへの気持ちが冷めてしまい、むしろ怒りを感じてしまっていることも。浮気をした、他に好きな人ができたという事実がある以上、本当に覚悟を決めて関係を再構築しない限りは、復縁は叶わないと考えておいてもよいでしょう。
元カノと復縁するきっかけや伝え方
続いて、元カノと復縁するきっかけや伝え方など、復縁が成功するおすすめの方法ついて解説していきます。もし、元カノとの復縁を本気で目指していくのであれば、覚悟を決めて動いていくことが大切です。時間がかかるかもしれないこと、つらい思いをするかもしれないこと、復縁が叶わないかもしれないこと、さまざまな可能性を考え、覚悟を決めておきましょう。それでも、やっぱり復縁に向けて動いていきたいと思うのであれば、少しずつ行動に移してみてくださいね。
自然に連絡を取り合える仲に戻る
別れたあと、すぐにアプローチせずに冷却期間を持ちましょう。また、元カレのLINEやSNSなどをすべてブロックしてしまう女性もいます。その場合、連絡が取れないこともあるため、その場合は他の方法を考えていきましょう。まだ、元カノと連絡を取り合える状態である場合は、自然と連絡を取り合う仲に戻れるようにしていくことが必要です。恋人としての関わり方ではなく、まずは友達のように話せる関係になることを目指していきましょう。友達として、彼女が本当につらいときに寄り添ったり、支えたりすることができれば関係性が戻ることもあるかもしれません。
共通の友人や知人に仲を取り持ってもらう
元カノと連絡が取れない場合は、共通の友人や知人に相談やアドバイスをもらいながら仲を取り持ってもらう方法もあります。ただ、友人や知人を巻き込んでしまうことに対して、元カノが嫌悪感を感じてしまう可能性も。共通の友人や知人に仲を取り持ってもらう場合は、迷惑がかかっていないか、元カノの印象を悪くしてしまっていないかに気をつけていきましょう。お互いにまだ気持ちが残っている状態で別れている場合は、人の力を借りることで向き合うことができ、復縁に繋がるケースもあります。
自分の気持ちをはっきり伝える
元カノに自分の気持ちを伝えられるタイミングがきたら、はっきりと自分の気持ちを伝えることが大切です。曖昧な表現をするのではなく、しっかり言葉にして自分の思いを伝えていきましょう。あなたにしっかり気持ちがあったとしても、曖昧な表現をしてしまうと「本当に気持ちあるの？」と元カノに思われてしまうこともあります。彼女を安心させるためにも、素直にまっすぐに思いを伝えることを意識してみてくださいね。
元カノと復縁したい人が注意するポイント
最後に、元カノと復縁したい人が注意するポイントについて解説していきます。復縁したいという気持ちからさまざまな行動をしても、逆に元カノからの印象を悪くしてしまうケースがあります。別れたあとという難しい時期だからこそ、しっかり注意点に気をつけながら関わるようにしていきましょう。
返信がないのにしつこく連絡する
元カノからメッセージの返信がないのに、しつこく送ることは控えておきましょう。返信がないということは、元カノの中で気持ちが冷めていたり、距離を置こうとしていたり、気持ちが複雑であったりする状態です。そんな状態でしつこく連絡がきたら、余計にあなたのことを嫌に感じてしまう可能性があります。返信がないときは、それが元カノの答えだと思い、受け止めるようにしていきましょう。自分の気持ちだけでなく、相手の反応を見ながら関わるようにしてみてくださいね。
過去の関係性を引きずった接し方をする
もう恋人ではないのにもかかわらず、恋人のような接し方をしたり、恋人の立場から発言をしたりしてしまうと、元カノを戸惑わせてしまう可能性があります。つらく感じることもあるかもしれませんが、もう自分は恋人ではないということを頭に入れ、友達、知人としてやり取りをするようにしていきましょう。恋人時代は完結し、友だち、知人として新たな関係構築が始まると考えておくのが大切です。
過度に優しくする
復縁したい、彼女ともう一度付き合いたいという思いから、元カノに過度に優しくし、尽くしてしまう彼氏がいます。その気持ちもわかりますが、復縁したい思いから過度に優しくしてしまうと、女性は下心を感じ、ひいてしまいやすいです。本当に優しいのではなく「復縁したいから優しくしているのだな」と感じられてしまうと、より印象が悪くなってしまうことも。相手を大切にすることは重要ですが、下心が見えるような過度な優しさ、尽くすことには注意しておきましょう。
ふたりの思い出話やラブソングで気持ちを伝える
「好きな気持ちを思い出してほしい」とふたりの思い出話やラブソングなどを使って、気持ちを伝えることはやめておきましょう。復縁したいという気持ちから、別れたあとの会話でふたりの思い出について話したり、ラブソングを歌った音源を送りつけたりしてしまう男性も、中にはいます。そうすると、女性は男性の気持ちを察して、居心地の悪さを感じたり、ひいてしまったりするのです。女性が男性の行動から気まずさやイタさを感じてしまうと、復縁は叶わないことが多いです。元カノへの言動に下心が見え透いてしまっていないか、イタい行動になってしまっていないかは、注意してみてくださいね。
脈なしなら気持ちを清算して次に進む
もし脈なしだと感じたのであれば、気持ちを精算して次に進むことも大切です。「絶対に諦めない」と行動をし続けていたとしても、元カノにとっては迷惑になってしまうこともあります。脈なしであることを感じた場合は、気持ちを清算して次に進むことも考えていきましょう。実際には、なかなかすぐには気持ちが切り替えられないこともあるため、時間がかかっても大丈夫です。悩みながら、少しずつ、元カノとの時間を過去にしていけるように進んでいきましょう。
復縁したいときは行動に移し前に進もう
結婚を考えていたほどの彼女との別れとなると、心に大きな傷を負ってしまいますよね。忘れようとしてもなかなか忘れられない、時間が経って元カノの大切さに気づくこともあると思います。元カノとの復縁を考えている場合、まず復縁は難しいことであると認識しておくことが大切です。そして、男性と女性では、過去の恋愛対する考え方が違うこともしっかり認識しておきましょう。復縁したい気持ちがあるのなら、まずは行動に移し、素直に、まっすぐに気持ちを伝えてみてください。まわりくどいことはせず、ストレートに伝えることが大切です。元カノに想いが届けば、ふたりで向き合うことができれば、復縁が叶うこともあります。ただ、行動に移したものの、脈なしであった場合は、気持ちを清算して、次に進むことも大切です。復縁したい気持ちがあるときは、素直な気持ちを軸にまずは行動に移し、前に進んでいきましょう。
